インドネシア大地震編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/21 13:54 UTC 版)
「トッキュー!!」の記事における「インドネシア大地震編」の解説
前項参照のダムレスキューで、無茶をしてまで人命救助をした兵悟は、完全に自信を失っていた。そのころ佐世保へ帰っていたユリは、テレビで兵悟の無茶で危険なレスキューの実態を知る。その番組を見ていた兵悟の母にも、もう無茶はしないでくれと伝言を頼まれる。坂崎は、潜水士を引退。そして、東京に帰ったユリに、悪夢から覚めた兵悟が抱きつく。 兵悟がユリに本音を話し、トッキューを辞めると決意したその時、トッキュー基地から電話があり、緊急で呼び出された。すると、インドネシアで一晩に10万人近くの人々が亡くなるという大地震が発生したというニュースが流れ、トッキュー基地はそのことで急ぎ回っていた。そして、海上保安庁からも国際緊急援助隊として、真田、嶋本、高嶺、神林の4人の派遣がきまった。現地に着くと、ミムラさんと嶋本の出会いが実現した。そして、ジャカルタの空の下、トッキューをやめると言った兵悟に真田は自身の過去を話し出す。その後テレビの取材で兵悟がユリを一生大切にしますと、プロポーズしたが断られた。 伊藤有(いとう ゆう) 海上保安大学校同期。真田の最初のバディであり、五十嵐恵子の婚約者であった。当時とっつきづらい真田に、気軽に話しかける程、明るい性格だった。黒岩はその当時、特修科で保大にいた。伊藤はデッドラインを超え、殉職した。その際の爆発の衝撃で、真田の瞼の片目が二重になった。そのことを聞いた兵悟は、アグスという少年を助けたが、津波に巻き込まれ、行方不明になってしまう。しかし、ユリが現地を訪れ、兵悟を発見。無事生還した。帰国後、トッキューを辞めさせられた兵悟は、3年目になる潜水研修教官としての人生を送っていた。石井、佐藤、安堂のバカ3人組は、特修科で保大に。大口は特殊救難隊第四隊隊長。大羽は第四隊副隊長に昇進。嶋本は第五管区関西空港海上保安航空基地機動救難班の班長に。星野は嶋本に呼ばれ同班員に。櫻井は第七管区福岡航空基地機動救難班に。一ノ宮は第八管区美保航空基地機動救難班に。押尾は呉海上保安部巡視船「みさと」潜水班班長として、南条は保大訓練科に、真田はパプアニューギニアへの海外派遣から帰国と、皆それぞれの生活を送っていた。 そして、真田が話をしてくれたらしく、兵悟はトッキューへ復活することになった。
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