アメリカ編での登場人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 17:18 UTC 版)
「なんと孫六」の記事における「アメリカ編での登場人物」の解説
ジョン・ハワード アリゾナ・カウボーイズの監督。かつてはメジャー屈指の好捕手として鳴らし「ビック・ジョン」の異名で呼ばれており、10年前に引退していたが、カウボーイズに入団した孫六の「孫六ボール」を受けられる捕手がチームに自分以外いないという事情と、自身をカムバックさせようとした孫六の挑発に乗る形で、プレーイングマネージャーとして急遽現役復帰した。背番号は60。 性格は典型的な「南部の保安官」といった人物で、カウボーイハットを愛用している。また何かにつけてすぐ愛用のライフル銃を撃つ癖があり、自宅の近所に銀行強盗が押し入った際や、孫六がチームメイトと大げんかを演じた際などにはライフル銃をぶっ放していた。孫六の入団会見時には孫六の背番号の逆6を、孫六の常識はずれな性格や行動から「リバース6」ではなく「クレージー6」と呼ぶと決めた。 現在もキャッチングや守備の技術や強肩は健在だが、やはり現役を引退してからの10年間のブランクは大きく、打撃や走塁や体力の面では年相応の衰えを見せている。体力面の衰えの影響は特に高く、守備では体力の限界からミットがブレるなどし捕球し損ねたり、孫六の球を受け続けた事によって疲労が出てそれが蓄積することで、投球制限が出たりしてしまう。WSでは自身の好判断によるプレーで、トリプルプレイにしたのを見たチームメイトからは、「後10年やれる」「バリバリ現役」と絶賛された。 ブライアン・ジョンストン カウボーイズのエース投手。モデルはランディ・ジョンソン。孫六の先発復帰後はカウボーイズの二枚看板としてチームを支える。背番号は51 孫六もジョンストンには一目置いており、自ら及びハワードの体力的限界から降板を申し出た際にはリリーフにジョンストンを指名し後を託したこともある。 ジャッキー・アンダーソン カウボーイズの1番打者でポジションはレフト。背番号は24。 ダニー小柴 野球浪人時代編から引き続き登場。メジャーリーグ編からは甲斐の専属エージェント(代理人)となり、渡米後は常に甲斐に帯同している。カウボーイズ入り後もベンチ内へ帯同しており、甲斐の通訳も務めている。 甲斐のエージェントになったのは、前述のロサンゼルス・ブルースターズに甲斐を売る画策が失敗し失業したから。来日前に離婚しており、その際に家も土地も別れた女房にくれてやったらしく、アメリカでの生活の全てを捨て、日本で一旗上げるつもりだったらしい。甲斐のカウボーイズ入り前は、メジャー球団との契約を取らない限り自身に収入が一切ない為、甲斐を売り込む為に各地を奔走した。WBT編では自らエージェント会社を立ち上げており、ボストン・ブルーソックスに投球が復活したらという条件で年俸10億と言うオファーを甲斐に持ちかける。
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