アニメーション3部作『GODZILLA』のモスラ
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「モスラ (架空の怪獣)」の記事における「アニメーション3部作『GODZILLA』のモスラ」の解説
アニメ第3章『星を喰う者』、および前日譚である小説『GODZILLA 怪獣黙示録』と『GODZILLA プロジェクト・メカゴジラ』に登場。 南米のアマゾン奥地に生息する人類に比較的友好的な怪獣で、テレパシー能力を持つ先住民族「モスラの民」に遥か昔から神として崇められる存在。金色の鱗粉は、ばら撒くことでゴジラの熱線をも反射する最強の盾となり、さらに「非対称性透過シールド」に干渉することでゴジラ本体にも影響を与える効果を秘めているほか、傷を癒す効果や強力な虫除け効果がある。生成する糸はシルクのような質感で、熱への耐性を持つ。また、本来はバトラとつがいの怪獣であり、2体ならゴジラにも対抗できる力になり得るとされる。 地球外惑星移民計画が発動して数か月が経過した2048年7月31日、地球連合軍の残存勢力が結集するブエナベントゥラを襲撃したゴジラの前に出現。自身も攻撃の余波で負傷しながらも鱗粉による防御で熱線を跳ね返し、ゴジラを退却に追い込む。しかし一体だけではゴジラを倒すことが叶わないため、モスラの民や彼らと共生する道を選んだ人々のグループ「怪獣共生派(コスモス)」の提案で、残された卵は連合軍の「オペレーション・クレードル」によって日本に移送されることになり、傷ついた成虫は8月15日に陽動部隊と合同でゴジラを迎え撃つも敗北する。 2万年後の地球では、自身のDNAを受け継いだ人型種族「フツア族」から神として信仰されている。本編の数千年前にも卵から孵った個体がゴジラに戦いを挑んだが敗れ、力尽きた遺骸は富士山エリアへ墜落して地中に突っ込み、その場に径100〜120メートル、深さ約100メートルの陥没孔と横穴を穿つ。この横穴がフツアの村の原型になっており、モスラの体は朽ち果て、体に入っていた卵のみがそこに残されてフツア居住区の最奥に位置する神殿に安置されている。卵の中には精神行動を行える程度には成熟した幼虫が存在しているが、羽化までにはまだ300年ほどかかる状態である。ギドラ降臨の折、ハルオがメトフィエスのテレパシーで精神世界に閉じ込められた際には、マイナとマーティンが卵の中の精神エネルギーでテレパシーを増幅して救援を行っており、精神世界に成虫が飛来するヴィジョンとして現れる。
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