as follows
「as follows」とは、以下のように・次のとおりということを意味する表現。
「as follows」の基本的な意味
「as follows」は「以下のように」「次のとおり」という意味のフレーズである。文章の後に置かれ、後に続く要約や詳細な説明を提供するために使用されるケースが多い。前に置かれた文章(主節)の主語が複数形の場合でも、形は変化しない。そのため、「as follows」でひとつの慣用句のようなものと考えることもできるが、厳密にはこの「follow」は「impersonal verb(非人称動詞)」といわれるものである。古英語や中英語でよく見られる動詞であり、常に三人称単数の形を取るという特徴を持っている。「as follows」の語源
「as follows」というフレーズは、古代ラテン語から派生した言葉である「sequitur」に由来する。「sequitur」とは、「続く」「続ける」という意味を持つ動詞である。ラテン語の文法においては、文の主語が同じ場合には動詞を省略することが可能であり、この省略された動詞のことを「sequitur」と呼ぶ。「as follows」は、このラテン語の省略された動詞「sequitur」の直訳と考えることができる。つまり「前文と同じ主語で続く内容を以下に示す」という意味である。これが転じて、「以下のように」という意味のフレーズとして使われるようになったと考えられている。「as follows」の発音・読み方
「as follows」は「əz fάloʊz(アズフォロウズ)」と発音する。最初の音節は「as」で、「ə」は軽く短めに発音する。「z」は子音のみであるため、日本語の「ズ」のように母音を入れないように注意する必要がある。次の音節は「fά」という音で、ここに強勢が置かれる。口の中で舌が後ろに引かれた状態で発音する。また、日本語の「フォ」とは異なり、少し唇を閉じた状態で息を出すのがポイントである。最後の音節は「loʊz」という音で、「l」は軽く舌を弾く感覚で発音する。「oʊ」は、口の中が広く開いた状態で音を出す。そして子音の「z」で終わる。「as follows」と「as following」の違い
「as follows」と「as following」は似た表現であるが、ややニュアンスが異なるため注意が必要である。「as follows」は、先に述べた内容に続けて、それらを「詳しく説明する」場合に使われる。例えば、文章に詳しいデータを添えるような場合などである。一方「as following」は、ある内容に続いて、それに「関連する別の内容や情報」を提示する際に多く用いられる表現である。「as follows」を含む英熟語・英語表現
「as follows」を含む英熟語や英語表現には、以下のようなものがある。「instructions as follows(手順は以下のとおりである)」は、指示書や説明書の中でよく使われるフレーズである。他にも「the schedule is as follows(スケジュールは以下の通りである)」、「the rules are as follows(規則は以下の通りである)」といった表現がある。「Is as follows」とは
「Is as follows」は「以下の通り」という意味のフレーズである。文章やリストの後ろに続けて使用され、その内容を簡潔にまとめたり、列挙した項目を説明したりする際に使われる。会議の議事録や報告書など、フォーマルな場で使われることの多い表現である。
「as follows」の使い方・例文
「as follows」は会議の資料などでリストの列挙をする際にも便利な表現である。例えば「以下の項目を確認して欲しい」という文を作りたい場合、「以下」の部分に「as follows」を用いることができる。「As follows」を使うことで、リストの列挙が始まることが明確に示され、読者はリストの内容を追跡しやすくなるのである。例のように、コロンを用いて箇条書きする方法が一般的である。例:Please check the following items as follows:
・ Item 1
・ Item 2
・ Item 3
また、実際の文章で「as follows」を用いる場合は、以下の例文のような使い方ができる。
「The rules are as follows: no running in the hallways, no eating in the classrooms, and no cell phone use during class.」(ルールは以下の通りである: 廊下での走り回りは禁止、教室内での飲食は禁止、そして授業中の携帯電話使用は禁止である。)
「The recommended daily intake of nutrients is as follows: 50 grams of protein, 30 grams of fiber, and 2000 calories.」(推奨される栄養素の1日の摂取量は以下の通りである: タンパク質50グラム、食物繊維30グラム、カロリー2000である。)
「The schedule for the conference is as follows: registration begins at 8 am, the keynote speaker begins at 9 am, and breakout sessions start at 10 am.」(会議のスケジュールは以下の通りである: 受付は午前8時から開始し、基調講演は午前9時に始まり、ブレイクアウトセッションは午前10時に開始される。)
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