アスペクト・レシオとは? わかりやすく解説

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アスペクト‐レシオ【aspect ratio】

読み方:あすぺくとれしお

アスペクト比


アスペクト比(アスペクトレシオ) 【aspect ratio】

テレビジョン放送画像の横と縦の長さ比率をいい、NTSCPALなどのテレビジョン方式は、4:3比率になっているHDTVハイビジョンに関して16:9横長画面とすることが国際規格として決まっている。

なお、映画に関してシネマスコープ、ビスタビジョンサイズ等数種類比率のものがある。

註:比率を表す際に、横・縦のどちらを先にするかは統一されていない

【参】付図−9

アスペクト比(アスペクトレシオ) 【aspect ratio】

テレビジョン放送画像の横と縦の長さ比率をいい、NTSCPALなどのテレビジョン方式は、4:3比率になっているHDTVハイビジョンに関して16:9横長画面とすることが国際規格として決まっている。

なお、映画に関してシネマスコープ、ビスタビジョンサイズ等数種類比率のものがある。

註:比率を表す際に、横・縦のどちらを先にするかは統一されていない

【参】付図−9

アスペクト比

読み方アスペクトひ
別名:アスペクトレシオ
【英】aspect ratio

アスペクト比とは、ある対象物について、X、Y、Z軸のうちの2つの軸における長さの比のことである。

一般的には横縦比を表すことが多い。テレビ画面形状を表す場合などにアスペクト比がよく使われる

例えば、NTSC方式テレビ画面は、横4に対して縦3の長さであり、アスペクト比は4対3表現される。その他、ハイビジョン放送対応のHDTV16対9、SXGAモニターが5対4などとなっている。

また、半導体プロセスのコンタクトホールやビアホールなどにおいてはホール直径対す深さの比をアスペクト比と呼ぶ。

なお、LSI性能高めるために微細化が進むに連れ、アスペクト比は大きくなる傾向にある。

テレビのほかの用語一覧
テレビの技術:  アスペクト比  インターレース  インターキャリア方式  DRC  FRC  F型コネクター  ハイデフ

アスペクトレシオ

英語 aspect ratio

面、立体空間などの方向局面比例縦横比車体各部寸法検討に使う形態表現用語。航空機設計では翼型縦横比機体縦横比評価検討などに使われている。

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

アスペクト比

(アスペクト・レシオ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/16 09:07 UTC 版)

アスペクト比(アスペクトひ、 英語: aspect ratio)は、矩形における長と短辺の比率

タイヤのような3次元形状の中の2次元平面(トーラス面)、あるいはロッド長さ直径のようなものにも適用される。使用される代表的な物は、映像(静止画動画)、航空機の形状、微細加工における穴径と深さなどである。例えば矩形のときは"長辺の割合:短辺の割合"で表される。

応用例

画面アスペクト比
画面の幅と高さの数値比率。
ピクセルアスペクト比
画素の幅と高さの数値比率。
従来型のテレビ(SDTV)
画面は4:3(1.33:1)。パーソナルコンピュータ画面解像度の比率で、640×4801024×768がこの条件を満たす例である。
ハイビジョン(HDTV)
画面は16:9(1.78:1)。主にフルハイビジョンテレビもしくはフルハイデフィニションテレビの画面解像度での1920×1080が16:9の条件を満たす。
映画
スクリーンは、1.33(あるいは1.37):1(スタンダード)、1.85:1(ビスタ)、2.35:1(シネマスコープ)など。映画映像のアスペクト比を参照。
額縁放送レターボックス
媒体の画面アスペクト比とコンテンツの画面アスペクト比が異なるときに起こる。
コンピュータのディスプレイ
現代のコンピュータのワイド液晶の多くは16:10(8:5)。画面解像度の例としては、1440×900(WXGA+)、1680×1050(WSXGA+)、1920×1200(WUXGA)など。フルハイビジョンテレビもしくはフルハイデフィニションテレビの画面解像度の1920×1080を完全に表示するには1920×1200(WUXGA)が必要。
紙の寸法
A版・B版は1.414:1(√2:1、白銀比)。新書版は1.618:1(黄金比)。
写真のアスペクト比
16:9。ハイビジョンテレビの画面に同じ。パノラマ写真の一種。アドバンストフォトシステムの規格(APS-H)。一部のデジタルカメラでも使われる。
3:2。35ミリフィルムのほとんどを占める規格。デジタル一眼レフカメラでも使われる。
4:3。一般的なテレビ画面(NTSC)やコンピュータのディスプレイに同じ。コンパクトデジタルカメラなどで主流。
広告の寸法
タイヤコード
タイヤのサイズ
卓球
ラケットの粒高ラバーの粒の(高さ÷直径)の割合。1.1以上だと反則になる。
アスペクト比 (航空工学)
鳥や航空機の翼の形状を示す。翼#形状関係翼平面形も参照。
光学レンズ非点収差
光学における収差の分類の一つで、結像部分のボケ方の縦横比。en:Astigmatismに詳しい。
建築のアスペクト比(塔状比)
建物の高さ方向と幅方向の長さの比率。高層建築に三角形だったり半円だった場合、矩形に換算して計算するのが普通。(塔状比=高さ/幅) 塔状建物のように、アスペクト比が大きいと、風荷重を受けた時、1方向からの転倒モーメントが大きくなり、そのような場合は建物の脚部に発生する引抜き力に対しての考慮が必要となる。

脚注

関連項目



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