アカウオ

デジタル大辞泉

あか‐うお〔‐うを〕【赤魚】

読み方：あかうお

１ アコウダイの別名。

２ フサカサゴ科の海水魚。東北地方以北に分布。全長約50センチ。味噌漬けや粕漬けにしたものが「あこうだい」の名で売られている。

３ ハゼ科の魚。河口にすむ。全長約15センチ。体は細長く、赤色。食用としない。

４ アカムツ・ウグイ・カサゴ・ヒメジなどの別名。

難読語辞典

赤魚

読み方：アカウオ（ａｋａｕｏ），　アコウ（ａｋｏｕ）

カサゴ目の海魚

デジタルお魚図鑑

アカハタ

学名：Epinephelus fasciatus 英名：Banded reef-cod 地方名：アカサコ、アカイオ、アカウオ　 脊椎動物門−硬骨魚綱−スズキ目−ハタ科 ※出典：長崎県水産部ホームページ 特徴 南日本の岩礁域やサンゴ礁域で見られるハタの中では最も普通なものである。単独で岩礁域にすみ、小魚や底生動物を食べる。　背びれのとげの部分の縁辺は黒い。名前のとおり体は赤いが、背景が白っぽい所では体も白くなる。ハタ類の中ではまずいといわれているものの煮付けにするとおいしくなる。イシダイ釣りの外道の魚として釣れることが多い。 分布：南日本、インド、太平洋域 大きさ：30cm 漁法：　 食べ方：煮付け

アコウダイ

学名：Sebastes matsubarae 英名：Matsubara`s red rock fish 地方名：アカウオ、メヌケ　 脊椎動物門−硬骨魚綱−カサゴ目−フサカサゴ科 ※出典：長崎県水産部ホームページ 著作権：尼岡　邦夫 特徴 メヌケの仲間であるが、眼窩の下縁の前と後の２本の上向きのトゲがあることで他の種と区別できる。全身が鮮やかな赤色で鰓ぶたの上部に暗色の斑紋がある。水深５００〜７００ｍにすみ、エビ類、魚類、イカ類などを食べる。卵胎生で１２〜４月にやや浅いところで仔魚を産む。冬〜春が脂肪がのり、味がよい。肉は白身でやわらかく味は淡泊である。 分布：本州〜中国 大きさ：70cm 漁法：船釣り、延縄 食べ方：塩焼き、煮付け、照り焼き

アラスカメヌケ

学名：Sebastes alutus 英名：Pacific ocean perch 地方名：アカウオ　 脊椎動物門−硬骨魚綱−カサゴ目−フサカサゴ科 ※出典：長崎県水産部ホームページ 著作権：尼岡　邦夫 特徴 下あごは上あごより前に突出し、下あごの下端に大きいこぶがある。体は暗赤色で鰓ぶたの上体の背面に暗色斑がある。日本近海では少ないが、ベーリング海では多量に漁獲される。一般に「アカウオ」の商品名で流通しているのは、フサカサゴ科の本種のほかタイセイヨウアカウオ、オキアカウオなどがある。 分布：アリューシャン列島、ベーリング海〜カリフォルニア沿岸 大きさ：50cm 漁法：底曳き（そこびき）網 食べ方：切り身、粕漬け

動物名辞典

赤魚

読み方：アカウオ（ａｋａｕｏ）

フサカサゴ科の海水魚

学名 Sebastes alutus

季語・季題辞典

赤魚

読み方：アカウオ（ａｋａｕｏ）

ウグイの別称

季節 春

分類 動物

ウィキペディア

アカウオ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/03/20 06:20 UTC 版)

アカウオ

• アカウオ - 魚の分類群の一つで、スズキ目・ハゼ科・ワラスボ亜科に分類される魚（Ctenotrypauchen microcephalus）の標準和名。ハゼを参照。
• 赤魚（あかうお） - 魚の分類群の一つで、スズキ目・メバル科・メバル属に分類される魚のうち、体が赤く、大型になるものの総称。
  • 赤魚（あかうお） - アコウダイやタイセイヨウアカウオ、アラスカメヌケ（いずれもスズキ目メバル科）の市場での通称。