アイスとは? わかりやすく解説

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アイス

分類:月・惑星探査


名称:アイス(ICE)
小分類:彗星小惑星探査
開発機関・会社:アメリカ航空宇宙局(NASA)
運用機関会社:アメリカ航空宇宙局(NASA)
打ち上げ年月日:1978年8月12日
運用停止年月日:1997年5月5日
打ち上げ国名:アメリカ
打ち上げロケット:デルタ2914
打ち上げ場所:ケープカナベラル空軍基地

ICE(アイス)は、元々は国際太陽地球エクスプローラー(探求者の意味)3号、略称ISEE-3として打ち上げられました。ISEE-3は、太陽地球引力釣り合うラグランジュ点(L1)を巡る軌道上で、太陽からのプラズマ放射線観測しました1981年になってNASAは、ISEE-3残りロケット推進剤を使って軌道変えれば、ジャコビニ・ジンナー彗星接近させることができること気づきました。こうして、ISEE-3ICE(国際彗星エクスプローラー)と名を変え地球と月の間を何度も巡りながら速度調節して1983年12月に、ジャコビニ・ジンナー彗星向かって飛び出して行きました2年近く飛行の後、彗星に約8,000kmまで近づいたICEは、彗星近く太陽風流れを変える様子や、彗星から延びる尾を観測しました

1.どんな形をして、どんな性能持っているの?
幅1.7m、高さ1.6mの16角柱側面から長さ49mのアンテナ4本と3mブームを展張します。打ち上げ時の重量は478kgです。

2.どんな目的使用されたの?
地球と月中間のラグランジュ点(L1)を巡る秤動軌道において太陽風太陽電波観測。後にジャコビニ・ジンナー彗星の尾観測しました

3.宇宙でどんなことをし、今はうなっているの?
彗星の尾直接観測一酸化炭素イオン確認プラズマ密度増加観測しており、現在も運用続けてます。

4.打ち上げ飛行順序はどうなっているの?
1978年11月20日L1を巡る秤動軌道到着1982年6月10日彗星に向かうための軌道修正開始しました1983年に4回の月フライバイにより地球影響圏を脱出1985年9月11日ジャコビニ・ジンナー彗星に7,862kmまで接近しました。

アイス飛行シーケンス
アイス飛行シーケンス





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