アイオニア聖皇国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/20 07:38 UTC 版)
「幻想水滸伝 紡がれし百年の時」の記事における「アイオニア聖皇国」の解説
300年前(聖皇暦元年)にテラスファルマ迎撃を名目に建国された国家で、代々聖皇レネフェリアスが治めており当代は13世。首都は皇都タクシスで、中枢の宮殿は森羅宮(しんらきゅう)と呼ばれる。聖皇国を支える家柄として宰相を務めるルガム家、聖皇直属の近衛部隊である光葉騎士団長を務めるザフィール家、弓の名家として知られるリウイス家、名門貴族のランツェス家などが存在する。 軍隊は「枝団」と呼ばれる4つの部隊に分かれており、総帥のダムディンが率いる第1枝団は水上の移動要塞であるトルギアの浮城を管理する。クイネリア・リウイス率いる第2枝団はアクテリスを本拠とし、首都南西部の防衛を担う。ディロム・ランツェス率いる第3枝団は北部を担当、第4枝団は東部を担当するが、部隊の詳細は不明。 内政においては、宰相を務めるルガムの指揮下に官僚集団「岩の根」があり、この集団を支える諜報・謀略集団として「地蟲」という集団が存在している。 テラスファルマ迎撃のためなら手段を選ばず、その独善的ともいえる姿勢は周辺地域からは忌み嫌われている。元々はテラスファルマと結界の事実を周知して結束を訴えていたが、周辺地域の独立を機にその事実を隠蔽。古い知識の記された書物を回収しており、そのための強硬手段で村が滅びるなどの事件もおきている。 前述のとおり人々をテラスファルマという脅威から守ることを存在意義として建国されたが、徐々にその姿勢はテラスファルマを名目として世界の秩序を守ることへに固執するようになる。真の時代樹の活性化によってテラスファルマが消滅するようになるとテラスファルマを養殖し、そのテラスファルマを自ら放って討伐する自作自演で秩序維持を図るようになる。 テラスファルマの養殖は各時代を通じて叡智の館と呼ばれる研究施設で行われているが、聖皇国内でも限られた人物しかその事実を知らされていない。聖皇暦280年ごろには施設から逃げ出したテラスファルマが近隣のマルティリオンを襲撃する事件が発生しているが、時期外れのテラスファルマの襲来により機密漏洩を恐れた聖皇国によって、テラスファルマもろともマルティリオンを焼き払って隠蔽が図られた。
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レネフェリアス13世 声 - 杉田智和 現在のアイオニア聖皇国聖皇。慈悲深いと民から慕われており、テラスファルマと戦った主人公らを皇宮へ招いて早急に対策を講じた。300年前世界に結界を張るとともに、聖都にある最初の時代樹と結界を見守るために、自らの体を不老に作り変えている。当代「13世」となっているのは、不死であることを悟られないようにするためである。 マキア・ザフィール 声 - 沢城みゆき アイオニア聖皇直属の近衛部隊・光葉騎士団長。主人公と同じ蒼閃流剣術の達人で、蒼閃流を作ったマクシモス・ザフィールの子孫。 ルガト・ルガム 声 - 大塚周夫 アイオニア聖皇国の宰相で、行政部門を総括する聖皇国の頭脳。研究部門の責任者も兼ねる。 ダムディン 声 - 田尻浩章 アイオニア聖皇国軍の総帥で、第1枝団長。スケイルホード。 クイネリア・リウイス 声 - 牛田裕子 アイオニア聖皇国軍第2枝団長。名家リウイス家の出身で弓の名手、かつ冷静な判断力と行動力から指揮官としても優秀。 ディロム・ランツェス 声 - 木島隆一 アイオニア聖皇国軍第3枝団長。名門貴族の家柄で用兵に長けるが、貴族気質で庶民を見下しており人望は薄い。 ネオス 声 - 赤羽根健治 ルガトと行動を共にしている男で、仮面を着けている。 バザルト・ルガム 声 - 宮坂俊蔵 200年前、レネフェリアス4世政権下の宰相。
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