よろい

デジタル大辞泉

よろい〔よろひ〕【^▽具】

読み方：よろい

［接尾］助数詞。家具・調度などで、いくつかの部分から成り立っているようなものを数えるのに用いる。

「衣箱一—」〈落窪・三〉

「屏風一—」〈義経記・五〉

よろい〔よろひ〕【^×鎧／^▽甲】

読み方：よろい

《動詞「よろ（鎧）う」の連用形から》

１ 着用して身体を被護する武具。被護部分により、頸甲(くびよろい)・肩甲・胸甲・膝甲(ひざよろい)などという。

２ 胴から大腿部(だいたいぶ)にかけて被護する武具の総称。短甲(たんこう)・挂甲(けいこう)・大鎧(おおよろい)・腹巻き・胴丸・腹当ての類。

３ 特に、大鎧のこと。

４ 「鎧形(よろいがた)」の略。

日本語活用形辞書

鎧い

読み方：よろい

ワ行五段活用の動詞「鎧う」の連用形、あるいは連用形が名詞化したもの。

終止形

鎧う  » 「鎧う」の意味を調べる

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防府歴史用語辞典

鎧 （よろい）

体を守る防具のことです。防具全部を言う場合もありますが、胴を守るものだけを言う場合もあります。腹巻［はらまき］も鎧の一種です。

関連項目

防府の文化財「浅黄糸威褄取鎧兜付」
防府の文化財「色々威腹巻兜、大袖、喉輪付」
防府の文化財「浅黄糸威鎧」
防府の文化財「紫韋威鎧」

人形辞典

よろい〔鎧〕

甲冑の総称。
五月飾りには主として具足と大鎧とがある。

隠語大辞典

鎧

読み方：よろい

1. 利益。清水　闇屋仲間。
2. 利益。（よろくの訛か）〔闇屋〕
3. 利益。鎧は衣服の上に重ね着するところより。〔闇〕
4. 利益。鎧は衣服の上に重ね着するところより。

分類 闇屋仲間、闇／商人、香具師

鎧

読み方：よろい

1. 陰嚢（カクシ）アル衣類－〔京浜地方沖人夫用語〕。〔第二類　人物風俗〕

分類 沖人夫／京浜地方

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JMnedict

万井

姓	読み方
万井	よろい

甲

姓	読み方
甲	よろい

ウィキペディア小見出し辞書

よろい

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2020/09/02 14:17 UTC 版)

「はにいいんざすかい」の記事における「よろい」の解説

みえずのよろい（初期装備） 文字通り見えないよろい。 さかきのよろい ダメージを半分に抑えてくれる。 やたのよろい ダメージを4分の1にまで減らしてくれる。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

よろい

出典:『Wiktionary』 (2021/08/15 08:16 UTC 版)

語源

古典日本語 「よろひ」 < 動詞「よろふ」の連用形

発音

東京式アクセント

よ↗ろい

京阪式アクセント

↗よろい

名詞

よろい【鎧・冑・甲】

1. 胴体を保護するための武具。

関連語

• よろいあみ
• よろいいた
• よろいたちうお

漢字辞典

甲

甲	画数：5 学習年：中学校で習う漢字 音読み：コウ、 カン、 カ 訓読み：よろい、 つめ、 きのえ ピンイン：jia3 ハングル：갑 対応する英語：armor, high (voice), A grade, first class, former, instep, carapace

鉀

鉀	画数：13 音読み：コウ、 キョウ、 ゴウ 訓読み：よろい、 かりゅうむ、 かりうむ ピンイン：jia3 対応する英語：Potassium (element), kalium

鎧

鎧	画数：18 学習年：人名に使える漢字 音読み：ガイ、 カイ 訓読み：よろい、 よろう ピンイン：kai3 ハングル：개 対応する英語：put on armor, arm oneself

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「よろい」の例文・使い方・用例・文例

• よろい一式
• よろいにすっかり身を固めている
• よろい戸を開ける
• すべての窓のよろい戸が閉まっていた
• 窓は壊されてよろいどははずれてななめに下がっていました。
• よろいかぶとを着た.
• よろいを着けた, 装甲の.
• 矢が彼のよろいをかすめて通った.
• 男性が鎧(よろい)をつけた騎士であるという古い観念.
• 雨戸[よろい戸]を閉める[開ける].
• よろいひと揃い[一領].
• 木の枝が風でよろい戸に当たりガタガタ音を立てた.
• よろい竜
• 白く輝くよろいを着けた
• 窓のよろい戸を開いた
• よろい窓のついたドア
• （15−16世紀）頭部用のよろい
• 編んだ金属の輪でできた柔軟なよろい
• 馬の頭を保護するための中世の板金よろい
• 胴用のよろいの一部