め以子の幼馴染み
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 14:32 UTC 版)
「ごちそうさん (2013年のテレビドラマ)」の記事における「め以子の幼馴染み」の解説
泉 源太(いずみ げんた) 演 - 和田正人(幼少期:屋島昂太) め以子の小学校時代の同級生。愛称は「源ちゃん」。小学校時代はいたずら好きで、力ずくでめ以子の食べ物を奪おうとしたり、悪巧みに巻き込んだりするが、その反面、祖母のトラが病気になって元気をなくしため以子を心配し相談に乗ったり、いちごを探すめ以子に協力するなど仲間意識は強い。 その後、家庭の事情で大阪へ移住。奉公先の天満天神市場の肉屋「牛樂商店」で働く中、西門家に嫁いだめ以子と再会。大阪の食文化に馴染もうとするめ以子に天満市場の人々を紹介するなど協力する。 「天満商店街のやんちゃ坊主」と言われ市場では有名人。関東大震災で避難してきた人々を積極的に助けたり、入手困難な食材をどこかから調達してきたりと、陽気で男気のある性格で周囲から頼りにされている。小学生時に父親を亡くし母も再婚しているため家族との縁が薄く、正蔵が花街で暮らしていた時は「師匠」と呼んで父親のように慕っていた。 女好きで大勢の女性と遊び、また希子から憧れられたりと女性によくモテる。本人は太めの女性が好みと語るが、幼馴染みであるめ以子には弱いようで、め以子に頼まれたり彼女が窮地になった時には何かと世話を焼く。その気の置けない間柄について、悠太郎から浮気と誤解されたり、嫉妬されることもあった。 昭和15年に赤紙が届き、周囲には普段通り明るく振る舞っていたが、め以子には「行きたくない」と本音を漏らす。め以子から贈られた餞別品の「いちごの形の赤茄子ご飯」を持って出征する。翌年、除隊し大阪に戻るが、戦地での過酷な体験が原因で、命有る物で作ったすべての食物を口にできなくなり衰弱し、一時は危篤に陥る。め以子の必死の呼びかけで意識が戻り、命を犠牲にしていない食材である「牛乳」を飲めるようになったのをきっかけに、次第に食事を摂れるようになり回復。その後は肉屋の仕事に復帰する。 悠太郎が満州に渡る前にめ以子の事を頼みに来た際には、源太にとってもめ以子は「たった一人の人生の相方」として大切な存在である事を告げ、ずっと見守り続けると約束する。 終戦後は、人脈の広さを生かして闇市での仕入れをしたり、焼け出された子供たちに靴磨きの仕事を斡旋する。悠太郎の帰りを待ち続けるめ以子には複雑な思いを寄せながらも支え続ける。彼女が弱音を吐いた時にはプロポーズをして断られると「惚れた弱みだからずっと(悠太郎を)待つしかない」と励ました。 昭和23年時点では相変らず「うま介」に入り浸っており、一方で引き続き肉屋の仕事に従事している。 チヨ 演 - 藤田聖理 め以子の小学校の同級生。め以子とは隣席で友人。 賢二郎 演 - 向鈴鳥 め以子の小学校の同級生。源太の友人。 太 演 - 森遥野 め以子の小学校の同級生。源太の友人。
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