びき

デジタル大辞泉

ひき【匹／^×疋】

読み方：ひき

［名］

１ 2反続きの反物を単位として表す語。大人の着物と羽織とを対で作るときなどに用いる。

２ 銭を数える単位。古くは10文、のち25文を1匹とした。

［接尾］助数詞。動物・鳥・昆虫・魚などを数えるのに用いる。上に来る語によっては「びき」「ぴき」となる。「2—の猫」

びき【匹／^×疋】

読み方：びき

［接尾］「ひき（匹）」に同じ。「三—の子猫」

びき【引き】

読み方：びき

「ひ（引）き9」に同じ。「二割—」

び‐き【美^▽姫】

読み方：びき

美しい姫。美しい女性。

び‐き【美^▽肌】

読み方：びき

美しいはだ。びはだ。

隠語大辞典

びき

1. 万引。〔掏模〕
2. 客を装い店頭で商品を窃取する盗犯手口（万引）。万引の省略。〔盗〕

分類 掏摸、盗／犯罪

ビキ

読み方：びき

1. 勝負者の中最後の番の人。

匹

読み方：びき，ぴき

1. 芸人・理髪業者の符牒にして二といふ数量を表す。布帛二反「五丈六尺」のことをぴき「匹」といふから起たものである。通り符牒を参照せよ（※巻末「通り符牒」参照）。〔符牒〕
2. 数字の二である。二引きの紋所から取ったもの。〔芸能（寄席・落語）〕
3. 二。〔理髪業・職人〕
4. 〔符牒〕数字の二である。二引きの紋所より取つたもの。
5. 二引の紋による。

分類 寄席、寄席／落語、理髪業／職人、符牒、芸能

引

読み方：びき

1. ⑴芸人仲間で二の数のこと、引き合う意から出た語。⑵花合戦の順番で最後の順に当つたもの。⑶〔犯〕万引の略語。
2. ①万引のこと。②詐欺賭博に相手客を「敷」に連れこむこと。「おびき」の略。

分類 犯罪者

引

読み方：びき

1. 詐欺賭博に相手客を「敷」に連れこむこと。及其の者をいふ。「おびき」の略か。

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Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

びき

出典:『Wiktionary』 (2021/08/13 02:34 UTC 版)

接尾辞

びき【匹, 疋】

1. 匹 (ひき) の音便変化。
   • 三匹の子豚。

同音異義語

びき

• 【美姫】美しい姫（ひめ）。
• 【美肌】美しい肌（はだ）。

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「びき」の例文・使い方・用例・文例

• きびきびした態度
• きびきびした歩調で
• 彼はベッドにもぐりこむと，たちまちいびきをかき始めた
• 粗びきのコーヒー
• その先生はとびきり厳しい
• きびきびした返事
• 父が別室でいびきをかいているのが聞こえた
• 普通びきのコーヒー
• きびきびした足どりで
• このチョコレートケーキはとびきりおいしい
• 父は大いびきをかく。
• 一呼吸置いて、鉄環は再びきつさを増した。
• たくさんお酒を飲んだ私の夫は、いびきをかいて寝ています。
• 私はいびきをかきます。
• それから、くじびきをひいた。
• 私のいびきが彼女の睡眠を邪魔する。
• 彼はとびきりの笑顔で帰国しました。
• 君のいびきがうるさくて僕は眠れない。
• 彼はすごいいびきだった。