その他の武装・アイテム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 23:48 UTC 版)
「マイティ・ソー」の記事における「その他の武装・アイテム」の解説
ストームブレイカー(Stormbreaker) ”ワカンダ”におけるサノスの群勢との戦いから使用する、新たな愛用の武器である大斧。“王の武器”・“アスガルドの歴史上最強の武器”と称される。 ドワーフのエイトリが型を用意し、ニダベリアの心臓のエネルギーで素材のウルを溶かして作り上げ、グルートが自分の腕を柄にしたことで完成した。ソーの武器としては、かつての武器であるムジョルニアと同じように自在に空中を浮遊し、離れた場所に置かれても、念じた持ち主の手元に飛び渡る能力と、ソーの持つ雷神の力を最大限に発揮させる能力に加え、ビフレストを発生させる能力を備えている。さらに大斧としても、一振りでサノスの強靭な身体すらも切断できるほどの物理的な攻撃力まで有している。しかしムジョルニアと異なり、高潔な魂の持ち主にしか扱うことができないという訳ではなく、2014年からタイムトラベルしてきたサノスの群勢との最終決戦では、ソーやスティーブだけでなく、サノスも一時奪い取ってソーの胴体にその刃を突き立てようとした。 また、ソーが2023年時に父の最期を看取ったトンスベルグに築いた“ニュー・アスガルド”で暮らしていた頃には、酒瓶の栓抜き代わりとしても利用されていた。 鎧 ソーが多くの場面で身に纏っている鎧で、アスガルドの銅と鋼・革で作られた胸当てと屈曲性ある鎖帷子、王家を象徴する一対のディスクで留められた赤い皇太子用のマント、両前腕の籠手、膝当て、ブーツで構成される。 登場する作品ごとにそのデザインは変化しており、“ラグナロク”に関する一件の際に着ていたものは、サカールの記号で“ロード・オブ・サンダー”と綴られたグラディエーターの赤い出陣化粧がサカール人によって施されて、肩当て(左肩部)と脛当て(右脛)も装着された。 プロステーシス・アイ(Cybernetic Eye) ヘラとの戦いで失った右目の代わりとして右眼窩にはめ込む義眼。ロケットが“コントラクシア”での賭けで手に入れて所有していたもので、ニダベリアへの到着直前にロケットから譲られた。きちんと機能したが、瞳の色はオレンジ色だったため、以後ソーの両目はオッドアイとなる。 このほかにもソーは、戴冠式の際に一対の羽根飾りが付いた銀色の兜を被り、地球のグリニッジにおけるマレキスとの決戦では、“グラビメトリック・スパイク”を相手に投げつけ、ソコヴィアでの“ヒドラ”戦では鉄骨も武器として扱った。サカールでバトルロイヤルに臨んだ際には、前述の兜をイメージしたデザインの鎧兜や、”中古のメイス”、“ダグの盾”、“二刀の剣”を装備し、ハルクが武器としていたハンマーも奪い取って振るった。また、サカール脱出の際にはグランドマスターの宮殿の守衛の“ライフル銃”をロキと共に使用し、ヘラとの決戦では、オーディンが所持していたアスガルドの王位のシンボルである“グングニル”や、“死の兵士”らの長剣も2本分行使した。
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