その他の展示内容(保存車両以外)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 14:37 UTC 版)
「京都鉄道博物館」の記事における「その他の展示内容(保存車両以外)」の解説
オハフ50形客車68号車 休憩室として利用されている50系客車の緩急車。梅小路蒸気機関車館時代から扇形車庫脇に展示されている。 塗装や座席は原形のままであるが、車内に家庭用エアコンが設置され、裏側に配管と室外機が設置されている。トイレは使用不可。 151系特急形電車 クハ151形(先頭部モックアップ) 交通科学博物館から移設された実物大カットモデルのモックアップ。下記のクモハ100形と共に1962年の交通科学博物館開館時から設置。 ヘッドマークは基本的に「こだま」(文字のみ)を表示するが、「はと」(文字のみ)や「つばめ」(文字のみ)が表示されたこともある。 101系通勤形電車 クモハ100形(先頭部モックアップ) 交通科学博物館から移設された、車体構造がわかるように一部の骨組みが露出した構造の実物大モックアップで、前述の151系モックアップと背中合わせになる形で配置されている。 車内に運転機器の一部とそれに連動した制御装置、ドア開閉スイッチが設置してあり、実際に操作することができる。前面の方向幕は白地に黒文字で「大阪環状線」と表示されている。 912形ディーゼル機関車64号機 (先頭ボンネット部分のカットモデル) 東海道新幹線工事用車両の牽引と、開業後の補修車両牽引用にDD13形629号機を標準軌化改造した車両で自動連結器の他に先頭部のU字型フレームに新幹線電車と同じ密着連結器を装備している。 京都鉄道博物館では先頭ボンネット部分のカットモデルとしてEF66の隣に設置されている。 221系近郊形電車 クハ221形(先頭部モックアップ) 交通科学博物館では鉄道運転シミュレータとして使用されていた実物大モックアップ。 京都鉄道博物館への移設に際し、運転シミュレータとしての機能はすべて撤去され、マイクによる車内アナウンス体験や、車内非常ボタンの体験コーナーとして活用されている。これに伴い客室部分を増設、車掌台側の乗務員室扉は撤去され、車内片側に乗降扉・戸袋窓・座席が設置されている。方向幕の表示は基本的に前面が「臨時」、側面が「京都」となっているが、前面については2020年9月の新快速50周年イベント以降「新快速」に変わっている。 EF66形電気機関車10号機 (先頭ボンネット部分のみのカットモデル) 京都鉄道博物館開館時に追加された機材であり、車体は運転席部分のみで前面窓や屋根が一切ない構造となっている。 他にもDD51形ディーゼル機関車・DE10形ディーゼル機関車・0系新幹線の運転席部分が展示されている。 19D形コンテナ 28901番(50周年記念コンテナ) 本館2階に扉を全開にして積み荷が見える状態で展示されている。このコンテナは実際に鉄道貨物輸送で使用されていたものではなく、開館に当たって総合車両製作所で展示用として特別に製作されたものである。 大阪駅時鐘 鉄道記念物。メインスペース1階に展示されている。鐘の前に人が立つと鐘の音色が流れる仕掛けとなっている。 C11形蒸気機関車324号機 (運転台部分のみのカットモデル) 旧二条駅舎内に保存。梅小路蒸気機関車館時代より展示。元は京都府田辺町で保存されていた車両だが、運転台や動輪(京田辺駅前に保存)を残して解体された。
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