から‐て【空手/唐手】
空手
空手の歴史で現在もっとも有力な説は、中国南方の拳法、白鶴拳(はくちょうけん)が沖縄に入って、沖縄の固有の武術「手(ティー)」と融合して「唐手(からて)」として完成したというものである。当時の沖縄には流派はなく地方の技術の違いによって「那覇手」「首里手」「泊手」に分けられていたのみだという。「那覇手」は「剛柔流」へ、「首里手」「泊手」は「少林流(ショウリンリュウ)」へと継承された。しかし、明治の初め頃まで空手は門外不出の武術であり、ほとんど外部に知られることはなかった。空手が一般に公開されたのは廃藩置県、いわゆる琉球処分(1879年)以後のことである。
「空手は鍛えれば全身が武器になる武術であるが、沖縄の伝統空手は「型に始まり、型に終わる」といわれる通り、今日でも型の修練に重点がおかれている。
からて
出典:『Wiktionary』 (2021/08/13 00:27 UTC 版)
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