大谷羊太郎(おおたに・ようたろう)
本名大谷一夫。1931年(昭6)、東大阪生まれ。慶応大学文学科中退。スチールギターのギタリストを経て、「秀和プランニング」で克美しげるの芸能マネージャーになる。
1966年(昭41)、本名で応募した「四つのギター」が第12回江戸川乱歩賞候補作となる。
1968年(昭43)、「美談の報酬」として第13回江戸川乱歩賞候補作となった作品を改稿した「死を運ぶギター」を「推理界」に発表。
1969年(昭44)、「虚妄の残影」が第15回江戸川乱歩賞最終候補となり、1972年(昭47)に刊行。
1970年(昭45)、「殺意の演奏」が第16回江戸川乱歩賞受賞。
天藤真、草野唯雄との共同覆面作家、鷹見緋沙子名義で、1975年(昭50)に「死体は二度消えた」を発表。
1984年(昭59)に「小説現代」に発表した「真夜中の殺意」が1985年(昭60)に第38回日本推理作家協会賞短編部門の候補となる。同時に日本推理作家協会の「推理小説代表作選集 推理小説年鑑 1985年版」に収録される。
1987年(昭62)、「悪人は三度死ぬ」が「週刊文春」の87年「傑作ミステリーベスト10」の9位に選ばれる。
1987年(昭62)に「小説city」に発表した「死の代役演技」は日本推理作家協会の「推理小説代表作選集 推理小説年鑑 1988年版」に収録される。
1988年(昭63)に「小説現代」に発表した「死者たちの完全アリバイ」が1989年(平1)に第42回日本推理作家協会賞短編部門の候補となる。同時に日本推理作家協会の「推理小説代表作選集 推理小説年鑑 1989年版」に収録される。
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