『銀河ヒッチハイク・ガイド』に出てくる脇役
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プロステトニック・ヴォゴン・イェルツ(安:ジェルツ、Prostetnic Vogon Jeltz) ヴォゴン人。銀河系亜空間開発公団(安:銀河超空間土木建設課)所属。地球を破壊した張本人。 エキセントリカ・ガランビッツ(←『銀河…』の風見訳。安原訳と『宇宙の…』の風見訳はエクセントリカ・ギャランピッツ) エロチコン第六惑星に住む乳が3つある売春婦。作中には一度も出てこないが彼女の言動が作中の随所に引用されている。『ビッグバン(絶倫)理論:個人的見解』の著者。 エディ 「黄金の心」号のコンピューター。明るい性格だがおしゃべりが過ぎるので、船員に辟易され、疎まれている。 スラーティバートファースト マグラシアに住む宇宙人。地球を設計したメンバーの一人で、ノルウェーのフィヨルドを作って賞をもらったことがある。後の「宇宙クリケット大戦争」では土建屋を辞め、「実時間を守れキャンペーン」で身を粉にする。映画版パンフレットによると、「スラーティバートファースト」という名前は、「Slurred Barfed Farted」(ゲロゲロオナラの意)のもじり。「スラーティバートファースト」にする前は「ファーティファッカボールズ」という名前にするという案もあった。 ディープ・ソート (Deep Thought) 『この宇宙の時空で二番目にすぐれた』スーパーコンピューター。『生命、宇宙、そして万物についての究極の疑問の答え』を750万年かけて計算する。「ディープ・ソート」という名前は「ディープ・スロート」をもじった駄洒落ではあるが、それが有名なポルノ映画のものであるか、ウォーターゲート事件のものであるかは筆者は明らかにしていない。 ヨーデン・ヴランクス(安:ユーデン・ヴランクス) ザフォドの前任の大統領。 ランクウィルとフック(安、石:フーク) 超知性汎次元生命体。「ディープ・ソート」の本当の設計者。 マジクサイズとヴルームフォンデル(安:ヴルームフォンドル) 哲学者。「哲学者、賢人、先覚者、その他あらゆる思索者からなる合同組合」の代表者。ディープ・ソートが『究極の答え』を計算してしまうと職を失ってしまうのではないかと恐れ、『究極の答え』を計算することに反対していた。しかし何の因果か、後世の歴史には「ディープ・ソート」の設計者として間違ってその名を残すことになる。 ルーンクウォルとフォークフ(安:ファウク) マジクサイズとヴルームフォンドルの子孫。「ディープ・ソート」の答えを聞いた人物。 ベンジイとフランキイ(安、石:ベンジーとフランキー) 超知性汎次元生命体。ねずみに化けて地球に潜んでいた。 マッコウクジラ マグラシアの防衛システムにより発射されたミサイルの一基が「黄金の心」号の無限不可能性ドライブの緊急作動の影響で変化してしまった姿。マグラシアの上空で変化してしまったため、自我が目覚めた直後にマグラシアの大地に墜落・衝突してしまい、哀れな最期を遂げた。 ツクバネアサガオの鉢植(安:ペチュニアの鉢植) マッコウクジラと同じくマグラシアの防衛ミサイルの(以下略)変化してしまった姿。マッコウクジラが眼前に迫り来る大地と友達になろうとして哀れな最期を遂げたのに対して鉢植が最後に思ったのはたった一言「あぁ、またか」だった。この台詞も後々の大きな伏線となっている。
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