『スター誕生!』について
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「伊藤咲子」の記事における「『スター誕生!』について」の解説
『スター誕生!』では2回テレビ予選に出ており、1回目で小柳ルミ子の『漁火恋唄』を裏声で歌った。しかし、審査員の松田トシから「息が漏れてるわね」と指摘され、結局合格点の半分にも届かなかった。しかし本番終了後他の落選者と共に控室で帰り支度をしながら、歌手を諦めようと思ったところ、チーフ・プロデューサーの池田文雄から「今日は粒ぞろいだった。落ちた子みんな、今度の日曜の予選にもう一度おいで」と声をかけられた。 すると翌週、声をかけられた他の子たちは諦めたらしく誰も来ず、伊藤だけが再びテレビ予選に参加となった。2回目は地声で歌える朱里エイコの『見捨てられた子のように』を歌うと、この曲変更が功を奏してテレビ予選を通過。12人が参加した決戦大会では伊藤の歌う順番が最後で、その回の審査では1番目から4番目まで立て続けに合格したため諦めかけたが、伊藤の番でスカウトマンのプラカードが上がり号泣した。
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『スター誕生!』について
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「新沼謙治」の記事における「『スター誕生!』について」の解説
宇都宮の左官屋で働いていた19歳の頃、歌好きな親方に勧められて町内ののど自慢に出ると優勝した。すると周りから「これならおめえ、『スター誕生!』でも合格するんでねえか?」と乗せられ、実際に同番組に応募する。しかしその後は「予選会では挑戦者700人の中から1次通過の20人には残るが、テレビに出る7人には選ばれない」という状況が4度続く。5度目の挑戦で歌唱曲を五木ひろしの『哀恋記』に変えて歌ったことで、ようやく本戦出場を果たす。 後日行われた後楽園ホールのテレビ予選では、音質の良いマイクと生バンドの音で歌えたことが気持ち良くて自分の歌声に酔いしれてしまい、歌唱直後に司会の萩本から質問されてもしばらくボーッとしていたという。1975年8月24日放送の第14回決戦大会でも同曲を歌って合格した。オファーしたプロダクションは男性史上最多の17社。同時に合格したのはハワイ出身の横本メイ。ちなみにテレビ予選直後チーフ・プロデューサーの池田文雄から「(決戦大会終わるまでは)今の髪型変えちゃダメだぞ」と助言されたが、大会当日パーマをかけて現れたため池田から叱られたとのこと。 『スタ誕』では審査員の阿久悠は、新沼を「気持ちよく悲しい歌を歌える人」と評した。それが前述のキャッチフレーズ「気持ちよく悲しい男」に繋がっている。また同じく審査員の森田公一からは「出てきた瞬間、温かい人だと分かった」、都倉俊一からは「久しぶりに輝いた人が出てきた」とも評されている。
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『スター誕生!』について
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「日野美歌」の記事における「『スター誕生!』について」の解説
中学1年生の終わり頃、『スター誕生!』に応募し、予選会でペドロ&カプリシャスの『五番街のマリーへ』を歌い通過。終了後、同番組チーフ・プロデューサーの池田文雄から「この歌は歌詞が大人っぽいから、君が8回くらい恋をしてからにしよう」と助言された。このため後日開かれた、中学2年生になったばかりのテレビ予選(1976年5月9日放送)では歌唱曲を林寛子の『ほほえみ』に変えて出場。本番前、七五三以来となる化粧をスタッフにしてもらい「随分大人びた顔になったな」と思いながら本番に挑んだ。 しかし、歌唱後の審査では審査員の松田トシから「あなた、ちょっと老けて見えるのよね」と指摘されてしまった。合格ラインである250点にわずか9点足りず、彼女を含めた挑戦者全員(7人)が失格だったため、司会者の萩本欽一から「バンザーイ、無しよ!」のギャグを受けた。気落ちしながら控室に戻ると、先述の池田から「今回は残念だったけど、君は歌唱力あるからあきらめちゃダメだよ」と励まされた。 その後歌手デビューまで6年かかったが、日野は後年「もし中学生の頃に『スタ誕』で合格してそのままデビューしていたら歌手としては短命に終わったかもしれない。また、『氷雨』というヒット曲に出会うこともなかった。運命ってあるんですね」と語っている。
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