『ウルトラマンギンガ』に登場するバルキー星人(SD)
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『ウルトラマンギンガ』第1話「星の降る町」から第6話「夢を懸けた戦い」、番外編「残された仲間」及び『ウルトラマンギンガS』最終話「明日を懸けた戦い」に登場。 異形の手のモノに仕えるエージェントとして暗躍するバルキー星人。ダークスパークによって人間大にライブされ、高揚した飄々とした性格で陽気に踊ったり、英語言葉を使う。一人称は「ミー」または「俺」。闇に見入られた悪人に対し、目を光らせることで生み出すダークダミースパークをスパークドールズと共に渡し、怪獣へダークライブさせることを目的とする。バルキーリングなどの武器は使用しない。 第3話で初めてウルトラマンタロウ(SD)の前に姿を現し、自身の黒幕(異形の手のモノ)の存在を語ると同時に、放火魔の女・菅生ユウカを操ってヒカルが持つスパークドールズを狙うが、ヒカルがウルトライブしたケムール人(SD)に阻止され、撤退する。 第6話ではヘルメットに手拭姿という工事現場の作業員のような格好で美鈴たちの前に現れるも、タロウのウルトラ念力で撃退されて捕らえられそうになったところ、ティガダーク(SD)の力によって巨大化し、ウルトラマンギンガと直接対決する。ティガダーク(SD)とのタッグでギンガを追い詰めるが、ジャンナインの覚醒によって形勢が逆転し、ギンガクロスシュートを浴びて倒され、スパークドールズに戻った。 番外編ではマグマ星人(SD)の回想シーンに登場し、彼に買い出しの仕事を押し付けていた。 『ギンガS』最終話ではゼットン星人ベルメ(SD)、イカルス星人(SD)、ナックル星人グレイ(SD)と共に無数のチブロイドを率いて「ダークルギエル特戦隊」を名乗り、ヒカルたちを狙ったところをUPGやビクトリアンの面々に阻止され、敗退した。この時はバルキーリングを用いてアリサと戦い、ダークルギエルを支配者様改め「ルギエル様」と呼んでいる。 声:橋本達也 スーツアクター:力丸佳大 前期の後日談に当たる『新ウルトラマン列伝』第8話では、タロウのように会話や動作はできないが自我は残っており、自身の敗北の原因を考えるために自身を含めたギンガに送り込んだ刺客たち(サンダーダランビア、ケムール人、キングパンドン、ラゴン、ドラゴリー、ティガダーク)の過去の戦いを振り返るが、結局のところ敗因は不明のままであり、スパークドールズを拾ったヒカルに弄られつつギンガへの復讐を誓った。 『ウルトラマンギンガ 劇場スペシャル』では、冒頭で前期のあらすじを解説する役回りで登場する。 後日談に当たる『新ウルトラマン列伝』第38話では、行動を共にしていたナックル星人グレイ(SD)と共に突如現れたワームホールに吸い込まれ、『大怪獣ラッシュ』の世界へ転移する。そこで再会したイカルス星人(SD)にこの世界のことを聞き、自身もハンターになりたいと考えていた。なお、ハンターとしての自身のイメージは、同作に登場する「バルキー星人ラース」の姿そのままである。 『ギンガS』最終話の後日談にあたる『新ウルトラマン列伝』第90話では、SDの呪いから解放された後にUPGで掃除係としてこき使われていたが、イカルス星人(SD)やナックル星人グレイ(SD)と共に復讐を果たそうとUPGのコンピューターに忍び込み、エタルガーやエタルダミーの元となった怪獣・星人などを紹介する。この時、「イカルスパッド」というイカルス星人(SD)のパッド型コンピューターによって実体化したアリサの幻影に叩きのめされたり、イカルス星人(SD)から「ウルトラマンレオに似てる」と言われたりしていたが、最終的には掃除をサボっていたことがゴウキにばれて追い回される。同第100話におけるゴウキとアリサのミニコーナー「怪獣極秘ファイル」では、『新列伝』100回目の放送を祝うが、ゴウキに後片付けを押しつけられる。
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