『ウルトラマンギンガ』に登場するケムール人(SD)
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『ウルトラマンギンガ』第2話「夏の夜の夢」、第3話「双頭の火炎獣」、第5話「夢を憎むもの」に登場。 人間をバイクで追い回して怪我を負わせる事件を頻発させた追跡魔の男・矢神がダークライブする。素早い身のこなしや頭部の触角から放出する人間を異次元に送る液体など、初代と同様の能力を見せるが、股間を叩かれて大袈裟に痛がるなどコミカルな一面も目立った。 夜に美鈴の前でダークライブした矢神は逃げる美鈴を追いかけ、その場に居合わせた柿崎に液を浴びせて消す。美鈴を助けるため、駆け付けたヒカルも肉弾戦で追い詰めるが、美鈴にモップで股間を叩かれたことで巨大化し、2人を襲う。ヒカルがウルトライブしたサンダーダランビア(SD)と対決して持ち前の素早さで翻弄し、放屁のほかに液体を浴びせて消す寸前まで行くものの、ウルトラマンギンガにウルトライブされたことで失敗する。ギンガに宇宙空間へ投げ飛ばされた末、ギンガファイヤーボールを受けて倒される。その直後、消された柿崎は元に戻っている。 第3話ではスパークドールズを回収したヒカルがウルトライブする。等身大で教室の消火に当たった後、巨大化してキングパンドン(SD)と対決するが、火炎攻撃を前に終始劣勢であり、ギンガにウルトライブしたことでスパークドールズに戻る。 第5話では同様にヒカルが等身大にウルトライブし、液体を自身に浴びせてジャンキラー内部へ空間転移するという能力を披露するが、中にいた健太に近づこうとした際にコックピットを覆うバリアに触れてダメージを受け、スパークドールズに戻る。 演(矢神):黒石高大 スーツアクター:梶川賢司 ライブステージなどではたびたびウルトラ戦士と対峙していたが、テレビ番組でウルトラ戦士と戦うのは今回が初となる。 暴走魔の「追いかける」というイメージから選ばれた。 着ぐるみは『ウルトラゾーン』で新造されたものの流用。 消去液の色は『総天然色ウルトラQ』を基にしている。[要出典] 西川伸司による第3話の画コンテでは、ギンガとケムール人が高速移動で対決するという描写があったがカットされた。西川は、カットされた理由について特撮カットの配分のほか、実現性の難しさがあったものと推測している。 放送終了後のコーナー「スパークドールズ劇場」では、第2回から登場。冷静な性格で、棒読みではあるが敬語で話す。声の担当は外島孝一。『新ウルトラマン列伝』第37話の番組終盤では、巨大化してカオスロイドTを倒すことを妄想する。
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