『アルシャード』『ナイトウィザード』における位置づけ
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「スルトの剣」の記事における「『アルシャード』『ナイトウィザード』における位置づけ」の解説
『アルシャード』と『ナイトウィザード』のクロスオーバーリプレイである本リプレイだが、これは『アルシャード』の世界観であるユグドラシル宇宙と『ナイトウィザード』の背景にある主八界が同一の世界観に存在することが公式設定に組み込まれたことを示すものではない。[独自研究?] 『アルシャード』及びその後継版『アルシャードff』・『アルシャードガイアRPG』では本リプレイの内容と矛盾するものも発表されている。 シンマラは、『アルシャードガイアRPG』のサプリメント『リーフワールド』では、ユグドラシル宇宙上の世界の一つ「ノーフューチャー」での信仰対象で、ムスペルヘイムから渡ってきたアルフとされている。 『アルシャードトライデント』リプレイシリーズ第1パーティ編第2巻「爆誕! ゴッドウォリアーズ!!」によれば、ヴィオレットの真の製造理由は、大ラグナロクの正常な進行のサポートと、各世界のイデアを次の時代に運ぶレリクスシップ「アーク」の制御であり、レーヴァテインの制御ユニットとしての任務は一時的なものでしかないとされた。 『アルシャードトライデント』の一環として出されたシナリオ集『パラダイスロスト』では、スルトは真帝国内の秘密結社「天使派」のクーデターの最中に現われた「炎の巨人」の軍団を率いる戦士として現われた(アルシャードトライデント#その他の神霊的存在の「炎の巨人」の項を参照)。 『ナイトウィザード』では、本リプレイの内容を反映した設定が存在している。 『合わせ鏡の神子』では、二人の魔剣の相似性に説明をつけている。ふたりの魔剣は元々は「星の巫女」を護る7人の守護剣士の武器として兄弟のような関係にあり、それが時を経て晶と柊にそれぞれ受け継がれたということである。 その一方、本リプレイの内容と矛盾する設定も存在する。 上述の「『星の巫女』を護る7人の守護剣士」の設定は、『ナイトウィザード The 2nd Edition』のルールブック及びサプリメントでは全く触れられていない。なお菊池たけしは、二人の魔剣の相似性について、本リプレイの時点においては「今回だけの特別ルール」と発言している。 レーヴァテインは、ウィザードクラス「転生者」のアイテム「遺産」の一つで、ロキによって鋳造されたと言われる魔剣である。この剣は『月は無慈悲な夜の女王』において、「月の守護者」の転生者である蘭堂舞が有している。なお、ロキについては『ナイトウィザード』では特に設定はないが、『アルシャード』には明確な設定がある。 本リプレイのエンディングでヴィオレットは『ナイトウィザード』の舞台である第八世界に転移したことになっているが、『ナイトウィザード The 2nd Edition』ルールブック及びソースブックには公式NPCとして一切登場していない。またリプレイにおけるPC・NPCとしても登場していない。『アルシャードトライデント』リプレイシリーズ第1パーティ編のGMはシドのプレイヤーであった田中天だが、彼は第1巻「襲来! コスモマケドニア!!」のプレイヤー紹介の井上純弌の項で「あのクレイジーヴァルキリーは『ナイトウィザード』の世界に移住した」と記述している。しかし「爆誕! ゴッドウォリアーズ!!」本編にて前言を翻してヴィオレットを登場させ、同じ井上のPCであるグローリアスと会話する場面を描写している。この時井上はプレイヤーとして「ヴィオレットは『スルトの剣』で別のゲーム(=『ナイトウィザード』)の世界に旅立ったはず」と発言したが、PCとしては「一度違う世界に行ったはず」と発言しているのみで、『スルトの剣』との関係はぼかされている。 別系列のシリーズ作品同士のクロスオーバー作品ではよくあることだが、本作は一種のパラレルワールド的な扱いとなっていると考えた方が矛盾が出ないと思われる[誰によって?](ナイトウィザードの宝玉戦争に関わる話も公式設定なのはノベライズ版で、アニメ版はパラレルワールド扱い)
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