「新」より登場のキャラクター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/28 08:26 UTC 版)
「心に星の輝きを」の記事における「「新」より登場のキャラクター」の解説
橘 澪(たちばなの みお) 「新」の主人公。15歳。 故近江守の姫。本来の名は「雲の澪姫」。幼少期に自らの過ちにより起こした火事で家唯一の男子であった兄を死なせてしまい、自身も右肩に酷い痕の残る火傷を負ってしまう。火傷の痕の為に自らに婿は来ないと思い、また男子のいなくなった家を守る為、15歳の時に性別を偽って男性となり、八位の駿河目(するがのさかん)として出仕する。父の影響で馬が好きで、動物の"心"がなんとなく見える力を持っている。馬と自然に接せることから、左馬寮の馬御監である仰より、その力を見込まれて左馬少属(さまのしょうさかん)兼任の申し出を受けた。左馬寮に入ってからは、澪がそこに入るきっかけとなった事件が原因で先輩達から陰湿ないじめを受けるものの、彼らの馬の調教力は認めていて素直に教えを請おうとする度量の広さを見せる。 それからしばらくして澪の本来の素性に気付いた宵子の2人の兄達にあたる高官から父の死の真相を聞かされると同時に、「自分達が援助をするから姫に戻るように」と進言され悩むことになる。その後嵐によって破損した朱雀門の補修工事中に起った足場崩落事故に巻き込まれて重傷を負って意識不明となる。その際光輝が介抱の為人前で彼女の服をはだけさせた為に周囲に本来の性別が露見してしまい、官職を失った。意識を取り戻した後、月宮付きの女官としての話が来ている。 宵子(よいこ) 澪の祖母。男子なき橘家の主であるが、澪に対しては常に冷たく接している。昔から優秀な女性であったことから2人の兄達から妬まれ、無理矢理に橘家に嫁がされた過去がある為、実家との折り合いは非常に悪い。 中の君、三の君 澪の妹。中の君は8歳、三の君は6歳。 太郎(たろう) 澪の兄。火災事故から澪をかばって死亡した。 青(あおし) かつての近江守で澪達の父親。故人。周囲の人や馬からも慕われている傑物であったが、自ら片眼の見えない馬を選んで走らせた際の落馬事故により亡くなった。 霧(きり) 澪の乳母子。 藤原光輝(ふじわらの みつてる) 東雲と朝露の子。左近将監。 源 朝日(みなもとの あさひ) 茜と仰の長男。左衛門大尉。ハプニングから澪の本来の性別と事情を知ることになるが、母親の茜から澪のことを気にかけるよう言われていたこともあってそれを黙認した。 雨季(うき) 澪が任地で出会った子猿。澪に懐いて離れないため特例で仕事への帯同を許されている。名前の由来は鳴き声から。 月宮(つきのみや) 7歳の皇女。大のイケメン好きで、自らのワガママでイケメン限定の弓道大会を開催させる。
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