“個性”関連
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 22:17 UTC 版)
「僕のヒーローアカデミア」の記事における「“個性”関連」の解説
“個性” 先天性の超常能力。一般的な意味での「個性」という言葉との混同を避けるため、原作では超常能力としての“個性”を指す場合は「“”」で囲んだ「“個性”」と表記されている。 かつて「異能」と呼ばれてる時代にデストロの母が我が子に対して浴びせられた偏見から受ける罵詈雑言に「これはこの子の“個性”です」と訴えた。この逸話が「“個性”の母」として語り継がれていき、作中の超常能力を「“個性”」と呼ばれるようになった。 作中では現在全人口の約8割が何らかの“個性”を発現している。通常4歳頃までに両親のどちらか、あるいは複合的な“個性”が発現する。それぞれ世代があり、緑谷たちの世代は「第五世代」。 作中では能力によって「発動型」「変形型」「異形型」の三系統に大別している。発動型 数多くある“個性”の中で一番スタンダードな系統。多種多様で自身の意思で能力を発動させる。またその種類の多さから、発動する“個性”によって「増強系」や「拘束系」などに細分化されている。 変形型 通常の人間の体から、自身の意思で肉体を変化させる系統。 異形型 生まれた時から常時“個性”が発現している系統。「異形」という言い方は日常的に使われるが、あまり好ましくない表現であり、人間離れしたその容姿から差別の対象となることもあるらしく、「異形型」を差別する団体も存在する。 複合型 上記の3系統の特徴を2つ以上併せ持つ系統。 “個性”因子 基本となる人体に特別な仕組みを+αする仕組み。作中では+αされた仕組みを「“個性”」、+αを「“個性”因子」と呼んでいる。 相澤の抹消は、この因子を一時的に停止させている。八斎會が開発した“個性”を消す銃弾は、当初“個性”因子に直接ダメージを与えていると推測されたが、実際は壊理の「人を巻き戻す」“個性”の仕組みを利用した物であった。 突然変異(ミューテーション) 両親のどちらの家系にも全く類似しない“個性”が発現する現象。事例はほとんど存在しない模様だが、ごく稀にこの現象が起こることがあるという。 “個性”特異点 「世代を経るにつれ“個性”は混ざり深化していく」「より強力、より複雑化した“個性”はやがて誰にもコントロールできなくなってしまうのではないか」という終末論の一つ。実際に作中“個性”は世代が進むにつれ、その能力は複雑化してきている。 “個性”婚 “個性”の発現から第二〜第三世代間で問題となった、自身の“個性”をより強化して継がせるためだけに配偶者を選び結婚すること。 トリガー 外伝『ヴィジランテ -僕のヒーローアカデミア ILLEGALS-』に登場するドラッグ。正式名称は「“個性”因子誘発物質(イディオ・トリガー)」。 使用者の理性を弱め“個性”を極端化(ブースト)する効能を持っており、ナックルダスター曰く「一般人を敵(ヴィラン)にする薬物」。 常用者は舌が黒く変色するため、ナックルダスターはそれを判断材料にしている。 本編でも同様の効果を持つ薬が登場している。日本では流通が禁止されている。ファットガムによればアジア製は効果が短く、アメリカ製なら効果が1〜2時間続くらしい。
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