から‐くち【辛口】
辛口
辛口
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 15:45 UTC 版)
日本酒の味覚評価も、基本的に五味(酸苦甘辛鹹)であるが、料理のそれと同じ言葉を使っていても概念は大きく異なる。「辛い」といっても、料理における辛(トウガラシやコショウのような味)や鹹(塩辛さ)ではない。また、舌の表面にある味蕾(みらい)でキャッチされ脳へ送られる味覚は甘味、酸味、塩味、苦味、うま味のみであり、味細胞には辛味の受容体はないため、「酒が辛い」と感じるのは、舌表の痛覚がアルコールに刺激されているだけだと考えられる。
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辛口
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/04 04:09 UTC 版)
「シェリー (ワイン)」の記事における「辛口」の解説
フィノ 規定アルコール度数は15-18%。熟成期間は一般的には3-4年だが、5-6年熟成させたものもある。1823年にガルベイ社の「サン・パトリシオ」が輸出されたのがフィノの先駆けであり、1850年代以降にイギリスで起こった辛口ワインブーム、他国での害虫フィロキセラの蔓延、1861年にイギリスが掲げたライト・ワイン政策などによって、ヴィクトリア朝を代表するワインとなった。ゴンサレス・ビアス社の「ティオ・ペペ」は辛口シェリーの代名詞的存在である。一般的に黄みがかった麦わら色と表現される。 マンサニージャ(マンサニーリャ) 製造方法はフィノと同じだが、サンルーカルで熟成されたものだけはマンサニージャと呼ばれる。規定アルコール度数は15-19%。3-10年程度の熟成期間が標準である。1781年にはすでにマンサニーリャという名称が登場していた。サンルーカルは内陸部のヘレスよりもグアダルキビール川の河口に近く、ワイナリーの温度や湿度が安定しているほか、イースト香や潮の香りがあるとされる。色合いはフィノよりも淡く、全体的に軽やかでデリケートであるとされる。 アモンティリャード(アモンティジャード) 琥珀色で柔らかな辛口。フィノとオロロソの中間であるとされ、フィノの熟成タイプとも呼ばれる。規定アルコール度数は16-22%であり、熟成期間が長いほどアルコール度数も高い。大部分がスペイン以外の国で消費されている。1987年のデンマーク映画「バベットの晩餐会」では、主人公の女性料理人が食前酒としてアモンティリャードを供し、フランス駐在経験のあった将軍がその上品な味わいに唸るシーンがある。 オロロソ 規定アルコール度数は17-22%。フロールなしで酸化熟成しているために色合いが濃く、ブランデーやアメリカンコーヒーに近い。香り豊かで味わいはまろやかであり、コクや力強さが感じられる。内陸部にあるヘレスは酸化熟成に向いているとされる。 パロ・コルタド 規定アルコール度数は17-22%。「酸化熟成させたシェリーの中でもとくに微妙な個性を持つもの」はパロ・コルタドと呼ばれる。オロロソのコク、アモンティリャードの香りを持つとされるが、人工的に作ることはできない。
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「 辛口」の例文・使い方・用例・文例
- このワインはぴりっとした辛口だ
- 彼女は辛口な友達と共に現れた。
- 辛口がほしいのですが。
- 辛口のワイン.
- 僕は辛口だ.
- 甘口、辛口
- 酒は甘口が好いか辛口が好いか
- 君は甘口が好いか辛口が好いか
- 非常に辛口のマティーニは、ほとんどストレートのジンである
- 辛口の白のバーガンディ
- 辛口のボルドー
- 辛口だが、それほどまでに辛口ではないワインの
- 十分な牛肉のブイヨンと辛口ワインやシェリー酒で味付けされたエスパニョールソース
- 玉ねぎ、キノコ、辛口の白ワインを加えたブラウンソースとトマトピューレ
- 炒めた刻みタマネギ・辛口白ワイン・サワークリーム入りのブルーテソースまたはブラウンソース
- 炒めた刻みタマンギ・パセリに辛口白ワインか酢を入れたブラウンソース
- 作られてから数ヶ月以内に飲まれる辛口のフルーティーな軽い赤ワイン
- フランス、シャブリの辛口白ワイン、または同種のワイン
- シャルドネのブドウで作ったシャブリに似た辛口白のテーブルワイン
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