安心

デジタル大辞泉

あん‐しん【安心】

読み方：あんしん

［名・形動］(スル)

１ 気にかかることがなく心が落ち着いていること。また、そのさま。「列車で行くほうが—だ」「—して任せられる」

２ ⇒あんじん（安心）

あん‐じん【安心】

読み方：あんじん

仏語。

１ 仏法の功徳によって、迷いがなくなった安らぎの境地。

２ 阿弥陀仏の救いを信じて、浄土往生を願う心。

歴史民俗用語辞典

安心

読み方：アンジン（ａｎｊｉｎ）

仏を信じ心の安らぎを得ること。

世界宗教用語大事典

あんじん 【安心】

仏教で、信仰により心が不動の境地に達することをいう。安心決定・安心立命なども意は同じ（立命はリュウメイとも読み、儒教から出た語）。→ 異安心

短編小説作品名辞典

安心

作者山本文緒

収載図書ファースト・プライオリティー
出版社幻冬舎
刊行年月2002.9

収載図書ファースト・プライオリティー
出版社角川書店
刊行年月2005.6
シリーズ名角川文庫

ウィキペディア

安心

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/07/23 05:11 UTC 版)

安心（あんじん、あんしん）とは気掛かりな事が無く、心が落ち着き安んじることである。本来は「あんじん」と読むが、江戸期より「あんしん」と読むようになった。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

安心

出典:『Wiktionary』 (2021/08/20 23:57 UTC 版)

語源

元は「あんじん」と読んで仏教用語。

名詞

安心（あんしん）

1. 心配がないこと、心が安らぐこと、心が安らかなこと。
2. （仏教　あんじん）心をひと所にとどめて安住不動であること。
3. （仏教　あんじん）阿弥陀如来の救いを信じ、往生を願う心。浄土真宗では、阿弥陀から回向された信心であるから、安心はすなわち信心である。
4. （仏教　あんじん）宗派の教えの根本眼目。

関連語

• 熟語: 安心立命
• 対義語: 心配、不安

翻訳

語義1

• アラビア語: راحة (rāħa) 女性
• ドイツ語: Erleichterung 女性
• ギリシア語: ανακούφιση ^(el) 女性
• 英語: relief
• スペイン語: alivio 男性
• フィンランド語: helpotus
• フランス語: soulagement 男性, allégement 男性
• ヘブライ語: הקלה (hɑkɑlɑ) 女性
• イタリア語: sollievo 男性
• 朝鮮語: 제고 (jego)
• オランダ語: opluchting 女性
• ポルトガル語: alívio 男性
• ロシア語: облегчение (obleχčénije) 中性
• スウェーデン語: lättnad
• テルグ語: ఉపశమనం (upaSamanam)
• 中国語: 放心 (fàngxīn)

動詞

安心-する（あんしん-する）

1. (自動詞) 心配がない状態になる。

活用

形容動詞

安心（あんしん）

1. 心配や不安のない。

活用

Weblio日本語例文用例辞書

「 安心」の例文・使い方・用例・文例

• 安心してください
• 息子が試験に合格したという知らせを聞いて彼女は安心した
• 安心する
• 安心して
• 安心感
• 彼女をだまして安心させる
• 安心と喜びの入り混じった気持ち
• 彼女の気取らなくて親しげな微笑が彼らを安心させた
• 船長は船の強度について乗客を安心させた
• 医者はすぐによくなると言って私を安心させた
• 彼らが無事と知りおおいに安心した
• 彼の無事を自分で確かめるまで安心できない
• 安心しなさい，彼女はそんなに愚かではありません
• 息子は自分の古い毛布を抱くと安心したものだった
• 安心は最大の敵である；油断大敵
• 多くの人を食い物にした詐欺師が逮捕されたと聞いて、安心した。
• 良性の組織異常増殖だと聞いて彼女は安心した。
• BLマークの付いた部品は品質、性能、アフターサービスなどに優れているから安心だ。
• SGマークの付いた商品は安心して購入できる。
• 公正マークは公正競争規約に従って表示しているので、公正マーク付きのものは安心して購入できます。