ベニバナ

デジタル大辞泉

べに‐ばな【紅花】

読み方：べにばな

キク科の越年草。高さ約1メートル。葉は堅くてぎざぎざがあり、互生する。夏、アザミに似た頭状花が咲き、鮮黄色から赤色に変わる。花を乾かしたものを紅花(こうか)といい婦人薬とし、また口紅や染料の紅を作り、種子からは食用油をとる。エジプトの原産で、日本では山形が主産地。すえつむはな。くれのあい。べにのはな。サフラワー。《季 夏》「手を戦(そよ)がせて—を摘む娘かな／憲吉」

難読語辞典

紅花

読み方：ベニバナ（ｂｅｎｉｂａｎａ），　アカバナ（ａｋａｂａｎａ），　コウカ（ｋｏｕｋａ），　ベニノハナ（ｂｅｎｉｎｏｈａｎａ）

キク科の越年草、園芸植物、薬用植物

紅藍花

読み方：ベニバナ（ｂｅｎｉｂａｎａ）

キク科の越年草、園芸植物、薬用植物

歴史民俗用語辞典

紅花

読み方：ベニバナ（ｂｅｎｉｂａｎａ）

古代より紅色染料として用いられた花。

別名 紅藍、呉藍、末摘花

薬用植物一覧

ベニバナ

科名： キク科 別名： スエツムハナ 生薬名： コウカ（紅花） 漢字表記： 紅花 原産： 南西アジア原産 用途： 古くから、花の色素を染物や化粧品の染料に利用されてきました。最近でも口紅に用いられています。種子から採るベニバナ油は健康油として利用されています。 学名： Carthamus tinctorius L.

植物名辞典

紅花

読み方：ベニバナ（ｂｅｎｉｂａｎａ）

ゲンノショウコの別称。
フウロソウ科の多年草、園芸植物、薬用植物

学名 Geranium thunbergii

紅花

読み方：ベニバナ（ｂｅｎｉｂａｎａ），　アカバナ（ａｋａｂａｎａ），　コウカ（ｋｏｕｋａ），　ベニノハナ（ｂｅｎｉｎｏｈａｎａ）

キク科の越年草、園芸植物、薬用植物

学名 Carthamus tinctorius

紅藍花

読み方：ベニバナ（ｂｅｎｉｂａｎａ）

キク科の越年草、園芸植物、薬用植物

学名 Carthamus tinctorius

季語・季題辞典

紅粉花

読み方：ベニバナ（ｂｅｎｉｂａｎａ）

キク科の一年草で、花からベニをとる

季節 夏

分類 植物

紅花

読み方：ベニバナ（ｂｅｎｉｂａｎａ）

エジプト原産といわれる越年草

季節 夏

分類 植物

紅藍花

読み方：ベニバナ（ｂｅｎｉｂａｎａ）

キク科の一年草で、花からベニをとる

季節 夏

分類 植物

ウィキペディア

ベニバナ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/07/28 06:39 UTC 版)

ベニバナ（紅花、学名: Carthamus tinctorius）は、キク科ベニバナ属の一年草または越年草。雅称を末摘花（すえつむはな）ともいう。紅色染料や食用油の原料として栽培される。

ウィキペディア小見出し辞書

ベニバナ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/08/24 00:50 UTC 版)

「草木染め」の記事における「ベニバナ」の解説

花弁を黄色、赤色の染料として用いる。赤の色素は抽出が難しく、ベニバナで染めた布は非常に高価であった。黄色は簡単に取り出せるが、すぐに分解されるのであまり使われない。

Weblio日本語例文用例辞書

「 ベニバナ」の例文・使い方・用例・文例

• ベニバナ植物の種からの油
• ベニバナの種子
• ベニバナの種子からとれる油で、食用、医薬用、絵画にも使われる
• ベニバナという植物
• 国内最古のベニバナ花粉が発見される
• 奈良県桜井市にある纒(まき)向(むく)遺跡で大量のベニバナ花粉が発見された。
• これまでに日本で発見された最古のベニバナ花粉だ。
• ベニバナは赤い染料を作るのによく使われる。
• 研究者たちは，近くに染色工房があり，ベニバナが染色に使われた後の廃水に大量の花粉が残っていたのではないかと言う。
• 研究者たちは，その布の赤い糸はベニバナで染められていた可能性があると話す。