ベニバシガモとは? わかりやすく解説

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ベニバシガモ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/12 04:22 UTC 版)

ベニバシガモ
保全状況評価
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: カモ目 Anseriformes
: カモ科 Anatidae
: アカハシハジロ属 Netta
: ベニバシガモ
N. peposaca
学名
Netta peposaca
(Vieillot, 1816)
和名
ベニバシガモ
英名
Rosy-billed Pochard

ベニバシガモ (紅嘴鴨、学名:Netta peposaca)は、カモ目カモ科に分類される鳥類の一種である。

分布

南アメリカチリ中部からアルゼンチンパラグアイウルグアイブラジル南部)に分布する。

形態

雄の嘴は鮮やかなピンク色で、これが和名の由来になっている。嘴の基部にはこぶがある。頭、頸、前胸部は紫色の光沢のある黒色で、背中はやや緑色がかった光沢のある黒色である。脇から下腹部にかけては灰色で、下尾筒は白色である。雌は嘴は青灰色で、基部にこぶはない。体色は全体が褐色である。

生態

主に湖沼や池などに生息する。非繁殖期は群れで生活する。潜水ガモに分類されるが、採食は主に水面で行い潜水はあまり行わない。

岸辺の茂みの中に営巣する。しばしば、他の水鳥の巣に卵を産みこむことがある。1腹8-12個(平均10個)の卵を産み、抱卵期間は25-28日である。

繁殖期前に雄は、嘴を上に向け頸を高く伸ばすディスプレイ行為を行う。

参考文献

  • 『世界の動物|分類と飼育 ガンカモ目』、財団法人東京動物園協会、1980年、70-71頁

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