外来種 外来種のもたらす問題

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外来種

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/21 10:05 UTC 版)

外来種のもたらす問題

侵略性の強い外来種が引き起こす問題として、生態系に与える影響遺伝子の撹乱第一次産業などへの被害感染症及びヒトの生命への被害などが挙げられるが、2つ以上にまたがるものも珍しくない。

生態系への影響

在来種の動植物を捕食したり、食物や繁殖場所など生息環境を奪うことで競争種などを減少させたりする。いずれの場合も、生態系のバランスを崩し、二次的にも大きな影響を与える可能性がある。

ノヤギ(小笠原諸島、父島)
ミナミオオガシラ
Boiga irregularis(グアム島)
ホテイアオイ
Eichhornia crassipes

遺伝子の攪乱

外来種が在来種と交雑することによって在来種の遺伝子が変容することがある。この現象を遺伝子浸透遺伝子汚染)という[5]。外来種の遺伝子が広範囲に拡散すれば、それまでの遺伝子プール(その個体群が共有する一定の変異幅をもつ遺伝子の総体)の状態を回復することは、事実上不可能となる。固有種・固有亜種に外来遺伝子が流入した場合、長い進化の歴史を経て形成されてきたそれらの種や亜種が消滅することになるため、問題は特に深刻である。

農作物家畜の品種改良の場合、人為的条件での適応、すなわち人間にとって優れた特性の獲得が、交配により達成され、原種と大きく異なった形態の品種が生み出されることが多い。このような例を踏まえて、遺伝子の攪乱(かくらん)は種としては新たな適応の機会であり、悪い事ではないという意見も見受けられる[36]。しかし、自然環境下の動植物で遺伝子の攪乱が広がった場合、攪乱前の状態に戻すことはできず、交雑種が新たな害を及ぼしたり、生態系全体のバランスに大きな影響を与える恐れもある。

タイワンザル Macaca cyclopis
スパルティナ・アングリカ Spartina anglica
  • 伊豆大島・和歌山県・青森県で野生化が確認されているタイワンザルや、房総半島に定着しているアカゲザルは、日本固有のニホンザルと交雑が可能であり、実際に雑種が生まれている[12]。これが全国に広がれば、純粋なニホンザルは消滅してしまうことも考えられる。
  • タイリクバラタナゴ(中国、台湾、朝鮮半島原産)は1940年代前半に、中国から他の魚(ハクレンソウギョなど)に混じって利根川水系に導入されたが、1960年代以降、人為的に全国各地に分布を広げた[37]。西日本各地で在来のニッポンバラタナゴと交雑し、雑種個体群として累代を続けた結果、純粋なニッポンバラタナゴの生息地はきわめて局所的に残るのみとなり、ニッポンバラタナゴの絶滅が懸念されている[37]
  • 京都府の賀茂川において、食用として持ち込まれたチュウゴクオオサンショウウオが野生化し、日本固有種である在来のオオサンショウウオとの交雑が問題になっている[38]。ただし、チュウゴクオオサンショウウオも、IUCNのレッドリスト(Ver.3.1)において「Critically Endangered(絶滅寸前)」とされており、ワシントン条約で付属書Iにも掲載されているため、外来種として単純に処理できないことが問題を複雑にしている[38]
  • ペットとして輸入されて逃げ出した外国産クワガタムシカブトムシによる在来種の遺伝子攪乱も危惧されている(ヒラタクワガタと亜種の間柄であるオオヒラタクワガタとの交雑など)[10]
  • 外来種と在来種が交雑することでより侵略性の強い生物種が生み出されてしまうこともある。その代表例がスパルティナ・アングリカ英語版という非常に侵略的なイネ科の植物で、この生物は19世紀にアメリカからイギリスに持ち込まれた外来種とイギリスにもともと存在していた在来種との1代雑種の染色体数が倍加して起源している[10]

第一次産業への影響

第一次産業に外来種が大きく貢献することがある一方で、農林業や漁業に膨大な被害を与え、数十億円に達する被害額を生じさせる外来種もいる。

ヌートリア Myocastor coypus
  • 戦前まで毛皮獣として日本で盛んに飼養されたヌートリア(南アメリカ原産)は、戦後、需要がなくなるとともに放され、中部地方以西の各地の河川や沼地に定着した。イネニンジンサツマイモなどの農作物に大きな被害を与えていることが報告されている[11]。ほかに日本の例では、アライグマキョンイノブタなどの陸生哺乳類が農作物被害を引き起こしている[12]
  • 第二次世界大戦中の日本では、食糧増産のために中国から四大家魚ソウギョ ハクレンコクレンアオウオ)を利根川水系に導入した[14]。しかし戦後、これら4種は食糧問題の解決には十分資さないまま、ソウギョを水域の除草目的に転用することとなった。ソウギョの過剰な放流で、在来の水生植物群落をほぼ壊滅的な状態に追い込んだケースも見られた[14]富栄養化した水域ではソウギョによる水草除去が一段落した後、植物プランクトンが大量発生し、水草が繁茂していたとき以上に環境が悪化して問題となった。
  • 1860年代のフランスでは、アメリカから流入した寄生虫ブドウネアブラムシ(フィロキセラ)によってヨーロッパブドウが全滅に近い打撃を受け、フランス経済は推定約100億フラン以上のダメージを負った(19世紀フランスのフィロキセラ禍[39]。この被害はフランスだけに留まらず、フランス周辺国や日本でも同様に深刻な被害をもたらした[40]
  • 19世紀アイルランドでは、主要食物であったジャガイモにアメリカから流入したエキビョウキンが流行し、ジャガイモ飢饉が発生した。地主や貴族による輸出停止措置などを取られなかった事も影響し、100万人もの餓死者を出すこととなった[41]
  • イチイヅタ英語版の変異型はキラー海藻と呼ばれており、コーレルペニン(Caulerpenyne)などの毒性二次代謝産物を10数種類産出する[42]。水温10度以上であれば、光の届かない水深100mまでのほとんどの海底状況・水環境にて支配的に繁殖するため、ウニなどの草食性生物が飢えて沿岸生態系を破壊している[42]。千切れても細胞片から繁殖するため、被害を拡大させる海底を切削する浚渫が行えなくなる[42]。生存可能領域が広く、アンカーなどに絡まっても乾燥に強いため地中海から始まりオーストラリア、アメリカなどにも繁殖領域を拡大している[42][43][44][45]

感染症及びヒトの生命への被害

従来その地域では見られなかった病原菌や寄生虫が外来種とともに移入された場合、人間や在来種に被害を与える場合がある。

アカヒアリ Solenopsis invicta

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