外来種をめぐる世界の動き
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/02 02:47 UTC 版)
自然保護が世界的に関心を集め始めた1990年代から、生態系や生物多様性に悪影響を及ぼす存在としての外来種問題が注目されるようになった。 1980年:世界自然保護基金(WWF)・国際自然保護連合(IUCN)・国連環境計画(UNEP)が発表した「世界環境保全戦略」のなかで外来種の侵入について触れる。 1992年:生物多様性条約の第8条にて、外来種の制限、規制の概念が持ち込まれる。 1999年:生物の多様性に関する条約(カルタヘナ議定書)にて、生物多様性の保全を図る中で、遺伝子組み換え植物の移入規制の検討が盛り込まれる。 2000年:国際自然保護連合(IUCN)の種の保全委員会(SSC)が「世界の侵略的外来種ワースト100」を発表する。 2002年:ラムサール条約締結国会議で、侵入種の脅威に対する決議が行われる。
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