う蝕 乳歯に特徴的なう蝕

う蝕

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/30 01:12 UTC 版)

乳歯に特徴的なう蝕

う蝕には、乳幼児期の乳歯に特徴的なものがある。

哺乳瓶う蝕
乳幼児の水分補給のために、清涼飲料水スポーツドリンク哺乳瓶に入れて飲ませることが習慣化した場合、上顎の乳前歯の唇側面が急速にう蝕となる。こうした飲料は低pHや多量の糖質を含んでいるためである。重症化した場合、唇側だけでなく全歯面がう蝕となる。このように哺乳瓶の使用によって発生するう蝕を哺乳瓶う蝕と呼ぶ。予防方法としては、哺乳瓶の使用中止、哺乳瓶の中身を変える、口腔ケアである。「熱」を出した場合などに水分補給が必要となり、また小児科医などから勧められるなどしたものが、そのまま習慣化してしまい哺乳瓶う蝕となる場合も少なくない。
母乳う蝕
古くから母乳はう蝕を発生させると信じられてきた。たしかに、母乳で育った子どもにはう蝕が多いという統計もあり、母乳には7%の乳糖が含まれている。しかし、これが積極的にう蝕を誘発することはない(実験室的にはう蝕が発生するが、臨床的にはほぼ無いとされる)。この母乳で育った子供にう蝕が多い理由としては、母乳というある程度好きな時間に与えることのできるものを、子供の要求するがままに与えるために、離乳期以降の不規則な食生活へと誘導し、う蝕を誘発しているとされる。
環状う蝕
乳前歯部の歯冠や歯頸部が帯状に侵食されるう蝕を環状う蝕という。上記二つとは別の理由で発生するために区別される。口腔ケアの不徹底などが原因となる。

個人レベルの予防

フッ化物応用は、確かなエビデンスをもつ虫歯予防法である
歯の噛み合わせ面の溝から進行するう蝕

20世紀中盤、細菌の産生する酸により歯が侵食されると考えられたため、毎日の几帳面なブラッシングによってプラークの細菌叢を除去することが、目的となった[37]。その後、ミュータンス菌のような病原菌として特徴的なものを殺菌しようとした[37]。21世紀にはヒトマイクロバイオーム(常在菌)研究が進展し、プラークを除去するのではなく、制御するという考え方も現れてきた[37]

一方で口腔清掃は齲蝕を予防するという証拠がなく、う蝕の発生に関連性が高いのは飲食である[12]。口腔清掃は、歯が酸に侵食される際の酸性度を弱めたり侵食時間を短縮させる[38]

フッ化物応用は、フッ化物配合の歯磨剤で20~30%、フッ化物洗口で40~60%と確実にう蝕の発生を抑制することが認められている[39]

リスクの高い部位には年に1回X線写真を撮るのも良い。

ブラッシングと歯間清掃

歯の側面から進行するう蝕

う蝕の予防はブラッシングを基本とする。歯垢を取り除くことで、う蝕原因菌を少なくし、酸が作られることを防ぐ。2日以上経過した歯垢は、砂糖液により酸を作り出す時間が長くなる[40]

自分でできる口腔清掃のパーソナルケアとして、主に1日最低2回のブラッシングと最低1回のデンタルフロスなどによる歯間清掃がある。歯垢細菌が集まって膜を形成したバイオフィルムだとも捉えられている。歯垢が熟成して細菌が密集した状態は、歯の表面に強固にくっつき殺菌剤も効きにくい。こうしたバイオフィルムの破壊にはPMTCが有効である。PMTCによってバイオフィルムを破壊した状態に対して、さらに3DSによって専門的に殺菌することができる。歯科で行うプロフェッショナルケアとして、数ヶ月ごとの定期的な歯科検診やPMTC(専門的機械的歯面清掃)がある。

口腔洗浄器は、ブラッシングでは届かない場所の歯垢を水圧によって流し出すことができる。

歯と歯の間を磨くためには、デンタルフロス歯間ブラシ爪楊枝を利用することができる。歯間のすき間や歯ぐきの溝を水で洗い流す口腔洗浄器も用いられる。

殺菌効果のあるクロルヘキシジンなどが配合された歯磨き剤洗口剤も有効である[41]。ただし、口腔内の細菌はバランスを取って存在し、他の菌が入ることを防いでいるため、抗菌剤などの利用は口腔常在菌に悪影響を与え菌交代現象などを引き起こす場合がある。

しかし抗生物質は薬剤耐性を持つ菌の発生につながることがある。ビフィズス菌などプロバイオティクスを用いた新たな方法での研究も継続的に行われており、効果を示しているが治療ガイドラインに採用されるためには、さらに研究が必要となる[37]

フッ化物配合歯磨き剤の利用は有効である[42]

カナダ予防医療研究班は、フッ化物配合歯磨き剤を利用しないブラッシングのう蝕予防効果の検証は不十分である、としている[43]

フッ化物

至適濃度のフッ化物は歯質を強化し、再石灰化を促進することで、齲蝕を予防する。フッ化物は、エナメル質のハイドロキシアパタイトの結晶に結合し、エナメル質の脱石灰化を減らし、う蝕への抵抗を強化する。

フッ化物による齲蝕予防は、フッ化物応用と呼ばれ、萌出した歯に直接作用する局所応用と、萌出した歯と歯の形成期の両方に作用する全身応用がある。全身応用には、水道水フッ化物添加食塩へのフッ化物添加、フッ化物錠剤の服用、局所応用にはフッ化物洗口、フッ化物配合歯磨剤、フッ化物の歯面塗布などがある[44]。年に数回、高濃度のフッ化物を塗布するより、歯磨き剤や洗口で頻繁に少量のフッ化物を用いたほうが再石灰化が促進できる[45]

ブラッシングに際しては、必ずフッ化物入り歯磨き剤を使用し、フッ化物を口腔内に少し残す工夫をする(例えば一度磨いた直後にもう一度磨く。二度目は口すすぎをせずに吐き出すだけにする)。6歳未満の子供に対しては、親が必ず監視し、ごく少量(直径5mm未満)の歯磨き剤を使用する。多くの歯科医師は、歯の継続的な管理(メインテナンス)に際して、フッ化物の歯面への塗布(健康保険適用)を行っている。日本では水道水へのフッ化物添加はほとんど行われていないが、学校においてフッ化物洗口を行うところが増えており、虫歯の本数は減少している。

世界保健機関の報告では、フッ化物の利用と口腔清掃が行われている場合でも、糖類の消費が齲蝕の有病割合と重症率を増加させる[12]

未開の地では、ブラッシングは行われず、フッ化物は利用されないが、う蝕はほとんど発生しない。米国ではフッ化物の利用は高率であるが、う蝕の発生は多く、日本より少ない。フッ化物は、う蝕のトラブルを約10%減らす[46]

フッ化物応用のリスク

国際がん研究機関の公表するIARC発がん性リスク一覧では、飲料水中の無機フッ素化合物をGroup3(ヒトに対する発癌性が分類できない)の化学物質に分類している[47]

フッ素毒警告ネットワークは、学術的な裏付けなしに、フッ化物応用は咽頭がん口腔がんなどのリスクを上昇させる[48]世界保健機関(WHO)のレポートである『フッ化物と口腔保健-WHOのフッ化物応用と口腔保健に関する新しい見解』[49]にも200か所以上の誤訳や訳出漏れがあり、フッ素洗口を推進するように意図的に訳している[50]と主張している。

CPP-ACP

カゼインホスホペプチド・非結晶リン酸カルシウム複合体(CPP-ACP)は再石灰化を促進すると考えられている。歯に塗るペーストやシュガーレスガムといった製品がある。

キシリトール

キシリトール単体では、歯の再石灰化作用は疑問視されている。ただし、酸産生能は低いため、スクロース等と異なり、う蝕の原因にはならない。また、甘みがあるため唾液の分泌を促す効果がある。

S.mutans(虫歯菌)はキシリトール存在下ではそれを呼吸基質とするよう酵素誘導が行われる。その結果、菌が口腔内の粘液に留まりにくくなり、唾液によって洗い流されやすくなることで、う蝕の予防に役立つという説がある。

シーラント

シーラントは齲窩が出来るのを防ぐ方法のひとつである。臼歯の咬合面の小窩裂孔に薄い膜を作ることで、歯垢が蓄積することを防ぐ。通常、シーラントは臼歯の萌出直後の子供の歯に行うが、大人でもう蝕の予防に恩恵がある[51]健康保険が適用になっている。

探針

探針

う蝕の進行度を調べるのに用いられるのが、探針である。しかし、探針がう蝕を拡大させる原因の一つであるとも考えられており[52][53]、2005年の厚生労働省のう蝕調査から、探針を用いず、もしくは先が球になっているものを用いて検診するように改められている。そのため、上記の分類では調査できないため、「Ci」と「Ch」という分類が用いられるようになった。CiはCaries incipientの略で4度分類のC1とC2の段階、ChはCaries high gradeの略でC3とC4となっている。

食習慣の影響

食事のう蝕に対する科学的根拠と関連性の強さ
(WHO/FAO、2003年[12][54]
リスク低下 関連なし リスク増加
確実 フッ化物 デンプン(ジャガイモパンのような
調理されたあるいは生のデンプン食品。
砂糖が加えられたケーキビスケット
スナックを除く。)
遊離糖類の量、
遊離糖類の頻度
可能性が高い 堅いチーズ
シュガーレスガム
丸ごとの新鮮な果物
可能性あり キシリトール
牛乳食物繊維
栄養失調
不十分 丸ごとの新鮮な果物 ドライフルーツ

遊離糖類は、砂糖だけでなく単糖類、二糖類、はちみつ果汁シロップも該当する。

世界保健機関 (WHO) の2003年の報告では、砂糖の摂取量が少ない場合、虫歯の発生が少ない[12]。同WHOの報告で、炭酸クエン酸アスコルビン酸(ビタミンC)のような酸が多いソフトドリンクピクルス柑橘類のような飲食品の消費が多ければより歯が侵食される[12]。これは酸蝕症と呼ばれる。

世界保健機関は2014年には、口腔の健康に対するシステマティック・レビューを元に[55]、砂糖の摂取量をこれまでの1日あたり10%以下を目標とすることに加え、5%以下ではさらなる利点があるという砂糖のガイドラインのドラフトを公開した[56]。砂糖では、2000キロカロリーの10%は50グラム、5%は25グラムである。

飲食とう蝕

飲食後の口内のpH変動はステファンカーブとして知られ、飲食と共に急激にpHが低下し次第に回復する。このグラフに置いては黄色に塗られた範囲の間脱灰が進む。

飲食の直後は、口腔内の細菌が糖分から酸を作り出して歯垢のpHが低下する。平常時は平均的にpH6.8だが、飲食によりpH4〜6に急低下し、その後ゆっくり1時間くらいの間に回復する[57]。これにより歯の脱灰が進む臨界pHを超えると歯のエナメル質が脱灰され溶けはじめる。臨界pHは、一般にpH5.5以下であるといわれているが、歯の石灰化度によっても変化する。たとえば、歯の石灰化度が永久歯よりも低い乳歯では、これより高いpHでも脱灰が進む。ステファンカーブというグラフで知られているが、砂糖水でうがいをした2〜3分後に、最もpH値が下がり酸性に傾く。これが唾液などの働きにより、アルカリ性のほうへpHが上昇していき、一定のpH以上となったときに逆に再石灰化するようになる。一般的には再石灰化まで数十分かかる。

糖類の中でも、砂糖の主成分であるショ糖が最もう蝕のリスクを高め、次にブドウ糖果糖といった単糖類がう蝕を増加させるリスクが高い[58]。 砂糖の濃度が0.025%のショ糖液15mlでも口腔内のpHを5.7にまで下げる[59]。2.5〜5%の濃度では、pHを4.2〜4.5まで下げる[59]。10%の濃度まで口腔内のpHを低下させていくが、10%以上の濃度では変化がない[59]

穀物に多いデンプンは、pH5.5〜6.0程度にしか下げない[60]。デンプンに砂糖が混ざった食品は、デンプンだけの場合よりう蝕のリスクが高い。また、代替甘味料には様々な種類があるが、キシリトールやアスパルテームなど臨界pHまで下げない糖類がある。

堅いチーズは口腔内をアルカリ性に傾ける[61][62]

シュガーレスガムを噛むことによって、唾液の分泌を高めることが可能である[63]。シュガーレスガムによって再石灰化の促進が観察されている[64]。食後にフッ化物が含有されたシュガーレスガムを噛むことで、フッ素の効果と唾液量が増すことも加えてう蝕の進行が予防できる。殺菌効果のあるクロルヘキシジンが含有されたシュガーレスガムもう蝕のリスクを低下させる[65]CPP-ACPリカルデント)が配合されたガムは再石灰化を促進する。水分に溶けやすいリン酸オリゴ糖カルシウム(POs-Ca)が配合されたガムによって1〜2週間でエナメル質の再石灰化が確認された[66]

砂糖が入ったガムは唾液が出ることを促進するため、あまりpHを下げない場合がある。

飲食の回数とう蝕

飲食の回数が増加すると、歯垢のpHが低下している時間が長くなる。このため、歯の脱灰が進み、また、再石灰化量が減少するため、う蝕となりやすくなる。

間食について

厚生労働省によって行われている21世紀における国民健康づくり運動(健康日本21)では、間食としての甘味食品・飲料、特に砂糖がう蝕を誘発するとし、糖類に関する正確な知識の普及と1日3回以上摂取する群の減少を目標としている[67]

アメリカ歯科医師会とヨーロッパ小児歯科医師会は、子供に対して、砂糖を含んだ飲み物を飲む回数を制限することを勧めている。また乳児に対して、睡眠中は哺乳瓶から飲ませないことを勧めている[68][69]。さらに、母親の口から細菌が感染するのを防止するために、食器やコップを子供と共有しないことを勧めている。

特に砂糖が酸を作り出す。間食としてチョコ・キャラメルなど粘着性があり、糖分が多く含まれているものはなるべく避けた方がいい。クッキー、クラッカーなど意外に多く糖分の含まれている食べ物も出来れば避けた方が良い。食べるのであれば食後にブラッシングを行うか水で口をすすぐのがよい。また、一緒に摂取する飲み物はお茶や水、牛乳など糖分の入っていないものが好ましい。

砂糖を含んだ飲み物、清涼飲料水などを飲み続けたり、口腔内に長く残る飴類をなめ続けるのは良くない。ノンシュガーや代替の甘味料の食品がいい。清涼飲料水には10%前後の糖分が含まれた飲料も多く、スポーツドリンクでも5%前後である[70]

頻繁に砂糖液で口を洗った場合、pHの最低値が低くなるが、1-2日砂糖を摂取しないだけで改善される[71]

清涼飲料水には酸性度の強い飲料が多く、歯を浸しておくと歯が溶けることが知られている[72]。こうした飲料は1分で歯を溶かしはじめる[73]。ただウーロン茶のようなpHが高いものには、歯を溶かす作用は観察されなかった[72]

歯に信頼マークは口腔内がpH5.7以下にならない食品についている[74]。2014年にはPOs-Caの包装に日本歯科医師会の推薦がつくようになった[75]

酸蝕症との関わり

化学的要因(細菌由来ではない酸など)による歯の実質欠損を酸蝕症と呼ぶ。酸蝕症は直接pHの低い(pH5.5以下)の飲食物を摂取した場合など酸に曝されることで歯の脱灰が進む。

炭酸水、酸味料が含まれた清涼飲料水、柑橘類などは酸蝕症を進行させる。酸蝕症が進むとう蝕と同じく歯を失う原因になる。酸性度の高い飲食をした30分以内に歯磨きをすることはリスクを高める[76]。ただしう蝕のリスクのほうが高い人は歯磨きをせざるを得ない。


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