巨大歯
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/04/11 05:34 UTC 版)
巨大歯 | |
---|---|
分類及び外部参照情報 | |
ICD-10 | K00.2 |
ICD-9 | 520.2 |
巨大歯(きょだいし、macrodont)とは、歯の形態異常の一つ。ヒトの平均的な解剖学的大きさを基準とした際に、それよりも異常に大きい歯のこと。
好発部位は上顎中切歯[1]、上顎側切歯や上顎犬歯[1]、下顎中切歯、第一大臼歯[1]、過剰歯[1]で、前歯部に多い。主に永久歯が巨大歯となり、乳歯ではほとんどみられない。臨床的には、癒合歯をその歯冠幅径から巨大歯と判断してしまう場合もある。
脚注
- ^ a b c d e 古郷幹彦 「3章先天異常および後天異常 1歯の異常 3歯の形態異常」『口腔外科学』 白砂兼光・古郷幹彦、医歯薬出版、東京都文京区、2010-03-10、第3版、39-40。ISBN 978-4-263-45635-4。
関連項目
固有名詞の分類
- 巨大歯のページへのリンク