second
「second」とは、二番目・ちょっとの間・秒・第二の・賛成するという意味の英語表現である。
「second」とは・「second」の意味
「second」とは、「二番目の人や物、二日目、(野球の)二塁、瞬間、ちょっとの間、秒」といった名詞、「第二の、二番目の、もう一つの」といった形容詞、「賛成する、支持する、援助する」といった動詞の意味を持つ英単語である。「on May 2(5月2日)」という表記における「2」は「two」ではなく「second」を意味しており、「対象におけるの二番目・二つ目」という意味で用いられることが多い。具体的には「the second grade(二年生)」や「on the second Sunday in May(5月の第二日曜日)」、「the second class(二等)」があげられる。更に、時間単位の秒数を示すこともでき、「12時12分12秒」を示す場合は「12 hours 12 minutes and 12 seconds」と表記する。なお、動詞の「賛成する、支持する」という意味はあまり知られていないが、「I second that. (賛成です、同意します)」といった形で、日常会話やビジネスシーンなどで頻出する表現である。
「second」の発音・読み方
「second」の発音記号は、アメリカ英語では「sék(ə)nd」、イギリス英語では「sɪkˈɔnd」となり、カタカナ読みすると「セカンド」となる。「second」の略語
「second」は略して用いられることが多い。「秒」という表現においては、「s」や「sec」あるいは「sec.」と表記される。また、「2番」や「セカンド」という意味においては「2nd」と略される。「second」の語源・由来
「second」の語源は、「後に続いている」といった意味を持つラテン語「secundus」に由来するとされる。「second」と「seconds」と「secondly」の違い
「second」と「seconds」においては、まず「a second(1秒)」と「two seconds(2秒)」のように、対象となる秒数が単数・複数かの違いによって使い分けられる。一方、「second」を「第二位、二等」といった意味で用いる場合は、不可算名詞のため複数形にはならない。「secondly」は「第二に、次の」といった意味を持つ副詞である。何かを説明するために「次に」や「第二に」と述べる場合、つまり「複数ある情報のうち、二番目の情報を伝える場合」に使う表現である。具体的には「Firstly, the food. Secondly, sleep.(第一に食事、第二に睡眠)」などと用いる。「second」を含む英熟語・英語表現
「a second」とは
「a second」とは、「1秒」あるいは「少しの間」という意味を持つ英語表現である。「少しの間」という意味においては「a sec」と省略されることもあり、この場合は「セク」と発音する。「Give me a second.」や「Hold on a second.」で「ちょっと待って」と伝えることができ、日常的に使われる表現である。同じ意味を持つ英語表現として「a moment」があり、「a second」よりも丁寧な表現となる。
「every second」とは
「every second」とは、「刻々と、絶え間なく」といった意味を持つ英語表現である。後ろに日時を表す用語がつくと「every second day」で「隔日・1日おきに」、「every second week」で「隔週、1週おきに」といった意味になる。
「second hand」とは
「second hand」とは、「時計の秒針」や「手伝いする人、助手」、「中古、中古品」といった意味を持つ英語表現である。「中古」という表現においては「secondhand」や「second-hand」と表記されることも多い。
「second」の使い方・例文
「second」は「二番目・二番の」という意味を持つため、「Turn right at the second corner on the left.(二番目の角を左に曲がってください)」や「He took the corner in second.(彼は二番目に角を曲がった)」、「She finished second.(彼女は二着だった)」といった形で用いられる。あるいは、日時を表す際に「January second(1月2日)」や「on Second Friday(第二金曜日)」、「1 minute 20 seconds(1分20秒)」などと示すことができる。また、「second」は日常会話などでも頻繁に用いられる英単語である。例えば「Just a second.(ちょっと待って)」、「I second that.(同意する)」、「May I have seconds?(おかわりもらえる?)」などがある。その他にも、「second to none」も比較的使われる口語表現で、「誰にも劣らない・負けない」という意味になり、「He is second to none in smathematics.(彼は数学では誰にも劣らない)」といった意味になる。また、「on second thought」は「二番目に考えたら」という意味から転じて「考え直したら、やっぱり」という意味を持つ英熟語である。「On second thought, I can't. (やっぱり私はできない)」や「On second thoughts, I’ll have a ice coffee.(考え直して、アイスコーヒーにします)」などと表現できる。
セカンド【second】
エス【S/s】
読み方:えす
5 〈S〉《subject》英文法などで、主語を示す符号。→V →O →C
7 《save point》野球で、セーブポイントを示す符号。
8 《sister》女学生や若い女性の間で、きわめて親しい同性の相手をさす隠語。
セコンド【second】
セック【sec】
second
行政入力情報
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Second
秒
(second から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/30 16:29 UTC 版)
秒(びょう、英: second, 仏: seconde 、記号 s)は、国際単位系 (SI) における時間の単位である。他の量とは関係せず完全に独立して与えられる7つのSI基本単位の一つである[1][2]。秒の単位記号は、「s」であり、「sec」などとしてはならない(秒#表記)。
注
- ^ 国際単位系における正式の言語はフランス語である。ここでの定義は英語及びこれを日本語に翻訳したものである。正式な本文の確認が必要な場合又は文章の解釈に疑義がある場合はフランス語版を確認する必要がある。
- ^ 「地球の自転が遅くなっている」といった表現がこの説明において文献でもしばしば見られる。しかし、地球と月との相互作用によって、月が「潮汐加速」され地球の自転が「潮汐減速」されている、という現象は事実ではあるが相当に長期的な現象で、短期的と言えるこれまでの人類による観測において見られる変動はそれよりもずっと大きく、潮汐減速はその主な要因ではない。たとえばNICTによる解説(国際原子時・協定世界時とうるう秒)から以下に引用するが、「地球の自転が遅くなっているため」といったようには説明していない。 ■協定世界時(UTC )とうるう秒調整、「地球の自転速度は、潮汐摩擦などの影響によって変化するため、世界時(UT)と協定世界時(UTC)との間には差が生じます。そこで、協定世界時 (UTC) に1秒を挿入・削除して世界時UT1との差が0.9秒以上にならないように調整しています。」
出典
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