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菌床栽培
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/05/05 15:55 UTC 版)
(オガクズ栽培 から転送)
菌床栽培(きんしょうさいばい)とは、菌床(オガクズなどの木質基材に米糠などの栄養源を混ぜた人工の培地)でキノコを栽培する方法である[1][2]。本稿では子実体を食用または薬用とするために日本国内で商業生産されるキノコに関し記述する。
菌床栽培を行うキノコはほとんどが腐生菌のうち落葉分解菌、木材腐朽菌で、その中でも栽培が容易な菌種あるいは、身近に存在していた菌種から栽培が行われた。根生菌(菌根共生菌)類の場合は、共生主となる植物が必須で容易に菌床栽培は行えない。 栽培条件には、様々な変動要素があり、キノコの品種と共に一連の技術には数多くの特許が出願され成立している。
食味はキノコの種類によっては「天然」「原木栽培」に若干劣るとも言われるが、ヒラタケ、エノキタケ、マイタケのように低価格と人工栽培特有の形状と食味は天然物にはない優位点でもある。現在では、栽培可能なキノコの種類は多様化し、キノコの種類によっては年間に4~8回転の収穫が可能で年間を通じ流通させることが可能となった。
- ^ なお、シイタケの「菌床栽培」について、日本では「しいたけ品質表示基準」(平成18年6月30日農林水産省告示第908号)第2条によって「おが屑にふすま、ぬか類、水等を混合してブロック状、円筒状等に固めた培地に種菌を植え付ける栽培方法」と定義されている。
- ^ きのこの栽培方法 1-2 菌床栽培特許庁
- ^ キノコ栽培の父 森本彦三郎千葉菌類談話会
- ^ 奈良のキノコ ―Mushrooms & Toadstools of Nara Pref.―奈良教育大学
- ^ 長野県のきのこ生産額は日本一 きのこのビン栽培は長野市松代町が発祥 2006/10 長野県ALPSネット(長野県庁)
- ^ ほだ木と害菌 菌寄生菌類 鳥取県 菌興椎茸協同組合
- ^ 除間伐材利用による有用きのこ類の栽培試験 林試だよりNo.24-3大分県林業試験場
- ^ マイタケ菌床栽培における培地基材の検討北海道立林産試験場
- ^ 林業にいがた 2000年12月号 ナメコ菌床栽培の培地基材について 新潟県
- ^ 食用菌栽培における鋸屑の利用北海道立林産試験場
- ^ 「キノコ類の生産と経営」、農耕と園芸 60巻 7号、2005年7月1日、福井陸夫著、株式会社誠文堂新光社発行、一般的なキノコ別培地基材
- ^ ナメコ菌床栽培における貝化石、カキ殻添加による増収効果 2005 林業にいがた新潟県森林研究所
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