滅菌とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 産業 > 製造業 > 滅菌 > 滅菌の意味・解説 

めっ‐きん【滅菌】

読み方:めっきん

[名](スル)熱・薬品放射線などで細菌死滅させること。殺菌。「煮沸して—する」

「滅菌」に似た言葉

生殖不能の、滅菌

【仮名】せいしょくふのうの
原文sterile

子供を作ることが不可能なこと。無菌である、の意味もある。

滅菌

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/15 16:16 UTC 版)

滅菌(めっきん、英語: sterilization)とは、増殖性を持つあらゆる微生物(主に細菌類)を完全に殺滅又は除去する状態を実現するための作用・操作をいう[1][2]。滅菌に関する国際規格であるISO 11139においては、ある物について微生物が存在しない状態にする検証された工程であるとしている。


注釈

  1. ^ ISO 11139 では、完全に無菌にすることはできないとしている

出典

  1. ^ 厚生労働省医薬食品局監視指導・麻薬対策課長通知「薬事法及び採血及び供血あつせん業取締法の一部を改正する法律の施行 に伴う医薬品、医療機器等の製造管理及び品質管理(GMP/QMS)に係る省令及び告示の制定及び改廃について」(薬食監麻第0330001号 平成17年3月30日)第4章 第4 滅菌バリデーション基準
  2. ^ 農林水産省 2008, 別表第2 §7(8)滅菌法
  3. ^ 滅菌バリデーション基準
  4. ^ http://www.suehiro-iin.com/arekore/history/22.html


「滅菌」の続きの解説一覧

滅菌

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 03:11 UTC 版)

感染症」の記事における「滅菌」の解説

病原体と非病原体有無関わらずすべての微生物死滅させる、あるいは除去すること。手術における滅菌は無菌操作呼ばれる

※この「滅菌」の解説は、「感染症」の解説の一部です。
「滅菌」を含む「感染症」の記事については、「感染症」の概要を参照ください。


滅菌

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 05:52 UTC 版)

殺菌」の記事における「滅菌」の解説

滅菌(sterilization 英語の語源不妊手術のように、不妊化すること)は、有害・無害を問わず対象物存在しているすべての微生物およびウイルス死滅させる除去することである。実際に数が完全にゼロとすることは現実的はないため、無菌保証レベルsterility assurance level, SAL)を満たすことをもって『滅菌した』とする。SAL10-6(滅菌操作後、被滅菌物に微生物生存する確率100万分の1以下であること)が国際的に採用されている。同じ概念が、日本薬局方においても「最終滅菌法」として採用されている。本記事で扱う殺菌消毒除菌、等の用語の中で、滅菌がもっと厳重な方法であり、その用途限定される手洗いの際「ヒトの手指を消毒する」ことはできるが、ヒトの手指を滅菌しようとすれば手指細胞ごと全部殺すことになり、手指の滅菌は事実上不可能である。また、対象物をたとえ滅菌できても、一般的な外気触れれば、再び繁殖することになる。例えカビ除去で、カビを滅菌した状態(俗に言うカビの根」が残らない状態)にしたとしても、空気中に漂う胞子が再着落すればカビが再び増殖することになる。

※この「滅菌」の解説は、「殺菌」の解説の一部です。
「滅菌」を含む「殺菌」の記事については、「殺菌」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「滅菌」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

滅菌

出典:『Wiktionary』 (2021/08/22 12:31 UTC 版)

この単語漢字
めつ > めっ
常用漢字
きん
常用漢字
音読み 音読み

発音

め↗っきん

名詞

(めっきん)

  1. 薬品により細菌殺すこと。

類義語

動詞


「滅菌」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



滅菌と同じ種類の言葉


品詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「滅菌」の関連用語

1
間欠殺菌 デジタル大辞泉
100% |||||


滅菌のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



滅菌のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
がん情報サイトがん情報サイト
Copyright ©2004-2024 Translational Research Informatics Center. All Rights Reserved.
財団法人先端医療振興財団 臨床研究情報センター
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの滅菌 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの感染症 (改訂履歴)、殺菌 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryの滅菌 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS