空調設備とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 建設 > 施設 > 設備 > 空調設備の意味・解説 

空気調和設備

(空調設備 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/23 05:10 UTC 版)

空気調和設備(くうきちょうわせつび)は、空気調和温度湿度・空気清浄度などの室内環境の調整)をするための建築設備である。一般に、空調設備(くうちょうせつび)と呼ばれ、さらに人に対しての空気調和を保健空調(対人空調)、物品に対しては、産業(プロセス)空調と呼ばれる。




「空気調和設備」の続きの解説一覧

空調設備

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 22:45 UTC 版)

千日デパート火災」の記事における「空調設備」の解説

千日デパートビルの空調設備は、地下1階と7階に中央方式単一ダクト調和方式)による空気調和機以降空調機」と記す)が各1台ずつ設置され合計2台で全館塔屋および一部階の特定エリアを除く)の給気排気が行われていた。 地下1階の「空調機A」は、地下1階から3階までの給排気を(3階排気のみ)、また7階の「空調機B」は、3階から7階までの給排気行っていた。なお4階給気系統および5階排気系統は設置されていなかった。2台の空調機稼働は、デパート閉店10分前の2050分までだった。したがってビル7階で23時まで営業していた「プレイタウン」には、2050以降中央方式による給排気行われていなかった。 7階設置の「空調機B」については、おもなダクト系統4つあり、デパートビル南西側空調する系統、以下同様に北西側南東側北東側とに別れていた。地下1階の「空調機A」のダクト系統については、7階の空調とは関係ないので詳細省略する。 7階「プレイタウン」の空調関係しているダクト系統は、「空調機B・給排気系北東系統」で、特に同系統の排気系ダクトリターンダクト)がデパートビルの北側3階、同4階、同6階、同7階に1か所ずつ計4か所設置され排気吸入口を垂直につないでいた。7階の排気吸入口は、「プレイタウン」事務所前に設置され店内空気吸入して4階経由し7階別フロア(E階段西側空調機械室)に設置された「空調機B」へ戻していた。 7階に通じている北東系統給気ダクトは、7階の空調機Bから配管される際に一旦4階経由し5階から7階の各フロア空気を送るようになっていた。同様に同系統の排気ダクト4階経由してから7階の空調機Bへ戻っていた。 北東排気ダクト内部には、3か所に防火ダンパー備えられており、4階排気吸入口の上部および5階6階スラブ付近に設置されていた。それらの防火ダンパーは、火災の際には摂氏74度で2か所のヒューズ溶断することでダンパー作動しダクト内部遮蔽する仕組みになっていた。 3階および4階の「ニチイ千日前店」では、独自の空調パッケージによる給気が行われており、3階北側南側に各1台ずつ、4階南側に1台が設置されていた。4階に関してはデパートビルからの給気はなく(排気系統はあり)、ニチイ専用空調パッケージのみで給気が行われていた。また7階「プレイタウン」にも独自の空調パッケージが1台設置されホール内の給気行っていた。「ニチイ千日前店」と「プレイタウン」の空調は、デパートビル専用のものと、テナント独自設置のものとが混在していた。 以上のように千日デパートビルの空調設備の設置状況は、建物規模大きく古いこと、また改築用途変更などの影響によって、非常に複雑なものになっていた。

※この「空調設備」の解説は、「千日デパート火災」の解説の一部です。
「空調設備」を含む「千日デパート火災」の記事については、「千日デパート火災」の概要を参照ください。


空調設備

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 16:16 UTC 版)

ブルジュ・ハリファ」の記事における「空調設備」の解説

ブルジュ・ハリファには、外気よりも冷えた清浄な空気供給されるシステムがある。最も稼働が高まる時期には、1日当たり13000 tの製氷匹敵する能力発揮するシステム生じた結露集められ地下駐車場タンク一時貯蔵される。このシステムから、年間6800Lの周囲公園潅水する用水として利用される

※この「空調設備」の解説は、「ブルジュ・ハリファ」の解説の一部です。
「空調設備」を含む「ブルジュ・ハリファ」の記事については、「ブルジュ・ハリファ」の概要を参照ください。


空調設備

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 06:08 UTC 版)

東武50000系電車」の記事における「空調設備」の解説

冷房装置東武鉄道初の集中式を採用したいずれの系列東芝製のRPU-15005形であり、装置能力は58.1 kW (50,000 kcal/h) である。装置はリヒートヒータによる除湿モード備え除湿運転時はコンプレッサに入る冷媒一時バイパスし、冷房能力下げアンロード機能有する冷媒代替フロンであるR407Cで、室外送風機羽根材質と形状工夫し低騒音化を図った車内では先頭車7台・中間車8台の補助送風機(ラインクロスファン)を設けている。 暖房装置は片持ちシート採用で、座席下つり下げ式に変更した設備従来通勤車両同様に出力の高いものを使用しており、7人掛け座席部では1,300 W出力を2台、車端部では1,100 W品を1台設置している。なお、50090系のクロスシート部では350 W出力品を36台を設置している。 これらの空調設定前述ATIモニター画面から操作行い空調モードは「冷房」・「除湿」・「暖房」・「弱暖房」・「通風」と送風機横流ファン)の運転が可能である。

※この「空調設備」の解説は、「東武50000系電車」の解説の一部です。
「空調設備」を含む「東武50000系電車」の記事については、「東武50000系電車」の概要を参照ください。


空調設備

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 21:25 UTC 版)

西武6000系電車」の記事における「空調設備」の解説

空調装置は、三菱電機製集中式CU72系であることには変わりないが、従来車との互換性がないCU72Eが採用された。装置新規設計で、圧縮機低騒音形のスクロール式としている。電源SIV装置からの三相交流440Vであり、冷凍能力は48.84 kW (42,000kcal/h) である。増備とともに改良され、特に50番台以降編成装備されたもの(CU-72H形)では外見上の変化生じたが、本系列の中では互換性があり、振替えられることもあった。2008年より代替フロンのCU722Aが登場し、現在はそちらへ統一されている。 車内天井は平天井構造で、冷風拡散はラインフローファン方式で、ラインフロー(空調吹出口)にはアクセントとして緑色テープが貼られている。補助送風機(ラインデリア)は各車7台設置増設された。

※この「空調設備」の解説は、「西武6000系電車」の解説の一部です。
「空調設備」を含む「西武6000系電車」の記事については、「西武6000系電車」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「空調設備」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「空調設備」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



空調設備と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「空調設備」の関連用語

空調設備のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



空調設備のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの空気調和設備 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの千日デパート火災 (改訂履歴)、ブルジュ・ハリファ (改訂履歴)、東武50000系電車 (改訂履歴)、西武6000系電車 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS