空気調和設備
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空気調和設備(くうきちょうわせつび)は、空気調和(温度・湿度・空気清浄度などの室内環境の調整)をするための建築設備である。一般に、空調設備(くうちょうせつび)と呼ばれ、さらに人に対しての空気調和を保健空調(対人空調)、物品に対しては、産業(プロセス)空調と呼ばれる。
- 1 空気調和設備とは
- 2 空気調和設備の概要
- 3 熱輸送方式による分類
- 4 構成要素
空調設備
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 22:45 UTC 版)
千日デパートビルの空調設備は、地下1階と7階に中央方式(単一ダクト調和方式)による空気調和機(以降「空調機」と記す)が各1台ずつ設置され、合計2台で全館(塔屋および一部階の特定エリアを除く)の給気と排気が行われていた。 地下1階の「空調機A」は、地下1階から3階までの給排気を(3階は排気のみ)、また7階の「空調機B」は、3階から7階までの給排気を行っていた。なお4階の給気系統および5階の排気系統は設置されていなかった。2台の空調機の稼働は、デパート閉店10分前の20時50分までだった。したがって同ビル7階で23時まで営業していた「プレイタウン」には、20時50分以降の中央方式による給排気は行われていなかった。 7階設置の「空調機B」については、おもなダクト系統は4つあり、デパートビル南西側を空調する系統、以下同様に北西側、南東側、北東側とに別れていた。地下1階の「空調機A」のダクト系統については、7階の空調とは関係ないので詳細は省略する。 7階「プレイタウン」の空調に関係しているダクト系統は、「空調機B・給排気系の北東系統」で、特に同系統の排気系ダクト(リターンダクト)がデパートビルの北側3階、同4階、同6階、同7階に1か所ずつ計4か所設置された排気吸入口を垂直につないでいた。7階の排気吸入口は、「プレイタウン」事務所前に設置され、店内の空気を吸入して4階を経由し7階別フロア(E階段西側の空調機械室)に設置された「空調機B」へ戻していた。 7階に通じている北東系統の給気ダクトは、7階の空調機Bから配管される際に一旦4階を経由し、5階から7階の各フロアへ空気を送るようになっていた。同様に同系統の排気ダクトも4階を経由してから7階の空調機Bへ戻っていた。 北東系排気ダクトの内部には、3か所に防火ダンパーが備えられており、4階排気吸入口の上部および5階と6階のスラブ付近に設置されていた。それらの防火ダンパーは、火災の際には摂氏74度で2か所のヒューズが溶断することでダンパーが作動し、ダクト内部を遮蔽する仕組みになっていた。 3階および4階の「ニチイ千日前店」では、独自の空調パッケージによる給気が行われており、3階の北側と南側に各1台ずつ、4階の南側に1台が設置されていた。4階に関してはデパートビルからの給気はなく(排気系統はあり)、ニチイ専用の空調パッケージのみで給気が行われていた。また7階「プレイタウン」にも独自の空調パッケージが1台設置され、ホール内の給気を行っていた。「ニチイ千日前店」と「プレイタウン」の空調は、デパートビル専用のものと、テナント独自設置のものとが混在していた。 以上のように千日デパートビルの空調設備の設置状況は、建物の規模が大きく古いこと、また改築や用途変更などの影響によって、非常に複雑なものになっていた。
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空調設備
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 16:16 UTC 版)
ブルジュ・ハリファには、外気よりも冷えた清浄な空気が供給されるシステムがある。最も稼働が高まる時期には、1日当たり13000 tの製氷に匹敵する能力を発揮する。システムに生じた結露水は集められ、地下駐車場のタンクに一時貯蔵される。このシステムから、年間6800万Lの水が周囲の公園を潅水する用水として利用される。
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空調設備
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 06:08 UTC 版)
「東武50000系電車」の記事における「空調設備」の解説
冷房装置は東武鉄道初の集中式を採用した。いずれの系列も東芝製のRPU-15005形であり、装置能力は58.1 kW (50,000 kcal/h) である。装置はリヒートヒータによる除湿モードを備え、除湿運転時はコンプレッサに入る冷媒を一時バイパスし、冷房能力を下げるアンロード機能を有する。冷媒は代替フロンであるR407Cで、室外送風機は羽根の材質と形状を工夫し低騒音化を図った。車内では先頭車7台・中間車8台の補助送風機(ラインクロスファン)を設けている。 暖房装置は片持ち式シートの採用で、座席下つり下げ式に変更した。設備は従来の通勤車両同様に出力の高いものを使用しており、7人掛け座席部では1,300 W出力を2台、車端部では1,100 W品を1台設置している。なお、50090系のクロスシート部では350 W出力品を36台を設置している。 これらの空調設定は前述のATIモニター画面から操作を行い、空調モードは「冷房」・「除湿」・「暖房」・「弱暖房」・「通風」と送風機(横流ファン)の運転が可能である。
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空調設備
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 21:25 UTC 版)
空調装置は、三菱電機製の集中式CU72系であることには変わりないが、従来車との互換性がないCU72Eが採用された。装置は新規設計で、圧縮機は低騒音形のスクロール式としている。電源はSIV装置からの三相交流440Vであり、冷凍能力は48.84 kW (42,000kcal/h) である。増備とともに改良され、特に50番台以降の編成に装備されたもの(CU-72H形)では外見上の変化も生じたが、本系列の中では互換性があり、振替えられることもあった。2008年より代替フロンのCU722Aが登場し、現在はそちらへ統一されている。 車内天井は平天井構造で、冷風の拡散はラインフローファン方式で、ラインフロー(空調吹出口)にはアクセントとして緑色のテープが貼られている。補助送風機(ラインデリア)は各車7台設置に増設された。
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「空調設備」の例文・使い方・用例・文例
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