第3ターミナル
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「ニノイ・アキノ国際空港」の記事における「第3ターミナル」の解説
最も新しい空港ターミナルである(2008年開業)。第1・第2ターミナルと滑走路を隔てた正反対の位置に存在するため、徒歩移動は無理である。このターミナルビルは日本の竹中工務店が受注して施工を行い、2002年には進捗率98%まで完成していたが、供用開始前に天井崩落事故という欠陥工事が発覚し、施工主と空港公団、設計コンサルタント、フィリピン共和国政府などが工事再開を交渉が進められたが決裂した。 さらに、建設前には、ジョセフ・エストラーダ元大統領により行われた契約が不法に変更されたと、当時フィリピン共和国大統領だったグロリア・アロヨの告発によって竣工直前の空港ターミナルビルの強制接収と裁判が行われた。建築契約無効との支持を取り付けた後、アロヨ政権によって完成に至ったが、当初の計画から6年ほど経過してからの部分供用開始となった。国際線を含めた全面供用開始は、当初の予定から12年後のベニグノ・アキノ3世政権下の2014年8月であった。 国際線 航空会社就航地 セブパシフィック航空 (東アジア) 成田国際空港(千葉県)、関西国際空港(大阪府)、中部国際空港(愛知県)、福岡空港(福岡県)、仁川国際空港(仁川広域市)、金海国際空港(釜山広域市)、北京首都国際空港(北京市)、上海浦東国際空港(上海市)、広州白雲国際空港(広州市)、廈門高崎国際空港(廈門市)、香港国際空港(香港)、マカオ国際空港(マカオ)、台湾桃園国際空港(桃園市)(東南アジア) シンガポール・チャンギ国際空港(シンガポール)、スワンナプーム国際空港(バンコク)、プーケット国際空港(プーケット県)、クアラルンプール国際空港(クアラルンプール)、コタキナバル国際空港(コタキナバル)、スカルノ・ハッタ国際空港(ジャカルタ)、ングラ・ライ国際空港(デンパサール)、ブルネイ国際空港(バンダルスリブガワン)、ノイバイ国際空港(ハノイ)、タンソンニャット国際空港(ホーチミン市)、シェムリアップ国際空港(シェムリアップ)(中東) ドバイ国際空港(ドバイ)、クウェート国際空港(クウェート)、キング・ハーリド国際空港(リヤド)、ハマド国際空港(ドーハ)(オセアニア) シドニー国際空港(シドニー)、グアム国際空港(グアム) エアアジア・フィリピン 関西国際空港(大阪府)、クアラルンプール国際空港(クアラルンプール)、コタキナバル国際空港(コタキナバル)、タンソンニャット国際空港(ホーチミン市)、香港国際空港 (香港)、マカオ国際空港(マカオ)、広州白雲国際空港(広州市)、スカルノ・ハッタ国際空港(ジャカルタ)、ングラ・ライ国際空港(デンパサール) エアアジア クアラルンプール国際空港(クアラルンプール) 全日本空輸 成田国際空港(千葉県)、東京国際空港(東京都) キャセイパシフィック航空 香港国際空港(香港) シンガポール航空 シンガポール・チャンギ国際空港(シンガポール) デルタ航空 ホノルル国際空港 (ホノルル)、仁川国際空港(仁川広域市) エミレーツ航空 ドバイ国際空港(ドバイ) KLMオランダ航空 スキポール空港(アムステルダム)、台湾桃園国際空港(桃園市) 国内線 航空会社就航地 セブパシフィック航空 (ルソン) コロン(ブスアンガ)、ラワグ、レガスピ、ナガ、トゥゲガラオ、プエルトプリンセサ、サンボアンガ、サンホセ(ミンドロ)、ビラク(ヴィサヤ) セブ、カリボ、バコロド、カルバヨグ、カタルマン、ボラカイ(カティクラン)、カワヤン、ドゥマゲテ、イロイロ、ロハス、タクロバン、タグビララン(ミンダナオ) ダバオ、ブトゥアン、カガヤンデオロ、コタバト、ディポログ、ジェネラルサントス、オザミス、パガディアン フィリピン航空 (ルソン) コロン(ブスアンガ)、レガスピ、ナガ、プエルトプリンセサ、トゥゲガラオ、サンボアンガ、バスコ(ヴィサヤ) カリボ、カルバヨグ、カタルマン、ボラカイ(カティクラン)、ドゥマゲテ、マスバテ、ロハス、タクロバン(ミンダナオ) ブトゥアン、カガヤンデオロ、コタバト、ディポログ、オザミス、スリガオ PAL エクスプレス (ルソン) レガスピ、プエルトプリンセサ、サンボアンガ(ヴィサヤ) ドゥマゲテ、タクロバン(ミンダナオ) ブトゥアン、カガヤンデオロ、コタバト、オザミス
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第3ターミナル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 07:35 UTC 版)
2012年(平成24年)、増加が予想される格安航空会社(LCC)の乗り入れに対応し、当時第2ターミナルの北側にあった第5貨物ビルとエプロンの一部であった土地への建設が計画された。建設にあたっては、施設利用料を抑えたいLCC各社からの建設費抑制に対する要望が強く、加えて供用開始後の維持費の縮減にも考慮する設計とされた。ローコストな旅客ターミナルビル建設のため「Terminal3プロジェクト」が立ち上げられ、参加した日建設計、良品計画、PARTY の三者が制作過程から密接に連携することで、無駄な装飾を排してコストを圧縮しつつ、建物・サイン類・調度品などのデザインが分断されることを避けている。デザインは伊藤直樹が参画し、同年度のグッドデザイン賞では高い評価を受け、国内空港初の金賞を受賞している。 2015年(平成27年)4月8日供用開始。LCC専用空港ターミナルビルとして機能するが、依然として他のターミナルを発着するLCCも存在する。当空港の旅客ターミナルで唯一専用の空港連絡鉄道の駅がなく、空港第2ビル駅(成田第2・第3ターミナル)が最寄り駅となる。なお、第2ターミナルの最北端部から専用通路で300メートル先に設けられているが、第2ターミナルからの移動はこの専用通路による徒歩のみとなっており、動く歩道は整備されていない。第1ターミナルからの無料アクセスは第2ターミナル同様シャトルバスのみである。 出発・到着客が、ともに同ターミナルの2階を通行する同ターミナルの工夫として、陸上競技場を模した青色(出発)と赤茶色(到着)のゴムチップトラックで色分けされた床の動線案内表示が新たに導入された。 公共交通機関の始発、最終便前のタクシーや自家用車での移動や、ホテルでの前泊や後泊を経済的な理由でできない乗客のために、2階の空港案内所、フードコート、チェックインカウンター周辺、保安検査場前までのエリアが、ごく一部を除き23時で閉館する第1・第2ターミナルと異なり、第3ターミナルでは24時間開館している(フードコートのテナントは21時に閉店、その他店舗も21時に営業終了)ほか、フードコートとゲートラウンジに、無印良品製のソファーベンチを導入した。 LCC専用ターミナルという性質上、航空会社やクレジットカード会員向けの空港ラウンジなどの施設や、上級クラスもしくは航空会社マイレージの上級会員向けの優先レーンなどは存在しない。自動出入国管理ゲートも設置されておらず設置予定もない。またレンタカーカウンターもないが、空港宅配便を利用する場合は、2019年(令和元年)9月5日に到着ロビーが拡張されたことにより当ターミナルにも宅配便取扱カウンターが設置された。 2022年2月(令和3年)には、隣接する第5貨物ビルを撤去・移転のうえ、跡地にターミナルビルを増築し、11万平方メートルに拡張し年間キャパシティは1,500万人となった。 本館150A - 150Dゲート(国内線/国際線兼用 出発バスゲート) 151 - 155ゲート(国際線) - 第2ターミナルの76・77ゲートを転用した。 159ゲート(国際線 到着バスゲート) サテライト(国内線)161 - 164 ゲート 171 - 175 ゲート(171 - 173は出発バスゲート)
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第3ターミナル(T3)
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「東京国際空港」の記事における「第3ターミナル(T3)」の解説
第1・第2ターミナルと違い、24時間供用されており、一部店舗も24時間営業している。一般エリア4階には、「江戸小路」として日本色を濃く演出されたショップデザインがなされている。第1・第2ターミナルに出店しているマクドナルド、スターバックスは、本ターミナルには無い。供用開始当初は国際線ターミナルであったが、第2ターミナルの国際線施設開業に伴い、2020年3月14日に現名称に変更された。 第3ターミナル(国際線ターミナル時代の外観) 第3ターミナル出発ロビー 第3ターミナル到着ロビー 第3ターミナル展望デッキ 国際線サクララウンジ 江戸小路
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