未発行貨幣・試鋳貨幣等とは? わかりやすく解説

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未発行貨幣・試鋳貨幣等

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 16:48 UTC 版)

五十銭硬貨」の記事における「未発行貨幣・試鋳貨幣等」の解説

表現異なるが実質的に同一額面の「半円」も含む。 半円銀貨品位:銀80%・20%直径:29.69mm、量目:11.6g) - 明治2年銘の毛彫試作貨。表面旭日竜大型五十銭銀貨/旭日竜小型五十銭銀貨大まかに同一デザイン額面表記は「半圓」、裏面中央の旭日菊紋桐紋それぞれ8つずつで囲んだのである。またそれと大まかに同様のデザイン明治3年銘の打製銅製及び錫製の試鋳貨存在する五十銀貨 - ギザあり。大正7年銘。表面竜五十銭銀貨及び旭日五十銭銀貨と同様。裏面旭日とそれを囲む桜花・「大日本」・年号であるが、旭日五十銭銀貨とは異なり桜花は縁に近い位置にあって半分しか貨幣面に現れておらず、「大日本」・年号文字旭日旭光線に重なっている。 小型五十銭背八稜形銀貨品位:銀60% - 70%・40% - 30%、直径:23.61mm、量目:6.8g) - ギザなし。昭和2年銘。表面小型鳳凰五十銭銀貨と同様。裏面八稜鏡・「大日本」・年号小型五十銭背八稜形黄銅貨(品位60% - 70%・亜鉛40% - 30%、直径:23.73mm、量目:5.5g) - ギザなし。昭和2年銘。表裏デザイン上の貨幣と同様で、黄銅製作したもの。 小型五十銭背稲図銀貨品位:銀を主成分とするが具体的な組成不明直径:24.04mm、量目:7.1g) - ギザなし。昭和2年銘。表面小型鳳凰五十銭銀貨と同様。裏面は稲図と年号小型五十銭背稲図黄銅貨(品位60% - 70%・亜鉛40% - 30%、直径:23.95mm、量目:6.1g) - ギザなし。昭和2年銘。表裏デザイン上の貨幣と同様で、黄銅製作したもの。 五十アルミ貨 - ギザあり。昭和13年銘。表裏デザイン小型鳳凰五十銭銀貨と同様。 五十アルミ貨(量目1g) - 昭和22年銘。表裏デザイン大型五十銭黄銅貨と同様。

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未発行貨幣・試鋳貨幣等

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五銭硬貨」の記事における「未発行貨幣・試鋳貨幣等」の解説

表現異なるが実質的に同一額面の「二十分一円」も含む。 二十分一銀貨品位:銀80%・20%直径:14.24mm、量目:1.28g) - 明治2年銘の毛彫試作貨。表面旭日竜五銭銀貨大まかに同一デザイン額面表記は「二十分一」、裏面中央の旭日菊紋桐紋それぞれ5つずつで囲んだのである。またそれと大まかに同様のデザイン明治3年銘の打製白銅製の試鋳貨存在する。 五銭銀貨品位:銀80%・20%直径:15.151mm、量目:1.348g) - 1872年明治5年11月新貨条例改正よるもの旭日大字五銭銀貨同一図案量目のみ貿易一円銀貨比例関係になるように変更したものだが、このときの改正では五十銀貨旭日竜小型五十銭銀貨)が製造発行されたのみで、このときの改正による五銭銀貨試作品すら製造されなかった。 五銭白銅貨 - 明治21年銘。1889年明治22年発行菊五銭白銅貨とほぼ同じ図案だが、文字の書体雰囲気異なる。 五銭白銅貨品位75%・ニッケル25%直径:20.3mm、量目:4.5g) - 明治28年銘。1897年明治30年発行稲五銭白銅貨に似るが、表面額面表記デザイン化された「五」の文字となっており、裏面周囲文字漢数字による額面の「五錢」が加わっている点が異なる。 五銭白銅貨 - 明治29年銘。表面1897年明治30年発行稲五銭白銅貨同じだが、裏面については周囲文字漢数字による額面の「五錢」が加わっている点が異なる。 五銭白銅貨品位75%・ニッケル25%直径:20.6mm、量目:4.27g) - 有孔。大正5年銘。1917年大正6年発行大型五銭白銅貨に似るが、表面唐草が、裏面桜花加わっている点が異なる。 五銭白銅貨 - 有孔。大正5年銘。1917年大正6年発行大型五銭白銅貨とほぼ同じだが、裏面文字がやや小さめなどの点が異なる。 五銭ニッケル貨品位:純ニッケル直径19mm量目:2.8g) - 有孔。昭和8年銘。発行され十銭ニッケル貨同様のデザイン五銭ニッケル貨品位:純ニッケル直径19mm量目:2.8g) - 有孔。昭和8年銘。ほとんど通用貨と同じであるが、表面金鵄の上部の旭光が端まで達していない。 五銭アルミ青銅貨品位アルミニウムから成る比率不明直径19mm量目:2.4g) - ギザあり、穴なし。昭和13年銘。表面1941年昭和16年発行富士一銭アルミ貨同一デザインで、既にこの時に発案されていたものである。裏面旭日とそれを囲む桜花と「大日本」と年号で、旭光線が端まで達している。 五銭アルミ貨品位:純アルミニウム直径19mm量目:1.2g) - ギザあり。上の貨幣同じデザインアルミ製作したもの。 五銭ニッケル貨品位:純ニッケル直径19mm量目3g) - 穴なし。上の貨幣同じデザインアルミ製作したもの。 五銭アルミ貨品位:純アルミニウム直径19mm量目:1.07g) - 昭和13年銘。表面1940年昭和15年発行菊十銭アルミ貨同一デザイン裏面上の貨幣同じデザインである。 五銭アルミ貨品位:純アルミニウム直径19mm量目:1.18g) - 昭和13年銘。表面菊紋とその左右に隷書体の「五錢」、裏面上の貨幣同じデザインである。 五銭アルミ貨品位:純アルミニウム直径19mm量目:1.2g) - ギザあり。昭和14年銘。表面菊紋とその左右に隷書体の「五錢」、裏面1940年昭和15年発行菊十銭アルミ貨同一デザインである。 五銭アルミ貨品位:純アルミニウム直径19mm量目:1.2g) - ギザあり。昭和14年銘。表面1941年昭和16年発行富士一銭アルミ貨同一デザインで、裏面1940年昭和15年発行菊十銭アルミ貨同一デザインである。 五銭黄銅貨(品位亜鉛から成る比率不明直径19mm量目3g) - 昭和14年銘。表裏とも1940年昭和15年発行菊十銭アルミ貨同一デザインで、黄銅製作したもの。 五銭ニッケル貨品位:純ニッケル直径19mm量目:3.1g) - 穴なし。昭和14年銘。表裏とも1940年昭和15年発行菊十銭アルミ貨同一デザインで、ニッケル製作したもの。 五銭アルミ貨品位:純アルミニウム直径19mm量目:1.2g) - ギザあり。昭和14年銘。表裏とも1940年昭和15年発行菊十銭アルミ貨同一デザインで、額面を5銭としてアルミ製作したもの。 五銭アルミ貨品位:純アルミニウム直径19mm量目:1.55g) - 昭和14年銘。表面1940年昭和15年発行菊十銭アルミ貨同一デザインであるが、裏面は上に「大日本」、下に年号と、中央は八稜形周囲旭光線、その左右に小さな桜花というデザインとなっている。 五銭陶貨品位大学粘土90%・褐鉄鉱10%直径:18mm、量目:1.3g) - 昭和20年銘。表面菊紋桜花・「五錢」、裏面・「大日本」・年号表裏デザインは他にも数種あり)。戦局の悪化伴って貨幣素材とする金属極端に不足したために製造されたもの。愛知県瀬戸輸出陶器株式会社にて製造されたが、大量生産までには至らず結局発行されなかった。

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五百円硬貨」の記事における「未発行貨幣・試鋳貨幣等」の解説

五百円ニッケル黄銅貨(品位72%・亜鉛20%ニッケル8%、直径:26.5mm、量目:7.0g) - 平成12年銘の試作貨幣発行され五百円ニッケル黄銅貨と異なる点は、潜像が「NIPPONとなっているところである。2002年11月流出事件発生した

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五円硬貨」の記事における「未発行貨幣・試鋳貨幣等」の解説

五円金貨品位:金90%・10%直径:23.33mm、量目:7.76g) - 明治2年銘の毛彫試作貨。表のデザイン発行され旧五円金貨とほぼ同じだが、裏面旭日周囲菊・桐各7交互連続模様となっている。 五円金貨品位:金90%・10%) - 明治3年銘の打製試作貨。表のデザイン発行され旧五円金貨とほぼ同じだが、裏面旭日周囲菊・桐各7交互連続模様となっている。 五円金貨品位:金90%・10%直径:22.42mm、量目:8.29g) - 明治7年銘。表のデザイン発行され旧五円金貨とほぼ同じだが、裏面デザイン発行され旧五円金貨デザイン錦の御旗日月旗)がないデザインとなっている。 五円アルミニウム貨 - 昭和26年銘。楷書体五円黄銅貨フデ五)と同様のデザインアルミニウム製作したもの。 五円青銅貨量目:3.13g) - 昭和26年銘。現行の十円青銅貨同様の平等院常盤木デザインで、裏面額面としてアラビア数字の「5」が入っている。

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二十銭硬貨」の記事における「未発行貨幣・試鋳貨幣等」の解説

二十銀貨品位:銀80%・20%直径:22.424mm、量目:5.391g) - 1872年明治5年11月新貨条例改正よるもの旭日竜二十銭銀貨同一図案量目貿易一円銀貨比例関係になるように変更し、更に直径若干縮小したものだが、このときの改正では五十銀貨旭日竜小型五十銭銀貨)が製造発行されたのみで、このときの改正による二十銀貨試作品すら製造されなかった。 二十銀貨品位:銀を主成分とするが具体的な組成不明直径:18.29mm、量目:2.2g) - ギザなし。1897年明治30年発行開始貨幣法による本位金貨詳細日本の金貨参照)と同じデザインだが、裏面旭日八稜鏡周囲は文字図柄一切なく年銘表示はない。1906年明治39年)の旭日二十銭銀貨発行期の試作推定される二十銀貨 - ギザあり。大正7年銘。表面竜二十銭銀貨及び旭日二十銭銀貨と同様。裏面旭日とそれを囲む桜花・「大日本」・年号であるが、旭日二十銭銀貨とは異なり桜花は縁に近い位置にあって半分しか貨幣面に現れておらず、「大日本」・年号文字旭日旭光線に重なっている。 八咫烏二十銀貨品位:銀72%・28%、直径:19.696mm(貨幣法による規定)/16.7mm、量目3g貨幣法による規定)/1.8g) - ギザあり。1918年大正7年)の貨幣法改正による貨幣。銀価格の高騰受けて旭日二十銭銀貨から銀品位下げて量目減量させたもの。図案八咫烏五十銭銀貨及び八咫烏十銭銀貨同様の一般公募作品よるもの文字隷書体)。八咫烏五十銭銀貨及び八咫烏十銭銀貨(これらは本格製造され日銀引き渡されたが銀価格が鋳潰点を上回ったため流通せず)とは異なり流通用としては製造されず、試作のみとなった年銘大正7年9年10年のものと、「大正 年」と数字部分空白になっているものが存在する1926年大正15年)頃まで試作された。 小型鳳凰二十銀貨品位:銀72%・28%、直径:16.94mm、量目:1.99g) - ギザあり。大正11年銘。1922年大正11年)の貨幣法改正による貨幣八咫烏二十銀貨から更に量目減量させたもので、表裏デザイン八咫烏銀貨から裏面八咫烏ローマ字表記除き表面デザイン若干修正した小型鳳凰五十銭銀貨同様のもの(文字隷書体であったが、こちらも流通用としては製造されず、試作のみとなった小型鳳凰五十銭銀貨とは量目比例関係となっている。2018年平成30年)と2021年令和3年)に銀座コインオークションに出品された。 二十白銅貨 - 年銘なし。表裏デザイン1920年大正9年発行十銭白銅貨同様だが、裏面は「大日本」と年号文字がない。十銭白銅貨より直径大きく額面表記が「廿錢」となっているのが特徴的である。デザインからして1920年大正9年)の十銭白銅貨発行期の試作推定される

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未発行貨幣・試鋳貨幣等

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十銭硬貨」の記事における「未発行貨幣・試鋳貨幣等」の解説

表現異なるが実質的に同一額面の「十分一円」も含む。 十分一銀貨品位:銀80%・20%直径:16.97mm、量目:2.29g) - 明治2年銘の毛彫試作貨。表面旭日竜十銭銀貨大まかに同一デザイン額面表記は「十分一」、裏面中央の旭日菊紋桐紋それぞれ5つずつで囲んだのである。またそれと大まかに同様のデザイン明治3年銘の打製白銅製及び銅製の試鋳貨存在する。 十銭銀貨品位:銀80%・20%直径:17.575mm、量目:2.696g) - 1872年明治5年11月新貨条例改正よるもの旭日竜十銭銀貨同一図案量目のみ貿易一円銀貨比例関係になるように変更したものだが、このときの改正では五十銀貨旭日竜小型五十銭銀貨)が製造発行されたのみで、このときの改正による十銭銀貨試作品すら製造されなかった。記録ギザなしが想定されていた。 十銭銀貨 - ギザあり。大正7年銘。表面菊紋桐紋菊枝、「十錢」のデザインで、旭日竜十銭銀貨の裏面の日章を「十錢」に置き換えたようなデザインである。裏面旭日とそれを囲む小さな8つ桜花、「大日本」、年号デザインとなっている。 十銭ニッケル貨量目:4.02g) - 有孔。昭和8年銘。表面発行貨と同じであるが、裏面発行され五銭ニッケル貨と同じ勾玉連環デザインである。 十銭ニッケル貨 - 有孔。昭和8年銘。上の貨幣とほぼ同じだが、穴の周囲凸部がない点が異なる。 十銭ニッケル貨 - 有孔。昭和8年銘。発行貨とほぼ同じで、文字微妙に小さいなどの点が異なるのみである。 十銭アルミ青銅貨品位アルミ青銅具体的な組成不明)、直径:22mm、量目3.5g) - ギザあり。昭和12年銘。1933年昭和8年発行十銭ニッケル貨同様のデザインだが穴なし。 十銭ニッケル貨品位ニッケル具体的な組成不明)、直径:22mm、量目3.5g) - 有孔。昭和13年銘。1938年昭和13年発行十銭アルミ青銅貨同様のデザインであるが、材質異なり厚さが薄い。 十銭アルミ貨(品位:純アルミニウム直径:22mm、量目1.5g) - 昭和13年銘。表面菊紋桜花枝・光線・「十錢」、裏面八稜鏡・稲・歯車・「大日本」・年号軍需によるニッケル・銅の不足により、アルミ素材貨幣製造考慮入れて考案されたものである表面デザインについては、後に光線除いて戦後小型五十銭黄銅貨デザイン採用されている。 十銭銅貨品位99.8%) - 昭和13年銘。上の貨幣同様のデザイン製作したもの。 十銭ニッケル貨 - 昭和13年銘。上の貨幣同様のデザインニッケル製作したもの。穴なし。 十銭アルミ貨(品位:純アルミニウム直径:22mm、量目1.5g) - ギザあり。昭和13年銘。1940年昭和15年発行菊十銭アルミ貨素材直径重量同一であるが、表裏デザイン異なり表面菊紋とその左右に隷書体の「十錢」、裏面旭日とそれを囲む桜花と「大日本」と年号で、旭光線が端まで達している。 十銭アルミ貨(量目1.5g) - 昭和14年銘。表面上の貨幣と同じ、裏面1940年昭和15年発行菊十銭アルミ貨と同じである。 十銭アルミ貨(量目1.5g) - 昭和14年銘。表面1940年昭和15年発行菊十銭アルミ貨と同じ、裏面八稜鏡・「大日本」・年号デザインである。 十銭黄銅貨(量目:2.7g) - ギザあり。昭和19年銘。表裏デザイン1944年昭和19年発行十銭錫貨同じだが、穴なし。 十銭陶貨品位長石10 - 15%・砥の粉85 - 90%、直径:21.9mm、量目2g) - 昭和20年銘。表面菊紋稲穂・「十錢」、裏面桐紋・「大日本」・年号表裏デザインは他にも数種あり)。戦局の悪化伴って貨幣素材とする金属極端に不足したために製造されたもの。京都府松風工業株式会社にて製造されたが、大量生産までには至らず結局発行されなかった。 十銭黄銅貨 - 昭和21年銘。表裏デザイン1945年昭和20年発行稲十銭アルミ貨と同じである。

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未発行貨幣・試鋳貨幣等

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一円硬貨」の記事における「未発行貨幣・試鋳貨幣等」の解説

一円金貨品位:金90%・10%直径:13.515mm、量目:1.6667g) - 明治3年銘。1871年明治4年)に新貨条例制定され当初のもので、他の旧金貨同様に表面が竜図(阿竜)、裏面発行されたものと同じであったが、小さすぎて竜図がうまく圧印できなかったことから発行されず、1872年明治5年)に「一圓」の文字改められたものが発行された。昭和5年版の『貨幣便覧』に掲載されているが、試作されていたとしても現在実物現存していないと思われるちなみに同様に表面に竜図が入っている明治3年4年銘の五銭銀貨小さすぎて竜図の圧印の出来悪かったが、こちらは発行されている(こちらも後に竜図が「五錢」の文字改められている)。 一円銀貨品位:銀90%・10%直径:38.48mm、量目:25.5g) - 明治2年銘の毛彫試作貨。表面は旧一円銀貨とほぼ同様だが、裏面菊・桐各8交互連続模様となっている。またこれと同規格の錫製の試作貨も存在する一円銀貨品位:銀90%・10%直径:38.5mm、量目:26.6g) - 明治3年銘。表面は旧一円銀貨と同様で、裏面菊・桐各8交互連続模様となっている。ロンドン造幣局により作成一円銀貨品位:銀90.2%・9.8%、量目:26.7g) - 明治7年銘。表面大まかに新一銀貨同様だが、額面表記大字の「壹圓」で、下部西暦の「1874」の表記がある点が異なる。裏面中央に竜図、上部に「日本明治七年」、下部に「416 GRAINS. 902 FINE.」「ONE DOLLAR」と表記されている。 一円銀貨直径:33.93mm) - 明治34年銘で、表面発行され新一銀貨と同様図だが、裏面旭日デザインである。補助貨幣とすることを想定して試作された。またその打試鋳貨存在する一円アルミ貨(品位:純アルミニウム直径:20mm、量目1g) - 昭和25年銘。昭和23年発行一円黄銅貨同様のデザインアルミニウム製作したもの。 一円青銅貨品位95%・亜鉛4%・錫1%直径:17.95mm、量目2g) - 昭和26年銘。現行の十円青銅貨同様の平等院常盤木デザイン一円青銅貨品位亜鉛・錫から成る比率不明直径:18mm、量目2g) - 昭和26年銘。表面戦前一円紙幣使用されていた武内宿禰思われる人物の肖像あしらわれており、裏面には縦書きの「一円」の文字年銘入っている。 一円青銅貨品位亜鉛・錫から成る比率不明直径:21.00mm、量目:3.1g) - 昭和26年銘。表面には船図があしらわれており、裏面には縦書きの「一円」の文字年銘入っている。 一円黄銅貨品位亜鉛から成る比率不明直径:18mm、量目2g) - 昭和26年銘。表面には船図があしらわれており、裏面には縦書きの「一円」の文字年銘入っている。

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未発行貨幣・試鋳貨幣等

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五十円硬貨」の記事における「未発行貨幣・試鋳貨幣等」の解説

五十円洋銀貨(品位ニッケル・銅亜鉛から成る比率不明直径:21mm) - 1950年昭和25年)に発行されるはずだったが、同年起こった朝鮮戦争により、ニッケル価格高騰したため、試作段階終わり十円洋銀貨と同じく未発硬貨となった。またその五十円洋銀貨は十円洋銀貨と異なり法令による制定はされていない表面額面図、裏面鳳凰図と「日本國」と年号となっている。 五十円銀貨 - 表の図柄平等院鳳凰堂、裏の図柄常盤木。これも1950年昭和25年)に発行される予定だったが、試作のみに終わりデザイン十円青銅貨流用された。

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未発行貨幣・試鋳貨幣等

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一厘硬貨」の記事における「未発行貨幣・試鋳貨幣等」の解説

一厘銅貨品位98%・錫1%亜鉛1%直径:14.90mm、量目:0.70g) - 明治2年銘。表面旭日横書きの「一釐」、裏面菊花紋章と「以十一錢」の文字年号デザインとなっており、国名表記はない。 一厘銅貨品位98%・錫1%亜鉛1%直径:15.15mm、量目:0.94g) - 有孔で、表面旭日縦書きの「一釐」、裏面旭日と「以十一錢」の文字デザインで、陰刻となっており、年号国名表記はなく、明治2年製造推定される一厘銅貨品位98%・錫1%亜鉛1%直径:15.15mm、量目:1.09g) - これも有孔で、上の試鋳貨幣同じデザインだが、陽刻となっている点が異なる。これも明治2年製造推定される一厘銅貨品位98%・錫1%亜鉛1%直径:15.75mm、量目:0.98g) - 明治3年銘。1871年明治4年)に新貨条例制定され当初のもの。表面旭日横書きの「一厘」、裏面菊花紋章と「十一錢」の文字年号デザインとなっており、国名表記はない。当時銅貨製造所完成していなかったため、流通用として製造発行はされず、試作のみとなった一厘銅貨品位98%・錫1%亜鉛1%直径:15.6mm、量目:1.2g) - 明治6年銘。発行され一厘銅貨とほぼ同じデザインだが、発行され一厘銅貨表面ローマ字表記が「1RIN」となっているのに対し、こちらの試鋳貨は「1MIL」となっている。

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未発行貨幣・試鋳貨幣等

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五厘硬貨」の記事における「未発行貨幣・試鋳貨幣等」の解説

五厘青銅貨品位95%・錫4%・亜鉛1%直径:21.818mm、量目:3.564g) - 明治30年銘。1897年明治30年)に貨幣法制定され当初のもの。表裏図案1873年明治6年発行半銭銅貨とほぼ同じだが、竜図が裏面という扱いになり、表面漢数字による額面表記が「半錢」から「五厘」に変更された点異なる。材質当時世界流れ合わせて98%の銅合金から95%の青銅変更されている。しかし法律による図案規格制定だけで、実物製造試作ら行われなかった。 五厘青銅貨品位95%・錫4%・亜鉛1%直径:21.818mm、量目:3.564g(貨幣法による規定)/3.75g) - 表面額面金額の「五厘」と「大日本」・「5RIN」の文字年号裏面唐草デザインとなっている。1898年明治31年)の貨幣法改正により制定されたもので、明治323942年銘が試作され、パリ博覧会及びロンドン大博覧会出品用とされたが、流通用としては製造されなかった。同時期に発行され稲一銭青銅貨とは貨幣法量目比例関係となっている。 五厘青銅貨品位95%・錫4%・亜鉛1%直径:19.9mm、量目:2.1g) - 明治42年銘。表面は「五厘」と抱き合わせ稲、裏面旭日と「大日本」・「5RIN」の文字年号デザイン五厘青銅貨品位95%・錫4%・亜鉛1%量目:2.1g) - 大正5年銘。表面1916年大正5年)に実際に発行されたものとほぼ同じだが、左右に桐紋がある点が異なる。裏面旭日と「大日本」の文字年号デザイン五厘青銅貨品位95%・錫4%・亜鉛1%量目:2.25g) - 大正5年銘。表面菊紋瑞雲分銅形の中に五厘」の文字組み合わせ裏面旭日と「大日本」・「5 RN.」の文字年号デザイン五厘青銅貨 - 大正5年銘。表面絵柄のみ、裏面は「五厘」「大日本」と年号

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未発行貨幣・試鋳貨幣等

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半銭硬貨」の記事における「未発行貨幣・試鋳貨幣等」の解説

半銭銅貨品位98%・錫1%亜鉛1%直径:21.21mm、量目:3.56g) - 明治3年銘。1871年明治4年)に新貨条例制定され当初のもの。表面1873年明治6年)に発行されたものとほぼ同じだが、額面金額表記が「半錢」と漢字となっている点が異なる。裏面菊花紋章桐紋菊枝・「二百一圓」のデザインとなっている。当時銅貨製造所完成していなかったため、流通用として製造発行はされず、試作のみとなった同じデザイン試作一銭銅貨よりも存在少ない。

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未発行貨幣・試鋳貨幣等

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 15:38 UTC 版)

一銭硬貨」の記事における「未発行貨幣・試鋳貨幣等」の解説

一銭銅貨品位98%・錫1%亜鉛1%直径:29.7mm、量目:9.8g) - 明治2年銘。片面には菊紋とその周囲唐草桐紋、もう片面には「太政官」の文字がある。 一銭銅貨品位98%・錫1%亜鉛1%直径:29.7mm、量目:8.30g) - 明治2年銘。表面1873年明治6年)に発行されたものとほぼ同じだが、額面金額表記が「一錢」と漢字となっている点が異なる。裏面旭日と「以百枚一圓」の文字のみとなっている。加納夏雄試作よる。片切彫陰刻一銭銅貨品位98%・錫1%亜鉛1%直径:29.1mm、量目:8.69g) - 明治2年銘。表裏デザイン上の貨幣とほぼ同様だが、陽刻となっている点が異なる。これも加納夏雄試作よる。日本貨幣カタログ掲載一銭銅貨品位98%・錫1%亜鉛1%直径:27.8mm、量目:7.13g) - 明治3年銘。1871年明治4年)に新貨条例制定され当初のもの。表面1873年明治6年)に発行されたものとほぼ同じだが、額面金額表記が「一錢」と漢字となっている点が異なる。裏面菊花紋章桐紋菊枝・「以百枚一圓」のデザインとなっている。当時銅貨製造所完成していなかったため、流通用として製造発行はされず、試作のみとなった一銭青銅貨品位95%・錫4%・亜鉛1%直径:27.878mm、量目:7.128g) - 明治30年銘。1897年明治30年)に貨幣法制定され当初のもの。表裏図案1873年明治6年発行竜一銭銅貨同じだが、竜図が裏面という扱いになり、材質当時世界流れ合わせて98%の銅合金から95%の青銅変更されている点が異なる。しかし法律による図案規格制定だけで、実物製造試作ら行われなかった。稲一銭青銅貨改正前に当たる。 一銭アルミ貨 - 明治39年銘。稲一銭青銅貨と同図案一銭青銅貨品位95%・錫4%・亜鉛1%直径:23.33mm、量目:3.79g) - 有孔。明治41年銘。表面は「一錢」と稲穂裏面は八稜形旭光線・「大日本」・「1SEN」の文字年号デザイン一銭青銅貨品位95%・錫4%・亜鉛1%直径:23.74mm、量目:4.16g) - 明治44年銘。表面は「一錢」と抱き合わせ稲、裏面旭日と「大日本」・「1SEN」の文字年号デザイン一銭青銅貨品位95%・錫4%・亜鉛1%直径:23.63mm、量目:4.16g) - 大正4年銘。表面は「一錢」・旭光線・桐紋裏面は「大日本」と四角囲まれた「1 SN.」の文字年号デザイン一銭青銅貨品位95%・錫4%・亜鉛1%直径:23.63mm、量目:4.80g) - 大正4年銘。表面横書きの「一錢」と裏面旭日と「大日本」・「1 SN.」の文字年号デザイン一銭青銅貨品位95%・錫4%・亜鉛1%量目:3.75g) - 大正5年銘。表面菊紋瑞雲分銅形の中に一錢」の文字組み合わせ裏面旭日と「大日本」・「1 SN.」の文字年号デザイン一銭青銅貨品位95%・錫4%・亜鉛1%量目:3.71g) - 大正5年銘。表面1916年大正5年)に実際に発行されたものとほぼ同じだが、左右に桐紋がある点が異なる。裏面旭日と「大日本」の文字年号デザイン一銭青銅貨 - 大正4年銘。表面横書きの「一錢」の文字唐草裏面旭日と「大日本」・「1 SN.」の文字年号デザイン一銭青銅貨 - 大正5年銘。表面絵柄のみ、裏面は「一錢」「大日本」と年号一銭黄銅貨(品位90%・亜鉛10%直径:23.03mm、量目:3.75g) - 昭和13年銘。表面額面金額の「一錢」と菊花紋章図、裏面八咫烏と「大日本」と年号デザイン発行されカラス一銭黄銅貨と同じ材質だが、裏面八咫烏デザイン変化がある。 一銭不銹鋼貨 - 昭和13年銘。1938年昭和13年発行カラス一銭黄銅貨同様のデザイン。「不銹鋼」はステンレスのこと。 一銭白銅貨 - 昭和13年銘。1938年昭和13年発行カラス一銭黄銅貨同様のデザイン白銅製作したもの。 一銭アルミ貨(直径:20mm) - 昭和13年銘。1938年昭和13年発行カラス一銭アルミ貨同様のデザインで、直径のみ異なる。 一銭アルミ貨(直径:23mm) - 昭和13年銘。1938年昭和13年発行カラス一銭アルミ貨同様のデザインで、直径のみ異なる。 一銭陶貨品位三間坂粘土60%・泉山石15%・赤目粘土15%・その他10%直径15mm量目:0.8g) - 年銘なし、1945年昭和20年製造表面は「壹」の文字富士山裏面と「大日本」の文字デザイン表裏デザインは他にも数種あり)。戦局の悪化伴って貨幣素材とする金属極端に不足したために製造されたもの。佐賀県有田町協和新興陶器有限会社及び京都瀬戸にて大量に製造されたが、発行するには十分なと言えないことから発行見合わせられ、そのまま終戦迎えたため、結局発行されなかった。日本発行されなかった貨幣の中では現存数が最も多い。

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