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映画情報 |
肖像
| 原題: | |
| 製作国: | 日本 |
| 製作年: | 1948 |
| 配給: |
| スタッフ | |
| 監督: | 木下恵介 キノシタケイスケ |
| 製作: | 小倉武志 オグラタケシ |
| 脚本: | 黒澤明 クロサワアキラ |
| 撮影: | 楠田浩之 クスダヒロユキ |
| 音楽: | 木下忠司 キノシタタダシ |
| 美術: | 小島基司 コジマモトジ |
| 録音: | 大野久男 オオノヒサオ |
| 照明: | 豊島良三 |
| キャスト(役名) |
| 水戸光子 ミトミツコ (ミドリ) |
| 小沢栄太郎 オザワエイタロウ (金子) |
| 堺駿二 サカイシュンジ (玉井) |
| 菅井一郎 スガイイチロウ (野村) |
| 東山千栄子 ヒガシヤマチエコ (野村妻君) |
| 桂木洋子 カツラギヨウコ (娘陽子) |
| 安部徹 アベトオル (息子一郎) |
| 三宅邦子 ミヤケクニコ (嫁久美子) |
| 佐田啓二 サダケイジ (中島) |
| 井川邦子 イガワクニコ (芳子) |
| 解説 |
| 製作は「誘惑(1948)」「女」「わが生涯のかがやける日」の小倉武志で、東宝の「酔いどれ天使」の脚本(植草圭之助と協同)及び演出をした黒澤明が脚本を書き「女」につぐ木下恵介が監督する。撮影も「女」の楠田浩之が担当する。主演は「女」の水戸光子、小沢栄太郎でそれに「面影」(東宝)の菅井一郎、「富士山頂(1948)」(新東宝)の三宅邦子「不死鳥」「旅裝」の佐田啓二「秘密(1948)」の井川邦子らのほかニューフェイスの桂木洋子が第一回出演する。 |
| ストーリー※ストーリーの結末まで記載されていますので、ご注意ください |
| ミドリは若いお妾であった。その旦那の金子は家屋売買のブローカーで、商売友達の玉井と二人で、格安なアトリエつきの家を買った。だがその家には老画家の野村一家ががんばっている。金子も玉井もこれには手こずったが結局野村が二階の一間をあけるというので、野村を追い出す算段のため金子がその室に入ることになった。引越しの日、ミドリはふてくされていたが、意外にも野村一家の人たちから「お嬢さん」として迎えられ、やむなく金子とミドリは父娘として住みこんでしまう。下のアトリエに住む野村一家とは野村画伯とその細君、明るい娘陽子、まだ復員しないせがれ一郎の妻久美子とその子英一たちで、だれもかれも今の世にめずらしい善人であった。その人たちの中でミドリはいつか貧しいけれど明るい健康な生活に対するあこがれににたものが胸にひろがり、今まで濃いルージュをぬったくちびるに煙草をくわえていた様な彼女が形だけでもお嬢さんらしく振舞うことに、かすかな人間的なよろこびを感じるのだった。そうしたある日、野村から肖像を描かせてくれと懇望されたミドリは野村の澄んだひとみの中で自分の本当の姿が見破られることを怖れたが、とうとう承諾してしまう。ミドリの肖像画は野村の異常な情熱の中で進行した。だがミドリは一人の娘としてモデルになっていることが次第に苦痛になってきた。それはウソの皮にとじこめられた良心的な苦しみであったのだ。とくに陽子とその恋人中島青年の明るい交際を目の前にみて、同じ年ごろである自分の心のうらぶれに耐えられなくなり、モデルもやめ、この家もとび出していこうと金子にせがむ。やはり彼女は肩の張らない自だらくな生活がいいと思うのだ。その日お妾友だちの芳子のアパートで酒をのみ、酔って家へ帰るミドリは、もうお嬢さんの皮をかぶっていることをかなぐりすてて、「わたしはお嬢さんじゃないよお妾だい」とうつろにわめくのだった。アトリエに帰って「肖像」の前に立ったミドリは「こんなとりすました奴は殺してしまうんだ」とパレットナイフで突き破ってしまおうとする。だが久美子がこれをみてはげしくミドリにいうのだ−−あなたは強く生きることを怖がっているのです、私が貴女だったら自分にナイフをつき刺します−−そのことばに、ミドリはわあっとなき出してしまう。翌朝、ミドリは姿を消していた。彼女はうそのない強い生き方を求めていったのだ。−−その年の秋の展覧会に、野村画伯の「肖像」はすばらしい好評であった。会場でその「肖像」をじっとながめているのはかみの毛を無雑作にたばね、心持ちやせてはいるが、何かりん然としたミドリの姿であった。 |
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肖像
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/12/29 16:15 UTC 版)
肖像(しょうぞう)とは、特定の人間の外観を表現した絵画や写真である。類似(肖似性)が求められる場合もあれば、理想化が求められる場合もある。芸術的な造形や精神性を示すこともある。代表的なものは、肖像画(絵画)と肖像写真(写真)である。
[続きの解説]
「肖像」の続きの解説一覧
- 1 肖像とは
- 2 肖像の概要
肖像に関連した本
- 若き検死官の肖像 (f-Clan文庫) 椹野 道流 三笠書房
- ミカドの肖像 (小学館文庫) 猪瀬 直樹 小学館
- 機動戦士ガンダムC.D.A 若き彗星の肖像 (13) (角川コミックス・エース 90-13) 北爪 宏幸 角川グループパブリッシング
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