木型
木製の鋳型用模型。加工が容易で製作時間も短く、安価であるため模型として多く使われている。しかし摩耗したり破損したり、吸温して寸法が狂いやすいなどの欠点があり、取り扱いや保管には十分注意する必要がある。製作にあたっては、精度、仕上げしろ量など、用途により木材の種類を選択する必要がある。木型に使われる代表的な木材には、質が緻密で強度が高いほう、加工しやすく安価な杉、安価で狂いの少ない松などがある。木型の品質的欠点を補うものとして金型模型がある。木型にするか金型にするかは、生産数より採算性を考慮して決定される。自動車部品のように生産数の多いものは、ほとんどが金型模型が使用されるが、自動車部品でも試作品は木型が多い。
反対語 金型木型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/04 09:17 UTC 版)
木型(きがた)とは、製品の外観の検討や機能の確認のためにつくられる原型。基本的には木製。モックアップ(mockup)とも言う。
- ^ 靴木型 100年の亜歩みに幕/東京の老舗、年内で廃業 3D印刷普及「今が潮時」『日本経済新聞』朝刊2019年12月25日(社会面)2019年12月28日閲覧
- ^ a b CORPORATION, TOYOTA MOTOR. “特集|「日本のクルマづくりを支える職人たち」第1回 木型職人 剣持正光 |トヨタイムズ”. トヨタイムズ. 2021年8月2日閲覧。
- ^ Mobile:KEYWORD モックアップ【もっくあっぷ】ITmedia(2003年4月30日20時2分更新)2019年12月28日閲覧
- 1 木型とは
- 2 木型の概要
木型(ツリー型)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/19 06:28 UTC 版)
「ネットワーク・トポロジー」の記事における「木型(ツリー型)」の解説
ただ1つの根(ルートノード)から枝分かれする様に伸びていくトポロジー。 USBのような、1対多通信が主になるネットワークで使われる。
※この「木型(ツリー型)」の解説は、「ネットワーク・トポロジー」の解説の一部です。
「木型(ツリー型)」を含む「ネットワーク・トポロジー」の記事については、「ネットワーク・トポロジー」の概要を参照ください。
「木型」の例文・使い方・用例・文例
木型と同じ種類の言葉
- >> 「木型」を含む用語の索引
- 木型のページへのリンク