文型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/11 01:45 UTC 版)
文型(ぶんけい、英: Sentence pattern,英: Sentence Type[1][2])とは、言語における、文の構成上の類型[3]、あるいは典型[4]。ただし、文型は厳密な定義を経ているのではなく、語の配置によって成立した文を、型や枠組みとして記述したものである[5]。
- ^ 安藤貞雄(2007)『英語の文型』開拓社
- ^ a b c d e 久保野 雅史 「英語学を文法指導に生かす(2) 」神奈川大学心理・教育研究論集 第 47 号(2020 年 3 月 6 日)
- ^ a b c d 阪倉篤義「文型」改訂新版世界大百科事典,平凡社、近藤泰弘「文型」小学館 日本大百科全書(ニッポニカ),コトバンク
- ^ 国立国語研究所報告16『話しことばの文型(1)』1960年,p.18.
- ^ 林四郎「文型」『国語学大辞典』1980,東京堂
- ^ 国立国語研究所報告16『話しことばの文型(1)』1960年,p.13.
- ^ 国立国語研究所報告16『話しことばの文型(1)』1960年,p.14.
- ^ 国立国語研究所報告16『話しことばの文型(1)』1960年,p.14.
- ^ 国立国語研究所報告16『話しことばの文型(1)』1960年,p.14.
- ^ 国立国語研究所報告16『話しことばの文型(1)』1960年
- ^ 国立国語研究所報告16『話しことばの文型(1)』1960年,p.8-12.
- ^ 国立国語研究所報告16『話しことばの文型(1)』1960年,p.15.
- ^ 国立国語研究所報告16『話しことばの文型(1)』1960年,p.88
- ^ 国立国語研究所報告16『話しことばの文型(1)』1960年,p.89
- ^ 国立国語研究所報告16『話しことばの文型(1)』1960年,p.92.
- ^ 国立国語研究所報告16『話しことばの文型(1)』1960年,p.93.
- ^ 国立国語研究所報告16『話しことばの文型(1)』1960年,p.97.
- ^ 国立国語研究所報告16『話しことばの文型(1)』1960年,p.99
- ^ 国立国語研究所報告16『話しことばの文型(1)』1960年,p.92.
- ^ 国立国語研究所報告16『話しことばの文型(1)』1960年,p.88-89
- ^ 国立国語研究所報告23『話しことばの文型(2)独話資料による研究』1963年
- ^ 国立国語研究所報告23『話しことばの文型(2)独話資料による研究』1963年,p.65.
- ^ 国立国語研究所報告23『話しことばの文型(2)独話資料による研究』1963年,p.97-99.
- ^ 国立国語研究所報告23『話しことばの文型(2)独話資料による研究』1963年,p.99.
- ^ 国立国語研究所報告23『話しことばの文型(2)独話資料による研究』1963年,p.99.
- ^ 国立国語研究所報告23『話しことばの文型(2)独話資料による研究』1963年,p.100.
- ^ 国立国語研究所報告23『話しことばの文型(2)独話資料による研究』1963年,p.104.
- ^ 国立国語研究所報告23『話しことばの文型(2)独話資料による研究』1963年,p.105.
- ^ 国立国語研究所報告23『話しことばの文型(2)独話資料による研究』1963年,p.105.
- ^ a b c d e 松岡弘「「文型」を見直す」言語文化 31 51-74, 1994-12-25,一橋大学語学研究室
- ^ 林四郎「表現のための文法」(1981)月刊言語10巻2号、大修館書店
- ^ 蒲谷宏、小出, 美河子、新居田, 純野 久光直子、深田嘉昭、辺土小枝子、山下喜代「「文型」とは何か―日本語教育における「文型」の位置づけ―」講座日本語教育 第31分冊,p1-32,早稲田大学日本語研究教育センター,1995
- ^ a b c d 宮脇正孝「5文型の源流を辿る: C. T. Onions, An Advanced English Syntax(1904)を越えて」専修人文論集90,2012,3,専修大学学会,p.437-465
- ^ ソンネンシャインは、1886年に文法協会(Grammatical Society)を創設し、同協会は並行文法シリーズを刊行、1909年にJ. P. Potgrave と共に古典協会(Classical Association)を拠点として,文法用語合同委員会(Joint Committee on Grammatical Terminology)を組織したが、同委員会の1911年の報告 On the Terminology of Grammar で「述部の5形式」は登場しない。また、ソンネンシャインは、A New English Grammar based on the recommendations of the Joint Committee on Grammatical Terminology(1916) でも述部の5形式を採用しなかった
- ^ a b c d e f g h i j k 日塔 悦夫「文型と動詞型との関係について」『Dialogos』第11号、東洋大学文学部英語コミュニケーション学科、2011年、239 - 255頁、ISSN 1346-3101、2024年2月21日閲覧。
- ^ Quirk, R., S. Greenbaum, G. Leech and J. Svartvik,(1985)A Comprehensive Grammar of the English Language, Longman.
文型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/03/29 05:29 UTC 版)
ノシロ語はSOV型の1類と、SVO型の2類という二つの文型を使用することができる。これは使用者が母語に合わせて自由に選択できるようにしたものであり、基本的にこの語順の異なり以外は1類・2類の間の違いは少なく、いずれも互いに理解することは難しくないという。 文の要素としては主語(S)、動詞(V)、補語(C)、目的語(O)が設定されている。これらはそれぞれ、語ではなく節を成すこともある。主語・補語・目的語は、主として名詞が担う一方、述語としては動詞しか使用されえないため、これがそのまま文の要素として認められる。こうした文の要素は基本的に必須要素であるが、こうした要素を欠く例外的な文も存在する。ノシロ語で使用される文の構造には、次のようなものがある。 1類: SV, SCV, SOV, S(OaOb)V, S(OC)V 2類: SV, SVC, SVO, SV(OaOb), SV(OC) このように、目的語(O)および補語(C)と動詞(V)との関係が1類と2類で正反対になる。こうした位置関係は副文などにおいてもこれに準ずる。 また文の要素とは別に、形容詞や副詞や準動詞がふされた動詞などからなる修飾語や修飾節などがある。このうち1語からなる修飾語は類に関わらず被修飾語句の前に付すが、2語以上から成る修飾節などは、1類では被修飾語句の前に、2類では被修飾語句の後ろに置くと言うようにやはり位置関係が正反対になる。
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文型
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「アル=サイード・ベドウィン手話」の記事における「文型」の解説
アル=サイード・ベドウィン手話は、主語(Subject) - 目的語(Object) - 動詞(Verb)の語順をとるSOV型に分類される(例:母(が) - 子供(に) - 食べさせる)。これは、耳の聞こえる村人が話す現代のアラビア語や、イスラエルで話されるヘブライ語の語順であるSVO型とも、正則アラビア語(フスハー)の語順であるVSO型とも明らかに異なっている。また周辺地域の聴覚障害者が主に使うイスラエル手話やヨルダン手話とも異なる。上記論文『The emergence of grammar: systematic structure in a new language』の著者たちは、アル=サイード・ベドウィン手話を、文法の並びとコミュニケーションの構成とを沿わせる、人間のもつ傾向の証拠であるとしている。 上記論文の著者たちは文法が構築される際の速度に関しても言及している。アル=サイード村の手話を編み出した第一世代が早くもSOV型の語順を編み出している。また言語の発達も急速に進み、第三世代は第一世代の二倍の速度で手話による会話を行い、より長い文を駆使している。
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