安藤の8文型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/04 14:20 UTC 版)
上記の狭義の5文型では副詞相当語句を要素と見なしていないが、実際には副詞相当語句を除くと非文となる場合が存在する。これを説明するために8文型理論が提唱されている。基本8文型においては上述の基本5文型に加え以下の3文型が追加される。ここでAは前置詞または副詞句である[B7]。 <SVA>:Aは場所・空間などを意味し、Sについての新しい情報を与える。例文:"John lives in London"([B7]17頁より引用) <SVCA>:Aは形容詞の意味を補完する前置詞句である。AがCの目的語であるかのように振舞うことから、この文型に現れる形容詞を他動詞的形容詞と呼ぶ。一方で、(5文型で<SVC>となり)Aを取らない形容詞は自動詞的形容詞と呼ぶ。 <SVOA>:代表例は「xがyをzに置く」を意味するputである。例文:"John put the key in the lock."([B7]21頁より引用)
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