MBA用語集 |
感度分析
分析したいアウトプットをいくつかの変数(パラメータ)に分解し、その変数が変動したとき、アウトプットにどの程度の影響を与えるかを調べる手法。
将来が不確実な時代には、計画が予定からずれた場合にどのくらいの影響があるのかをあらかじめ見込んでおくことが重要となる。そのためのツールが感度分析である。
例として、営業利益の分析で、営業利益 = 単価 × 売上数量 −(固定費 + 単位あたり変動費×数量)と分解したとする。ここで「単価」「売上数量」「固定費」「単位あたり変動費」の4変数をそれぞれ起こりうる範囲で動かして、営業利益の数値がどう動くかを見る。
通常、エクセルなどの表計算ソフトを用いて分析し、スパイダー・チャートやトルネード・チャートなどで図表化することが多い。
シナリオ分析なども、感度分析のバリエーションとして挙げられる。
■ 関連語
トルネード・チャート、スパイダー・チャート、シナリオ分析
石油/天然ガス用語辞典 |
感度分析
【英】: sensitivity analysis
| 経済の分野における感度分析とは、経済的事象の予測において、それに関係する一つの変数が変動したとき、結果がどれだけ変化するかを分析することである。 油・ガス田の開発プロジェクトを計画する時点で行われるプロジェクトの経済性分析(フィージビリティ・スタディ)においては、プロジェクトの収益性に影響を及ぼすいろいろな変動要因(パラメーター)、例えば、開発投資額、開発実施スケジュール、油・ガス田の生産能力(可採埋蔵量、坑井の生産レート)、将来の石油価格、操業原価、インフレーション率、ロイヤルティ、課税条件などが、経済性分析の基本ケースで想定したものと異なる値を取った場合、それに感応してプロジェクトの収益性がどのように変化するかを示す関数関係を明らかにすることによって、そのプロジェクトに内在するリスクの程度をあらかじめ知ることができる。例えば油・ガス田開発プロジェクトの実施スケジュールに 1 年遅れが出れば、開発投資額は不変であっても、それによって通常、プロジェクトの収入の遅れを生じ、プロジェクトの収益性は減少する。この減少の程度(基本ケースのそれに対して)をあらかじめ知ることにより、開発実施スケジュールの遅れのリスク程度が予測でき、プロジェクト実施の管理データとして使える。感度分析は取り上げるパラメーターによって、いろいろなレベルで行い得る。例えば、可採埋蔵量そのものをいろいろな大きさを仮定して、それにより収益性がどう変化するかを見る場合もあれば、埋蔵量を規定する各変数(油層の孔隙率{こうげきりつ}、水飽和率、層厚など)が変化した場合、埋蔵量がどう変化し、その結果、開発プロジェクトの収益性がどう変化するかを見ることもできる。油田開発プロジェクトの感度分析の一例を図に示してある。九つのパラメーターの変化に応じて、プロジェクトの内部利益率(IRR)がどのように変化するかが示されている。 ![]() |
OR事典 |
感度分析 (システム分析における)
【英】:sensitivity analysis
重要な要因の中に不確実な要因がある場合,これらが全体の分析結果にどの程度影響するかを把握するのが, 感度分析である.この場合, これらの不確定な要因のパラメーターの値をいくつか設定(例えば,高・中・低などと)し, モデル等によりそれぞれの場合を計算する. そして,それらの設定値により分析結果がどの位敏感に動くかを検討し,不確定性のある技術的要因等の影響度を把握する.
感度分析 (数理計画の)
【英】:sensitivity analysis
数理計画問題において, 目的関数や制約関数を微小変化させたときの, 最適解や最適値の変化, 特に, 微分可能性や, 変化率等の定量的性質を調べる問題. 感度分析を通して, ラグランジュ乗数と, 経済学の重要な概念であるシャドープライスとの関係が明らかになる. 安定性理論も類似の問題を取り扱うが, 後者は連続性を中心に定性的性質を調べる.
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