学園関係者の親族
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「落第忍者乱太郎の登場人物」の記事における「学園関係者の親族」の解説
一年は組には商人、武士、特定の職業を生業とする村の長など、比較的裕福な家庭の子弟が多い。 猪名寺 平之介(いなでら ひらのすけ) 声 - 西川幾雄(第1期 - 第24期)→平野正人(第25期 - )、島田敏(青年期) 演 - 中村獅童 乱太郎の父。38歳、乙女座、A型。第2巻初登場。名前は第25巻で判明。 三流忍者(本人曰く「二流」)ではあるが、(利吉のサポートがあったとはいえ)牢抜け後、砦から手判を取りに行くなど実力はある。農業の腕は一流。忍者の仕事が滅多に無いため、副業として妻と共に農作業に勤しんでいる。息子の乱太郎同様眼鏡をかけている。お茶目で頼りないが、よその子でも悪いことをすればきちんと叱る信念を持った立派な父親。優秀な忍者になるため忍術学園で修行に励む乱太郎に期待を寄せている。名前は「“ヒラ”忍者」から。アニメ版では主に忍術学園に出かける乱太郎を見送るために母ちゃん共々シリーズの第1話目に登場する事が多い。 乱太郎の母ちゃん 声 - 真山亜子、橘U子(第10期第49話・第55話・第76話)、那須めぐみ(青春期) 演 - 檀れい 優しくて料理上手の肝っ玉母ちゃん。36歳、水瓶座、O型。第2巻初登場。 名前は不明。夫・平之介と同じく乱太郎に期待を寄せている。若い頃は美人で優秀なくの一だったらしく、平之介とは合戦場で知り合った。現在は引退しているが、時折夫のピンチヒッターとして任務をこなすこともある。夫婦仲は今でもアツアツ。少し見栄っ張り。少女マンガ風の絵が得意。アニメでは主に忍術学園に出かける乱太郎を見送るために平之介共々シリーズの第1話目に登場する事が多い。 しんべヱのパパ 声 - 緒方賢一、松尾銀三(2期23話) 堺の大貿易商「福富屋」の主人。43歳、天秤座、O型。第2巻初登場 名前は不明。大らかだが、息子の教育には厳しい。カメ子の名前を適当につけたり、アニメ版ではしんべヱ恋しさに仮病を使って呼び戻すなどお茶目で人騒がせなところが目立つが、かなりのやり手商人。商人としてのポリシーから、悪い城にも武器を売ってしまう困ったところがある。妻は12巻の質問コーナーで存在だけが明らかになっている。 福富 カメ子(ふくとみ カメこ) 声 - 水田わさび しんべヱの妹。5歳、双子座、B型。第27巻初登場。愛称カメちゃん。 礼儀正しく利発で、年齢不相応なほどのしっかり者。元々「カナ子」と命名されるはずが、字を書く際に「ナ」が「メ」になってしまい、そのまま「カメ子」と名付けられた。しんべヱとの兄妹仲はとてもよい。アニメ版ではお節介なまでに世話好きな性格が強調され、また六年生の中在家長次に好意を抱いており彼の不気味な笑顔も「可愛い」と評する、人とは少しずれた美的感覚の持ち主である。 弥次郎(やじろう) 声 - 鳥海勝美 福富屋の使用人。 喜多七(きたしち) 福富屋の包丁人。 庄左ヱ門の父 声 - 菅原淳一 庄左ヱ門の母 声 - 伊藤美紀(第19期)→堀越真己(第22期 - ) 炭屋を経営している。名前は不明。第48巻に両親揃って登場。優秀な庄左ヱ門のことを誇りに思っている。冷静沈着な庄左ヱ門とは対照的に、二人とも常にテンションが高い。アニメ版は第19期初登場。 庄左ヱ門のじーちゃん 声 - 掛川裕彦(第2期・第7期)→田口昂(第10期 - 第22期)→魚建(第27期 - ) 黒木屋という炭屋を経営している庄左ヱ門の祖父。名前は不明。お茶目な忍者マニア。忍者に対して過剰な期待と誤解を抱いている節がある。老眼。自分の焼いた炭が悪い城(特にドクタケ城)の戦に使われることを嫌っている。当初はアニメ版と原作でデザインが異なっていたが、第10期より原作どおりのデザインに改正された。第5巻初登場。 黒木 庄二郎(くろき しょうじろう) 声 - 江森浩子 庄左ヱ門にそっくりの弟。まだ赤ん坊で、忍術学園の長期休暇中は忙しい両親に代わって庄左ヱ門が面倒を見ていることが多い。第24巻初登場。 加藤 飛蔵(かとう とびぞう) 声 - 稲葉実 団蔵の父親で馬借の親方。33歳、山羊座、B型。第14巻初登場。 愛馬は「能一傑号」(アニメ版では「肥満コレステロール号」)。馬借としても指導者としても立派な人物だが、山田伝蔵の女装を本物の女性と勘違いするなど、少しおっちょこちょい。心配性で団蔵の忍術学園での成績を気にしている。名前の由来は加藤段蔵の異名・「飛び加藤」。 清八(せいはち) 声 - 鈴村健一 加藤村の馬借。21歳、山羊座、O型。愛馬は「異界妖号」。普段は急ぎの荷物を中心に運んでいる。馬借としての腕は相当なもので、夜の山道も悠々と駆け抜ける。大雑把で楽天的な性格。忍術学園へは馬で塀を飛び越えて入ってくる。右頬に傷がある。長髪。名前の由来は上方落語の登場人物から。第28巻初登場。第48巻裏に喜六、源兵衛とともに登場。 喜六(きろく) 加藤村の馬借。21歳、天秤座、A型。よく清八とコンビで登場する。愛馬の名前は不明。名前の由来は上方落語の登場人物から。第30巻初登場。アニメ版未登場。 源兵衛(げんべえ) 加藤村の馬借。28歳、双子座、B型。清八、喜六の兄貴分。第39巻初登場、第42巻で名前判明。 山村 リリー(やまむら リリー) 声 - 瀧本富士子 喜三太の高祖母。足柄山に住む風魔くの一。過激な武器を沢山隠し持っているが、歳のせいで上手く扱えない。甲賀流の開祖が風魔流の開祖を裏切った伝説から、甲賀流と、甲賀流と手を結んだ伊賀流の忍者を敵対視しており、甲賀の大木雅之助、伊賀の野村雄三に決闘を申し込んだことがある。現在はくの一を引退し、甲賀・伊賀の忍者を嫌う考え方も改めている。喜三太の蛞蝓を快く思っていない。アニメ版では喜三太を風魔流忍術の後継者にするために、度々忍術学園を訪れて彼を足柄山へ連れ戻そうとしている。一人称はわらわ。第28巻登場。 伊助の父 声 - 青山穣、後藤光祐(第23期第16話) 伊助の母 声 - 竹口安芸子、橘U子(第23期第16話) 染物屋を経営している。名前は不明。父は42歳・A型・魚座、母は30歳・AB型・双子座で、夫婦の年齢が一回りも離れている。第33巻に両親揃って登場。 皆本 武衛(みなもと ぶえい) 声 - 岸野一彦(第1期 - 第19期)→五王四郎(第29期 - ) 金吾の父。鎌倉武士。31歳、山羊座、O型。第8巻・第31巻に登場。 金吾の甘えん坊な性格を直すため、友人の宝条四郎時正の協力を得て彼に殺害されたふりをし、金吾を敵討ちの旅に出させた。その後金吾を忍術学園へ途中入学させる。一見厳しそうな強面だが、意外にひょうきんな性格。乱太郎たちも認めるほど金吾と顔がそっくり。愛馬の名前は『砲右鯔号』。 宝条 四郎 時正(ほうじょう しろう ときまさ) 声 - 田口昂(第1期、第18期) 剣豪。別名「雨散 九斎(うさん くさい)」。金吾の父・武衛の友人。金吾を「仇討ちの旅」に出させるための芝居に協力。脱力を誘う面白い顔の持ち主で性格もひょうきん。名前の由来は北条時政。第8巻登場。第50巻にて、実は武衛の妻の父親でもあり、金吾にとって母方の祖父であることが判明した。 佐武 昌義(さたけ まさよし) 声 - 青山穣(第15期)→大滝進矢(第16期 - ) 虎若の父。各地の大名の依頼を受け、助太刀に出向く鉄砲隊の頭領。39歳。初登場時は気性が荒く息子の教育に厳しい雷親父といった雰囲気だったが、次第に子煩悩で寂しがり屋な面が多く描かれるようになった。虎若が自分をないがしろにして照星を慕うことをひがんでいる。モデルは雑賀衆の鉄砲撃ち・佐武伊賀守義昌。第39巻初登場。 照星(しょうせい) 声 - 松山鷹志 演 - 三津谷亮 ピカソの絵のようなシュールで不気味な顔の凄腕忍者。火縄銃の名手で山田と協力することも。加藤村の雇った用心棒として登場し、現在は虎若の父に招聘されて佐武村の鉄砲隊と行動を共にしている。冷静かつ理知的な性格。虎若の憧れの人であり、後に四年生の田村三木ヱ門からも尊敬される。名前の由来は、銃の照準器から。第39巻初登場。第42巻裏に登場。 山田 利吉(やまだ りきち) 声 - 結城比呂(第1期 - 第2期)→岡野浩介(第3期 - )、高城元気(12歳の頃)、桃森すもも(幼少期) 演 - 木村遼希 ミュージカル版 - 末野卓磨 山田伝蔵の一人息子。18歳、双子座、AB型。身長171cm。第4巻初登場。第25巻裏に登場。 フリーの売れっ子忍者。忍術学園の卒業生ではない。忍術の腕もさることながら、父親譲りの火縄銃と変装の名人でもある。基本的には父・伝蔵を尊敬しているが、女装姿だけは敬遠している。顔のパーツはどことなく伝蔵似だがかなりの男前で、その親子関係は「忍術学園の七不思議」とまで言われている。仕事にかまけてなかなか帰宅しない伝蔵を家に帰らせるために度々忍術学園を訪れているが、本人も父以上の仕事中毒で「仕事をしていないと落ち着かない」と言うほど。田舎育ちであることを密かにコンプレックスに思っており、シティーボーイを気取る節がある。アニメでは「忍者になる前は喫茶店でアルバイトをしていた」という発言をしている。4期では一時スランプに陥ったことが有り、そのことが原因で任務中に負傷して忍術学園に運び込まれたことがあるも後に克服する。火縄銃一発で建物を破壊するという腕前を披露している。愛称「リッキー」。一人称は「わたし」または「ぼく」。サラサラストレートヘアーランキング第6位。2011年に行われたアニメのキャラクター人気投票では、その他グループ第1位を獲得した。名前の由来は『七人の侍』の登場人物から。 映画では2作両方に出演しており、1作では主役となっている。 山田伝蔵の妻 声 - 小林優子 名前は不明。作中では顔を見せていないが、非常に美人。元くの一で手裏剣の名手。夫の伝蔵は単身赴任、一人息子の利吉は売れっ子忍者で殆ど家にいないためにおかんむりである。伝蔵との夫婦喧嘩は「矢羽根」を使い、キレると火縄銃まで持ち出したり単身赴任セットに大量の剃刀を入れて送る等の過激な行動を取るが、普段の夫婦仲は大変良い。17巻初登場。 小松田 優作(こまつだ ゆうさく) 声 - 山崎たくみ 小松田秀作の兄。19歳。身長165cm。第32巻初登場。第35巻裏に秀作とのコンビで登場。 京の扇子屋「小松田屋」の若主人。顔も名前も弟そっくり。弟思いで優しいが、秀作に負けず劣らずのマイペースな性格。秀作から貰う近況報告の手紙によって秀作の学園内での失態を全て知っているにも関わらず、立派に事務員を務めていると信じている。名前の由来は松田優作から。 斉藤 幸隆(さいとう ゆきたか) 声 - 仲木隆司 演 - 鹿賀丈史 斉藤タカ丸の父。第38巻初登場。第41巻で名前判明。第41巻裏にタカ丸と親子で登場。 「カリスマ髪結い」の異名を持つ超有名な髪結い師。斉藤家は元々忍者の家系で、父・幸丸は穴丑を務めるほどの優秀な忍者だったが、髪結いとしての仕事が忙しくなりすぎた幸丸が詳しい任務内容を話さないまま死んでしまったため、自分の家が忍者の家系ということを長年忘れていた。タカ丸が忍者を目指すきっかけを作った。目の付け所が鋭く、職業を生かした聞き込みが得意。名前の由来は真田幸隆。 斉藤 幸丸(さいとう ゆきまる) タカ丸の祖父。第38巻登場。十年前に死去。大名家に出入りするほどの腕を持つ超有名な髪結い。本職はウスタケ城の忍者隊に属す忍者であった。敵の城の内情を探るため、髪結いに化けて町に住み着いていたが、髪結いとしての仕事が多忙になったためいつしか忍者の仕事を忘れてしまい、任務の内容を息子にも孫にも話さず死んでしまった。 安藤夏之丞の娘 声 - 斉藤貴美子 本名・年齢ともに不明。顔は父・夏之丞と瓜二つだが、性格は対照的で礼儀正しく温厚。第34巻で夏之丞の口からその存在が語られ、第35巻初登場。アニメでは第20期初登場。 トモミのパパ 声 - 郷里大輔 アニメオリジナルキャラクター。トモミの父親で農家をしている。 トモミのママ 声 - 山本千鶴
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