用心棒

デジタル大辞泉

ようじん‐ぼう【用心棒】

読み方：ようじんぼう

１ 護衛のために身辺につけておく者。「—を雇う」

２ 閉めた戸を内側から押さえておく棒。しんばりぼう。

３ 万一のときに身を守るために、手もとに用意しておく棒。

短編小説作品名辞典

用心棒

作者池波正太郎

収載図書完本 池波正太郎大成 5 鬼平犯科帳
出版社講談社
刊行年月1998.7

収載図書鬼平犯科帳 8 新装版
出版社文芸春秋
刊行年月2000.6
シリーズ名文春文庫

用心棒

作者峰隆一郎

収載図書用心棒 石動十三郎
出版社徳間書店
刊行年月1999.10
シリーズ名徳間文庫

用心棒

作者時雨沢恵一

収載図書キノの旅 5 the Beautiful World
出版社メディアワークス
刊行年月2002.1
シリーズ名電撃文庫

用心棒

作者高橋三千綱

収載図書明日のブルドッグ
出版社草思社
刊行年月2006.6

用心棒

作者犬飼六岐

収載図書無双十文字槍―鬼坊主末法帖
出版社徳間書店
刊行年月2007.8

隠語大辞典

用心棒

読み方：ようじんぼう

1. 万一の場合を慮つて護衛する者をいふ。
2. 万一の場合を慮つて飼はれてゐる腕力の達者な人のことをいふ。
3. 〔犯〕賭博場の見張番のこと。

分類 俗語、犯罪者

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用心棒

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/08/24 19:05 UTC 版)

『用心棒』（ようじんぼう）は、1961年に公開された日本の時代劇映画である。監督は黒澤明、主演は三船敏郎。モノクロ、東宝スコープ、110分。桑畑三十郎を名乗る浪人が、宿場町で対立するヤクザ同士を衝突させて壊滅させるという物語で、理屈抜きの娯楽映画として興行的に大ヒットし、1962年に続編の『椿三十郎』が作られた。三船は本作品で第22回ヴェネツィア国際映画祭の男優賞を受賞。本作品は刀の斬殺音や残酷な描写を取り入れるなど、従来の時代劇映画の形式を覆して後の作品に大きな影響を与え、1964年にはセルジオ・レオーネ監督のマカロニ・ウエスタン『荒野の用心棒』で非公式にリメイクされている。

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用心棒（ようじんぼう）

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2020/03/02 14:07 UTC 版)

「オタクの用心棒」の記事における「用心棒（ようじんぼう）」の解説

アニメオタクで素浪人の中年男性。作中でライバル剣士から何度も果し合いを求められていることから剣の腕もそれなりに立つと思われるのだが、アニメの放送時間と重なる等の理由ですっぽかし続けている。アニメの録画や声優のサインを集めることに命を賭けており、それを妨害する者は殺害することも辞さない。特に声優の日高ノリ子と宮村ユーコの大ファンで、2人のサインをもらう時には常軌を逸した行動をとることが多い。大量のアニメグッズを購入したり、昔なじみの女性を遊郭から身請けしたりしていることから豊富な資金力を持つと推測されるが、その資金はどこに由来するのか不明。外見は、三船敏郎が演じる、映画『用心棒』や『椿三十郎』の主人公に酷似している。

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用心棒

出典:『Wiktionary』 (2018/04/06 05:07 UTC 版)

名詞

用 心 棒（ようじんぼう）

1. 主に暴力から、誰かの身あるいは団体や組織などを守るためにそばに置いておく者。
   • そのタイルの片隅に横たえられた長椅子にタキシードを着た屈強の男が三人、腕組みをして並んでいたが一眼で用心棒という事がわかる。（夢野久作 『冥土行進曲』）
2. 万が一の用心に備えて用意しておく棒。
3. 心張り棒のこと。

関連語

語義1

• 類義語: ボディーガード、侍衛、警衛、警護、護衛

翻訳

語義1

• 英語: bodyguard ^(en), bouncer ^(en)

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「用心棒」の例文・使い方・用例・文例

• 私は入り口で用心棒に呼び止められた。
• 麻薬密売組織のボスには、彼を守る用心棒がいた
• 仲代さんは黒(くろ)澤(さわ)明(あきら)監督の｢用心棒｣や｢影武者｣など多数の映画に出演してきた。
• モルデカイと彼の頼りになる用心棒のジョック(ポール・ベタニー)は絵画を取り戻す旅に出る。