用心棒怪獣 ブラックキング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/22 23:28 UTC 版)
「帰ってきたウルトラマンの登場怪獣」の記事における「用心棒怪獣 ブラックキング」の解説
第37話「ウルトラマン夕陽に死す」、第38話「ウルトラの星光る時」に登場。 ナックル星人が操る怪獣。黒い身体には巨大な金色の角、腹部には蛇腹を持ち、強靭な皮膚で全身が覆われている。ナックル星人によるウルトラマンジャックの能力分析に基づいて対ウルトラマン用に特別な訓練が施されているため、両腕をクロスしてスペシウム光線を受け止め、ウルトラブレスレットを素手で撥ね返すなど、ジャックのあらゆる技を回避・防御する。また、口から赤い熱線を吐き出して攻撃する能力も備えている。その他、MATが輸送していたサターンZを強奪する際には、口から煙幕を吐き出して囮としても活躍する。このように高い戦闘力を持つが、ナックル星人は前述の能力分析から「ブラックキングでも勝てるかどうか危ない」と判断し、郷秀樹の冷静さを奪うために坂田兄妹を殺害するなど念入りな作戦を採る。 ナックル星人とタッグを組んで攻撃し、ブラックキングの援護によりナックル星人はジャックを倒すことに成功する。その後、初代ウルトラマンとウルトラセブンによって救出されたジャックをナックル星人と共に迎え撃ち、窮地に追い込ませるも、本領を発揮したジャックの猛攻撃に圧倒され、最後は空中に放り投げられたところを手刀による新技・スライスハンドで首を刎ねられ、死亡する。 スーツアクター:有川兼光(ノンクレジット) デザイン:熊谷健。頭部の角は、怪獣の強さの象徴として取り入れられている。 当時の雑誌や怪獣図鑑[要文献特定詳細情報]に記載された設定ではレッドキングの兄、もしくはナックル星人に捕獲されたレッドキングが改造された姿ともされ、蛇腹があるのはその名残である。この説は現在『週刊 ウルトラマンオフィシャルデータファイル』[要ページ番号]および『ウルトラ怪獣DVDコレクション レッドキング編』[要ページ番号]にも記載されている。資料によっては、その強さをアピールするため、レッドキングを踏襲した名前となったと記述している。 『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS』では、赤い光線は「ヘルマグマ」と表記されている。 内山まもるの漫画版では角攻撃をジャックに避けられてナックル星人に刺さり、絶命させる。その後、慌てたところを八つ裂き光輪で胴体を切断され、倒される。
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