ルルイ岳とは? わかりやすく解説

ルルイ岳(国後島)

1486m 北緯442720秒 東経1460821秒 (世界測地系



概 要

 Dokuchaev Ridge北端位置する北西側の麓はオホーツク海達し北東側南東側には第三系基盤露出する南側は、Smirnov(岩山)Volcano接する。
 現在の山体(1486m)には、最初氷河期にできた地形見られる山頂達す3本広く深い谷によって、火口は完全に破壊されている。さらに、山麓一部相当量侵食受けている。標高が下がるにつれて狭くなる3本の谷は、明らかに次の氷河期にできたカールによって改変受けている。これらの谷の谷壁には、典型的な火山体の構造露出している。
 頂上付近には、噴気活動によって変質した白っぽい岩石露出するが、最近の活動は、山体西側(海抜150~350m付近にある、およそ1km2範囲)で起きているだけである(Gorshkov、1970)。



記録に残る火山活動

記録に残る火山活動はない。

参考文献

Gorshkov,G.S.(1970)
Volcanism and the upper mantle:investigations in the Kurile Island Arc. Plenum Press New York-London,385.

日本活火山総覧第3版)(気象庁編、2005)による。


ルルイ岳

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/28 07:53 UTC 版)

ルルイ岳
標高 1,486 m
所在地 領土問題あり
日本北海道国後郡留夜別村
ロシアサハリン州南クリル管区
位置 北緯44度27分20秒 東経146度8分21秒 / 北緯44.45556度 東経146.13917度 / 44.45556; 146.13917座標: 北緯44度27分20秒 東経146度8分21秒 / 北緯44.45556度 東経146.13917度 / 44.45556; 146.13917
種類 活火山ランク分け対象外(成層火山
ルルイ岳 (日本)
ルルイ岳 (千島列島)
プロジェクト 山
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ルルイ岳(ルルイだけ、ロシア語: Вулкан Руруй)は国後島にある火山

概要

ドクチャエフ山脈の北端に位置する。北西側の麓はオホーツク海に達し、北東側と南東側には第三系の基盤が露出する。南側は岩山(標高1,189メートル)と接する。

現在の山体(標高1,486メートル[1])には、最初の氷期にできた地形が見られる。山頂に達する3本の広く深い谷によって、火口は完全に破壊されている。さらに、山麓の一部は相当量の侵食を受けている。標高が下がるにつれて狭くなる3本の谷は、明らかに次の氷河期にできたカールによって改変を受けている。これらの谷の谷壁には、典型的な火山体の構造が露出している。

頂上付近には、噴気活動によって変質した白っぽい岩石が露出するが、最近の活動は、山体西側(海抜150~350m付近にある、およそ1km2の範囲)で起きているだけである。[2]

噴火歴

記録に残る火山活動はない。

参考文献

  1. ^ "Ruruidake [Smirnov]". Global Volcanism Program. Smithsonian Institution. 2023年8月6日閲覧
  2. ^ 気象庁|ルルイ岳



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