はちまんたい【八幡平】
八幡平(秋田県・岩手県)
1613m 北緯39度57分28秒 東経140度51分15秒 (八幡平)(三角点) ※座標は世界測地系による
(写真クリックで拡大:336KB)
概要
主に安山岩(SiO2 53~69%)の成層火山群で、頂部は高原状。火口湖・八幡沼などの小湖沼に富み、硫気孔・温泉・泥火山が特に多く、硫黄の採掘(松尾鉱山)が行われたことがある。
最近1万年間の活動
山頂部の泥炭中には八幡平火山起源の降下火山灰が少なくとも3枚存在し、このうち上位2枚の噴出年代は、それぞれ約6000年前と7000~9000年前である(和知ほか:2002)。
記録に残る火山活動
1973(昭和48)年10月中旬~下旬
地震群発。
1996(平成 8)年12月21~22日
地震群発。
1996(平成 8)年12月31日
地震活動。
※「概要」及び「最近1万年の活動」については日本活火山総覧(第3版)(気象庁編、2005)、「記録に残る火山活動」については前述の活火山総覧及び最近の観測成果による。
八幡平
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/30 14:47 UTC 版)
八幡平(はちまんたい)は、秋田県と岩手県にまたがる標高1,614 mの山及びその周囲の高原台地[3]。深田久弥の日本百名山に挙げられている[3][4]。山域は1956年(昭和31年)に十和田八幡平国立公園に指定されている。
注釈
出典
- ^ 基準点成果等閲覧サービス:秋田-八幡平-八幡平 Archived 2009年6月9日, at the Wayback Machine.(国土地理院、2010年12月31日閲覧)
- ^ 日本の主な山岳標高:岩手県(国土地理院、2010年12月28日閲覧)
- ^ a b “みどりの東北 No.58”. 東北森林管理局. 2020年12月17日閲覧。
- ^ 『日本百名山』深田久弥(著)、朝日新聞社、1982年、ISBN 4-02-260871-4
- ^ a b “八幡平 SLOW STAY”. 八幡平市. 2020年12月17日閲覧。
- ^ 楚人冠自身の筆になる「落馬記」(1936年(昭和11年)『と見かう見』収録 p.153-182)による
- ^ 1936年(昭和11年)『と見かう見』収録 p.214-248
- ^ 『石の語部』-秋田の史碑散歩-、伊多波英雄、1979年、p.153-159
「八幡平」の例文・使い方・用例・文例
- 東北地方にある十和田八幡平国立公園という国立公園
八幡平と同じ種類の言葉
固有名詞の分類
- 八幡平のページへのリンク