どうし

実用日本語表現辞典

動詞

読み方：どうし

動詞とは、行為や状態の変化を表す語である。日本語の文法において、文の中心となる要素であり、文の述語として機能する。動詞は、自然現象、人間の行動、感情の変化など、様々な事象を表現するために用いられる。 動詞は、活用形によって時制や相を表すことができ、また、助詞や助動詞と組み合わせることで、より具体的な意味やニュアンスを表現することが可能である。例えば、「食べる」は一般的な行為を表すが、「食べている」は現在進行形を、「食べた」は過去形を表す。 また、動詞は単独で用いられることもあれば、名詞や形容詞と組み合わせて複合語を形成することもある。例えば、「飛行機を飛ばす」や「心が揺れる」など、動詞の持つ表現力は日本語の豊かさを支えている要素の一つである。

（2023年8月22日更新）

デジタル大辞泉

どう‐し【動止】

読み方：どうし

動くことと止まること。転じて、立ち居振る舞い。挙動。挙止。

「平生の—をさえ窺い知ることを得る心地す」〈逍遥・小説神髄〉

どう‐し【動詞】

読み方：どうし

国語の品詞の一。事物の動作・作用・状態・存在などを表す語で、形容詞・形容動詞とともに用言に属する。活用のある自立語で、文中において単独で述語になりうる。その言い切りの形は、一般にウ段の音で終わるが、文語のラ行変格活用の語に限り、「り」とイ段の音で終わる。口語の動詞には、五段・上一段・下一段・カ行変格・サ行変格の5種類の活用形式があるが、文語の動詞には、四段・上二段・下二段・上一段・下一段・カ行変格・サ行変格・ナ行変格・ラ行変格の9種類の活用形式がある。

どう‐し【同士】

読み方：どうし

身分や境遇、性質などが互いに共通している人。他の名詞の下に付いて、接尾語的にも用いられる。どし。「愛し合った—」「従兄弟(いとこ)—」「初対面—」

[補説] 「どち」の転じた「どし」が変化した語という。漢語「同志」の影響を受けて「同士」と当てたものか。

どう‐し【同志】

読み方：どうし

こころざしや主義・主張を同じくすること。また、その人。「—を募る」「—の人々」

どう‐し【同旨】

読み方：どうし

趣旨が同じであること。

どう‐し【同歯】

読み方：どうし

１ 歯の形態が同じであること。

２ 《「歯」は年の意》同じ年齢。おない年。同年。

どう‐し【同氏】

読み方：どうし

１ すでに名が話題にあがった、その人。

２ 同じ名字(みょうじ)・氏族。同姓。

どう‐し【同視】

読み方：どうし

［名］(スル)同じもののようにみなすこと。同一視。「俗輩と—されたくない」

どう‐し〔ダウ‐〕【導師】

読み方：どうし

１ 仏の教えを説いて、人々を仏道に入らせる僧。また、仏・菩薩(ぼさつ)のこと。

２ 法会などのとき、衆僧の首座として儀式を執り行う僧。

３ 葬儀のとき、死者の霊を弔い鎮める僧。引導僧。

どう‐し〔ダウ‐〕【^×瞠視】

読み方：どうし

［名］(スル)目をみはって見つめること。

「茫然として涙に濡れたる遺書を—すること久しかりき」〈鴎外訳・即興詩人〉

どう‐し【瞳子】

読み方：どうし

ひとみ。瞳孔。

どう‐し【童詩】

読み方：どうし

子供のための詩。また、子供が作った詩。

どう‐し〔ダウ‐〕【道士】

読み方：どうし

《「どうじ」とも》

１ 道義を体得した人。

２ 仏道を修めた人。僧侶。

３ 道教を修めた人。道人。

４ 神仙の術を修めた人。仙人。

どう‐し〔ダウ‐〕【道志】

読み方：どうし

律令制の大学の明法道(みょうぼうどう)出身者で、衛門府(えもんふ)の志(さかん)と検非違使(けびいし)の志を兼ねた者。

日本語活用形辞書

どうし

サ行変格活用の動詞「どうする」の連用形。

終止形

どうする  » 「どう」の意味を調べる

如何し

読み方：どうし

サ行変格活用の動詞「如何する」の連用形。

終止形

如何する  » 「如何」の意味を調べる

用例

如何しようも無い

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世界宗教用語大事典

どうし 【道士】

中国で、道教の修行につとめ、道教の儀礼を行う人で、仏教の僧侶にあたる。女性は女道士・女冠とも。（仏教で出家修道者を道士ということもある）→ 道者

葬式用語

導師 【どうし】

本来は仏道に導き入らしめる師のこと。法要（法会）を主宰する僧侶を指す。葬儀では葬儀の法要を主宰する僧侶のこと。

隠語大辞典

ドーシ

読み方：どうし

1. 刀ノコトヲ云フ。〔第二類　金銭器具物品之部・岩手県〕

分類 岩手県

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Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

どうし

出典:『Wiktionary』 (2021/11/28 01:41 UTC 版)

同音異義語

どうし

• 【動止】動くことと止まること。立ち振る舞い。
• 【動詞】品詞の一つ。事物の存在・動作・状態を表す。
• 【同士】共通する関係が有る人。
• 【同志】同じ志（こころざし）の人。
• 【同旨】同じ趣旨。
• 【同歯】同じ年齢。
• 【同死】同時に死ぬこと。
• 【同氏】直前に話題に上がった人。
• 【同視】同じ物とみなすこと。
• 【導師】葬儀のとき、死者に引導を渡す僧侶。
• 【瞠視】目をみはって見つめること。
• 【瞳子】瞳孔。
• 【童詩】子供のための詩。
• 【道士】道義を体得した人。
• 【道志】明法道の出身者で、衛門府（えもんふ）の志（さかん）と検非違使（けびいし）の志（さかん）を兼任した者。

Weblio日本語例文用例辞書

「どうし」の例文・使い方・用例・文例

• やってみたがどうしても戸が開かない
• 彼女がどうして僕を無視したのか分からない
• 彼女は君の手助けがどうしても必要だった
• 「どうしてそれを教えてくれなかったの」「もう知っているかと思ったからだよ」
• 「最近彼はどうしてるの」「いつも眠そうで怒っているよ」
• どうして彼女がぼくのもとを去ったのか理解できない
• それがどうしたというんだ
• どうしたんだ
• ジェフを呼び出してどうしているかきいてみようよ
• 一人の人間にどうしてこんなに悪いことがたくさん起こりうるんだ?
• どうして僕はただの一度も何かうまく行くってことがないんだ
• だれも彼を信用しないなんてことにどうしてなったんだい
• どうして昨日は学校に来なかったの
• 彼はタバコを吸いたいというどうしようもない衝動に駆られた
• 私はどうしたらいいのかすっかり困ってしまった
• 国どうしの対立は戦争になることがある
• 私はどうしてよいかわからずに立ちつくして彼を見つめるばかりだった
• あなたとはどうしたら連絡がつきますか
• あなたが私の考えが気に入らないのは分かるけれどほかにどうしたらいいのよ
• いったいどうして私の友人にそんな無礼な態度がとれるんだ