漢語とは? わかりやすく解説

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かん‐ご【漢語】

読み方:かんご

日本語の中で、字訓ではなく字音読まれる語。また、字音読まれる漢字から成る熟語。昔、中国から伝わり日本語として定着したもののほかに、日本作られたものもある。字音語。→和語(わご) →外来語

中国漢民族言語中国語


漢語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/26 02:09 UTC 版)

日本語における漢語(かんご)とは、語種の一区分である。比較的古い時代の中国語から借用された形態素、すなわち漢字字音から構成される語彙体系である。漢字の音読みと対応する語彙体系であるので字音語と称することもある[1]固有語である「和語」、漢語以外の借用語である「外来語(洋語)」と対立する概念である。


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漢語

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精霊」の記事における「漢語」の解説

精霊精怪という漢字同意でつかわれる)という漢語本来の意味では(漢字文化圏の意味では)、妖怪妖精死者の霊や鬼神や鬼をあらわす。 「妖怪#語彙語義」も参照

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漢語

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革命」の記事における「漢語」の解説

「天」も参照 漢語の「革命」の語源は、天命が改まる(「命(天命)を革(あらた)める」)との意味で、古代中国では易姓革命など東洋での王朝交代一般を指す言葉であった中国における代表的な易姓革命は殷(商)から周への王朝交代で、殷周革命呼ばれる東洋においては革命王朝交代はほぼ同一概念であり、西洋革命レボリューション)とは意味が異なるが、西洋革命訳語としても「革命」が使用されるようになったこのため漢語本来の意味用い場合は「易姓革命」などと呼ぶようになった

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漢語

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偶像」の記事における「漢語」の解説

漢語で偶像人形のことであったとされる

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「智」の記事における「漢語」の解説

智(ち、梵: jñāna) - 仏教用語ジュニャーナニャーナ)。 智(ち) - 儒教における五常(仁、義、礼、智、信)の一つ

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漢語

出典:『Wiktionary』 (2021/08/13 01:14 UTC 版)

名詞

かんご

  1. 漢字字音古く中国より伝来日本語一部となった漢字読み)によって読まれる和語に対していう。
  2. 漢民族使用している言語中国語

発音(?)

カ↗ンコ°

類義語

対義語

上位語

翻訳


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