『FORTUNE・LOVER』の重要キャラクターに相当する人物とは? わかりやすく解説

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『FORTUNE・LOVER』の重要キャラクターに相当する人物

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 08:41 UTC 版)

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」の記事における「『FORTUNE・LOVER』の重要キャラクターに相当する人物」の解説

乙女ゲームFORTUNE・LOVER』の主人公攻略対象キャラ・ライバルキャラといった登場人物たち。 マリア・キャンベル(Maria Campbell) 声 - 早見沙織 乙女ゲームFORTUNE・LOVER』の主人公魔力は光。誕生日9月10日。 穏やかで謙虚な性格美少女平民出身ながら国で希少な光の魔力持ち学業にも優れ才女。『FORTUNE・LOVER』の主人公であり、当初ゲーム通り貴族令嬢らのイジメ遭うが、本来はイジメる側であったカタリナ助けられるさらには後述する過去トラウマも彼女に救われるとなっていつまでも一緒にいたいと強く慕うようになる登場ゲーム開始時点の時間軸となる15歳魔法学園入学からで、カタリナ中心に幼少時から互いに親しかった主要人物たちの中では新参だが、カタリナ通して身分違い隔てなくその輪の中に加わる。 ゲーム上の設定では、平民ながら特例魔法学園入学することになるが、その才能などを妬む貴族の子弟や令嬢らからいじめを受ける。やがて攻略対象の4人の内の誰かと恋に落ちルート確定するが、さらにそれには各ルートごとにハッピーエンドバッドエンドがある。ただし、バッドエンドでも作中わかっているのは失恋想い人との生き別れ程度で、カタリナのような悲惨な目ではない(隠しルートのみ死がある)。また、ルートではその聖女のような性格で、トラウマ抱えた攻略対象たちを癒し人間的に成長させる。 その来歴は町の郊外にて優しい両親暮らしていたが5歳時に光の魔力発現する周りから切望されると同時に、母(声 - 久川綾)が貴族不貞働いたではないか疑われ後ろ指を指されることに耐えられなくなった父は家を出てしまい、同級生からも遠巻きにされるようになった。それでもいい子にしていれば変わってしまった関係を元に戻せると努力し勉強家事秀でるうになる少なくとも魔法学園入学までは何も変わらなかった。特に趣味お菓子作りも、同級生無視され止めてしまう。 物語上にはゲームの開始時点となるカタリナ15歳時の魔法学園入学から登場する当初ゲーム同じく孤独に過ごし時に虐めを受けるという学園生活送っていたが、それらをカタリナ助けてもらう(本来はカタリナイジメ当事者で、それを各ルート攻略対象者が助ける)。さらにカタリナが励ますためにゲーム知識から、マリア努力家であることや、お菓子作り趣味であることなどを言い当て友達になろうと声を掛けられたために、これを受けて心底慕うようになる。またカタリナを通すことで彼女の友人たちとも親しくなる破滅フラグ回避したカタリナからは、恋愛進行状況確認のため、意中相手はいないかと聞かれるが「カタリナ様をお慕いしています」としか答えず意図的にはぐらかしている可能性疑われて彼女を悩ませるもっぱらカタリナそばにいることと、自分作ったお菓子を彼女に食べてもらうことに強い幸福を感じている。 学園卒業後はジオルドの妻として王族となるであろうカタリナ近くに少しでもいたいという希望から王族に次ぐ地位がある魔法省に入ることを決める。のちカタリナ自身も、自分思惑から魔法省入省希望したことで、共に働けることを強く喜ぶ。アレクサンダー 声 - 内田真礼 熊のぬいぐるみ型の魔法道具第4巻より登場ラーナ人探し用に開発した魔法道具。町で見掛け可愛い熊の人形改造したと良い生きているように自立して動く。名前のアレクサンダーラーナ命名ラーナマリアには可愛いく見えるが、カタリナからはどう見てブサイク生意気に見える上に、自分敵意あるようにも見える。一方でマリアに懐くような態度取っており、キース誘拐事件活躍後に、特例で彼女がもらい受ける。 本来はジェフリー弟たち居場所把握するためにラーナに製作を依頼したものであった。 ジオルド・スティアート(Geordo Stuart) 声 - 蒼井翔太瀬戸麻沙美幼少期ソルシエ王国第三王子アラン双子の兄。ゲーム攻略対象1人魔力は火。誕生日8月20日金髪碧眼で、常に爽やかな笑顔王子らしい気品を持つ美少年美青年)。そうした容姿加えて学問剣術あらゆる才能溢れ、大抵の物事卒なくこなすために、三男かつ8歳にして王位を継ぐ可能性期待されている。後述経緯からカタリナ婚約申し出るが、前世記憶取り戻して性格大きく変わった女にゲーム設定とは反対に強い興味を抱くようになり、婚約者という立場からカタリナ頻繁にアプローチする唯一の弱点としてヘビが苦手。 ゲーム上の設定王子らしい笑顔気品を持つ表の顔とは裏腹に腹黒ドS性格青年いわゆる腹黒王子系)。幼少時より何でもできる才人であったために退屈して周り興味失い王子という立場とその器用さからそれに相応し人柄演じ続けていた。ゲーム上で8歳時に傷の責任としてカタリナ婚約するが、我儘な彼女を好いてはおらず言い寄ってくる女性に対して既に婚約者がいると述べて拒絶する防波堤役割期待したものであった。ジオルドルートではマリアとの出会いによって人間的に成長し上辺だけのカタリナと関係に悩むようになるカタリナでの項の説明通りハッピーエンドカタリナ国外追放されてマリア結ばれバッドエンドカタリナを剣で殺して国を出奔する物語上には冒頭より登場し王宮にやってきた同い年カタリナエスコートする内心では我侭高慢な令嬢疎んじていたが、頭を打って性格変わった前世記憶取り戻したカタリナが、傷を全く気にしないことに驚き生まれて初め自分以外の人間興味を抱くようになるゲーム同じく責任を取る形で婚約するが、これを口実三日開けずクラエス邸を頻繁に訪れ、彼女との会話予想外行動を楽しみ、本気で愛する。このため、本来はマリアとの出会いによって成長する人間性カタリナとの出会い解決している。婚約者という立場で他のライバルたちより優位に立とうとしているが、幼少時から弟という立場で彼女か離れないキース妨害をよく受ける。また、自分の恋に気づかないどころか未だに防波堤代わりに婚約者にしていると勘違いしているカタリナからは他に好きな人ができたらいつでも自分捨てて婚約解消をしていいと切り出されることにも悩んでいる。一方でジオルドがカタリナ熱愛していることは周知の事実であり、マーシャ・キャトリーエピソードなどカタリナ貶めようとする者には容赦がないことでも恐れられる。 キース・クラエス(Keith Claes) 声 - 柿原徹也雨宮天幼少期クラエス公爵家跡継ぎ養子)。カタリナ義弟ゲーム攻略対象1人魔力は土。 青い瞳とややクセのある亜麻色の髪を持つ色気溢れ美少年美青年)。生まれクラエス公爵家分家庶子だが、後述経緯からカタリナ8歳時に公爵家に跡継ぎとして引き取られるカタリナ同い年だが、誕生日が遅いため彼女の弟にされる。学問魔力と共に優れ公爵家の跡取りとして遜色がなく、公爵夫妻からは実子カタリナよりも信頼される幼少時トラウマ解消してもらい、義姉カタリナ恋心を抱くうになるが、姉想いの弟としか見られていないことに悶々とした日々をおくる。 生まれクラエス公爵家分家にあたるコールマン子爵当主娼婦の間に生まれた庶子で、子爵家にて異母兄らと育てられる義母異母兄たちからイジメ受けて孤立していた上に、自分では制御できないほどの強い魔力発現して兄達をケガさせ、ますます孤立していた。若い頃同じく色男として知られ養父ルイジ似ているがゆえに、実は彼の隠し子とも噂される。 ゲーム上の設定溢れ色気放ちながら見境なく女性に声をかけて浮名を流す軟派青年いわゆるチャラ男系)。上記出自の上公爵家に引き取られた後も、ルイジ隠し子という噂によって義母ミリディアナや義姉カタリナから冷遇されて育つ。誰にも愛され自室引きこもり孤独に成長した結果として愛されることを求めて上記のような軟派性格となり、キースルートではマリアによって本当の愛を知り成長することになっている。このルートでもライバルキャラはカタリナとなり、由緒ある公爵家に平民の血を入れたくない彼女がマリア妨害するうになるが、ジオルドルートと同じく国外追放」か「死亡」の破滅が待つ。 物語上にはカタリナとジオルドの出会い後、一人娘王族嫁ぐ可能性と、その魔力の高さを見込まれ跡継ぎとしてクラエス家に引き取られたという形で登場する上記出自ゆえに義姉カタリナにもイジメられるではないか怯えていたが、破滅フラグ回避するため彼を孤独にさせないこと、むしろ弟が出来たと喜ぶ彼女に大事にされる。自分の身を本気で心配してくれる上に、自分作った巨大な土人形が彼女を傷つけてしまった時には罪悪感から再び引きこもろうとするものの、そうした弟の態度許さず、むしろ自分悪かったと謝る彼女によって完全に心を開くこのため形式上姉弟という関係ながら、本気でカタリナ愛している。また、トラウマも完全に解消しゲーム開始となる15歳時には公爵家の跡取りとして申し分ない紳士的かつ真面目で優しい性格で、学業にも秀でた青年成長している。一方でゲーム設定とは正反対に女性には奥手になっている。 弟という立場のために他のライバル達よりもカタリナ一緒にいることが多くキース自身意図的にその立場利用して、他のライバル達妨害をしようとしている。特に婚約者という立場近づくジオルドと水面下で争うことが多い。一方でカタリナからは単純に離れできない弟と見なされている上に、さらにライバル増える現場居合わせやすいということでもあり、心労絶えないまた、両親たちから幼少時よりお転婆カタリナよりも信頼されており、彼女のお目付役頼まれ、自ら進んで義姉を守る役割引き受けている。加えて、ジオルドとカタリナ婚約破棄させよう義母とともに奮闘している。 アラン・スティアート(Alan Stuart) 声 - 鈴木達央 / 伊藤雄貴ゲーム特典ドラマCD)、田村睦心幼少期ソルシエ王国第四王子でジオルドの双子の弟。メアリ婚約者ゲーム攻略対象1人魔力誕生日8月20日(ジオルドと同じ)。 銀髪碧眼野性味のある美形美少年美青年)。負けず嫌いやんちゃな性格だが、5歳になるまでは非常に病弱だった学問剣術能力は高いが何でも完璧にこなす双子の兄ジオルドには一歩及ばず周りから何かと完璧な兄と比較され引け目感じ自分が勝るものは何一つないと卑屈になってしまう。しかし、後に「音楽の神の申し子」と称されるほどの天才的な音楽才能持ちピアノヴァイオリンもこなす。見た目こそ野生的だが、王族らしい常識人であり、カタリナへの恋愛感情自覚した後も兄の婚約者として一歩引いた態度を取る。 ゲーム上の設定末っ子気質でやや甘えん坊な面もある、プライドが高い王子いわゆる俺様王子)。上記通り幼少時から完璧な兄ジオルドと比較され続けた結果、それがコンプレックスとなってひねくれた性格となり、兄への強いライバル意識劣等感を持つ。ゲーム開始時点では音楽才能にも気づいていない。学術テストでは兄(1位)はおろか平民マリア2位)にも負けたことに強いショック受けて彼女もライバル視して執着するうになるが、やがて彼女との出会い交流によって兄へのコンプレックス解消した上、さらに音楽才能開花させるという展開になる。アランルートでは婚約者メアリがライバルキャラとなり、カタリナはほぼ関係ない。ただし、ハッピーでもバッドでもメアリ処遇がジオルドやキースルートのカタリナとまった異なる(詳しくメアリの項を参照)。 物語上にはカタリナ9歳時にクラエス公爵家乗り込んでくる形で登場する婚約者となったメアリ会いに行くも「緑の手」のエピソードカタリナ奪われるとなった上に、彼女がカタリナの事しか話さず、自分より優先するために、興味敵愾心抱かれたというものであった。そこで何度もカタリナ木登り勝負をすることになって悪友のような関係となり、さらには人には向き不向きがあると諭されたことや、兄ジオルドにも苦手な物があると知ってコンプレックス克服するこのためゲーム設定反して兄弟仲良い上に、音楽才能から演奏会定期的に開いて高い人気博すカタリナ惹かれつつも、メアリ差し金もあって魔法学園入学後もその恋愛感情自覚していなかったが、最終的に2巻終盤において、「闇の魔力」によって眠らされた彼女の無事を願う中でそれを自覚する。しかし、常識人として彼女が兄の婚約者であることから躊躇いがあることでジオルドやキースメアリほど積極的に出られない。むしろ、抜け駆けないようにジオルドの監視頼まれるなど、メアリ良いように使われている面もある。 ニコル・アスカルト(Nicol Ascart) 声 - 松岡禎丞M・A・O幼少期アスカルト伯爵家ソルシエ王国宰相)の長男ゲーム攻略対象1人年齢カタリナらより1歳年上魔力は風。 黒髪人形のように美し見た目持ち老若男女問わず魅了する美少年美青年)。作中ロマンス小説由来して魅惑伯爵」とも称されるが、一方で表情乏しく無口ゲームでは「鉄面皮」とも称される学問も優秀で宰相である父の後継者としても申し分ない自慢両親可愛い妹ソフィア囲まれ自分幸せだと思っており、それを唯一理解してくれたカタリナ恋心を抱くうになる。しかし、常識人であるがゆえに幼馴染(ジオルド)の婚約者であるカタリナとのこれ以上の関係は諦めている(むしろ妹ソフィアの方がカタリナニコルくっつけよう積極的に動く)。魔法学園では副生徒会長としてカタリナ後輩たちの面倒を見るゲーム上の設定前世カタリナニコルルート未体験のため、基本設定以外はほぼ不明。4人の攻略対象キャラの中で一番の常識人だが、口数少ないため近寄りがたい存在。また重度シスコンで妹ソフィアがライバルキャラとなる。アランルートと同様にカタリナはほぼ関係ない物語上でカタリナ10歳時にジオルドとアラン主催した王宮お茶会登場する先述のようにニコル自身自慢家族囲まれて幸福を感じているが、父への妬みなど含めてソフィア容姿呪われたもの周りから噂され、さらに、それを悪意のない哀れみ同情されることに強い不満を抱えていた。その中でソフィア容姿気にせず友人となってくれたカタリナ興味を持つうになるさらには自宅伯爵邸)に招待されカタリナから、家族褒められた上に「ニコル様は本当に幸せ者ですわね」と初め赤の他人から心中理解してもらったことで彼女に好意を抱くようになる上記通り常識人であることと感情表現苦手なことからカタリナ目立ったアプローチはしないが、妹ソフィア差し金で他のライバル達出し抜くことがあるまた、後に両親略奪婚であった知り引かないことを決意する第5巻)。 その老若男女問わず魅了する美貌意図せず周りに迷惑をかけており、たまに見せ微笑み見た者は男でも腰砕けになってしまう。また、カタリナ達の入学時、生徒会2年生徒会長シリウスラファエル)と副会長ニコルけだったのは、ニコル巡って人間関係壊れてしまったからだという。 メアリ・ハント(Mary Hunt) 声 - 岡咲美保 ハント侯爵家の令嬢(4姉妹四女)。アラン婚約者。アランルートにおけるライバルキャラ。魔力誕生日11月4日赤褐色の髪と瞳が特徴美少女姉妹の中で唯一後妻の子であり、3人の異母姉とは容姿はあまり似ていない。その出自のため姉たちに疎まれ気弱オドオドとした性格となる。社交性低く侯爵邸の中庭一人園芸をするようになるものの、これに才能発揮し幼くして美し花園作る。しかし、後述するカタリナとの出会いによって彼女に惚れ込み、それに相応し令嬢になろうと努力積み重ねるにつれて社交界とまで言われるうになる強かで頭も良く魔力も高い。 ゲーム上で設定はアランルートでのライバルキャラ。幼少時園芸才能アランから「緑の手」と評されたことで彼に惚れ込み王子である彼の婚約者にふさわしい淑女になろうと努力して堂々とした完璧な令嬢成長するゲーム本編では主人公恋路阻む役回りではあるものの、ジオルドやキースルートのカタリナとは異なって貴族令嬢として正々堂々したものであり、ハッピーエンドでは自ら身を引いてマリアアラン祝福しバッドエンドではアラン添い遂げる物語上はカタリナクラエス公爵家親戚にあたるハント侯爵家のお茶会にやってきた彼女と出会う形で登場する中庭孤独に過ごしていたところ、彼女か園芸趣味知られ、その才能を「緑の手」と褒めたたえられるさらにはカタリナ菜園園芸指導頼まれたことで頻繁にクラエス公爵家に通うことになり、親友間柄となる。9歳時にアランとの婚約が決まるものの、カタリナお揃い王子婚約者になれたくらいにしか思っておらず、むしろ同性の彼女に強い恋愛感情を抱く。先述のように彼女に相応し令嬢になろうと努力した結果社交界と言われるまでになり、彼女と踊りたいがために社交ダンス男性パートもこなす。婚約者アランに対して恋愛感情無く、むしろ彼がカタリナへの恋愛感情自覚しないよう策謀したり、ジオルドにカタリナ独り占めされないように彼を見張るように仕向ける基本的に様々な策を用いてキースと共にジオルドのアプローチ妨害する役回りであり、カタリナに対して正式にジオルドの妻となって王族となることは大変だ吹き込んで尻込みさせるなど、ゲーム設定反した欲望忠実つかなり腹黒い性格になっている可能ならカタリナとどこか遠い地方逃げて二人きり暮らしたい思っている。 ソフィア・アスカルト(Sophia Ascart) 声 - 水瀬いのり アスカルト伯爵家ソルシエ王国宰相)の長女ニコルの妹。ニコルルートにおけるライバルキャラ。魔力は風。 絹のような真っ白な髪と肌、赤い目をもつ絶世美少女。その容姿から「呪われた子」などと呼ばれるために、他者恐怖感じる、かつ自分自信がなく、家に引きこもりロマンス小説愛読する大人しい性格。兄を敬愛しており、彼のわずかな表情違い理解できる後述経緯からカタリナ親友関係となり、彼女からは前世でも一緒にオタク仲間になっただろうと評される。この出会いによって性格明るくなり、成長後学園普通に過ごせている。 ゲーム上で設定ニコルルートでのライバルキャラという以外は前世カタリナニコルルート未体験のため、基本設定以外はほぼ不明ニコルルート攻略するにはまずソフィア味方につける必要があるという。 物語上で10歳時に両親より人前に出る練習として同い年の子が集まるお茶会出席させられる。兄とはぐれたところを、他の子たちからイジメられていたところを偶然カタリナ助けられた上に、自信のなかった自分容姿を気味悪がらないどころ褒められさらにはロマンス小説という共通の趣味持っていることがわかって親友間柄となる。兄ニコルカタリナ対す恋愛感情察知していること、また兄が彼女と結婚すれば義妹として一緒にいられることから、これを応援している。様々なお膳立て以外にも、事あるごとに女に兄の良さを語るなどしているが、彼女からは兄想いの妹としか思われていないまた、可能なら百合もののロマンス小説のように、自分カタリナ恋愛をしたいとも思っている。 実はカタリナ生前親友佐々木敦子転生した姿。しかしこのことはカタリナソフィア本人気づいていない。佐々木 敦子ささき あつこ) 声 - 水瀬いのり ソフィア前世カタリナ前世と同じ世界21世紀日本)で生活をしていた少女ソフィア敦子別人格として存在しているようである。ふとしたことで親友になった女子生徒カタリナ前世)の事を心から大事に思っており、彼女が急死した事に生涯深い後悔の念を抱き、望むのなら再び会いたい願っていた。彼女からは「あっちゃん」と慕われていた。 シリウス・ディーク(Sirius Dieke) / ラファエル・ウォルト(Raphael Walt) 声 - 増田俊樹日笠陽子幼少期) ディーク侯爵家の一人息子生徒会長カタリナ1歳年上魔力は風。 鮮やかな赤毛灰色の瞳特徴で、子犬のような愛らしい雰囲気を持つ美少年学問魔力トップ成績優秀者で生徒会長務めている。アスカルト伯爵家とは遠縁のため、幼少時より同い年ニコル面識がある貴族の子にしてはお茶淹れるのが非常に上手く特例生徒会入ってきたカタリナによく振る舞い、彼女から「優しい味」と褒められるゲーム上で設定カタリナ認識では脇役だったが、存在感がある。実は4ルート攻略後に登場する隠し攻略キャラで闇の魔力を持つ復讐者バッドエンドではマリア始めとして、攻略対象者など関係者全員死んでしまうという。 本名はラファエル・ウォルトで、ディーク侯爵家の当主である父が手をつけたメイドの母(声 - 園崎未恵)から生まれた私生児平民)。本物シリウス異母兄嫡嗣幼少より、父から離れて母子家庭育ち貧しい生活ながら、淹れたお茶を母から「優しい味」と褒められることを嬉しく思っていた。そんなある日病弱瀕死本物シリウス助けたい侯爵夫人が、闇の儀式手を出しシリウス記憶人格ラファエル健康な身体上書きし、そのために必要な生贄としてラファエルの母を殺す。表向きは術に成功したように見えたが、人格上書きされなかった上に闇の魔力得て、母の仇をとって欲しいという遺言のために、シリウス振りをしていずれ公爵夫人復讐することを企んでいた。 カタリナの善性や母と同じ「優しい味」の言葉に心を乱され復讐心が和らぐことに危機意識を持つ。そこで彼女を偽善者だと半ば強迫観念信じ込み、闇の魔力による人心操作自分でも成算が低いと思っている策謀起こす。しかし、これがきっかけで闇の魔力感知できるマリア正体バレて彼女を監禁したり、勘付いたカタリナには闇の魔力永遠に眠る状態にしてしまう。ソフィア宿っていた親友佐々木敦子意思で目が覚めたカタリナ追い詰められるが、彼女が自分責めないどころか自分苦しさ共感示したこと、さらに闇の魔力意思改竄されていた本当の母の遺言記憶取り戻し、自らの意思で闇の魔力浄化するカタリナのそばに許される限り一緒にいたいと思っている。 騒動後は罪を償うためとして学園退学し当局通報するその後ラーナ部下として魔法省で働く。のち、魔法省入省して同じ部署後輩となったカタリナには、闇の魔力先達としてその操作方法などを教える。

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