SDガンダム外伝 機甲神伝説
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/16 17:09 UTC 版)
登場メカ
機甲神
月の王国セレネスで作られた、聖機兵と同じく枯渇しないエネルギー源を持ち、操縦者の思念によって動く機兵。太陽系惑星を意図した命名と設計がされており、計7体作られた[2]。真の姿は七体の合体による巨大な機兵。後に本編に登場した姿は「未完成状態」であったことが判明する。
『六神合体ゴッドマーズ』のゴッドマーズ、および『愛の戦士レインボーマン』の7つの化身をモチーフにやや『美少女戦士セーラームーン』が混ざっている。()内はモチーフと思われる機体名、〔〕は該当すると思われる惑星名(横井孝二により、真の機甲神とギガンティス・カオスガイヤー以外の該当惑星は発表されている)。
光と影の機甲神
月の王国セレネスの王族にしか操縦出来ない有人型機甲神。
- 神秘機兵エルガイヤー(ガイヤー)〔月→太陽(アルテイヤーにより正式判明)〕
- 記憶喪失中のネオガンダムの前に現れた真紅の機兵。機甲神ではなく神秘機兵なのは記憶喪失中だった為。MPは200000+α。機甲神エルガイヤーとしては「六体の機甲神」ではMP210000、「運命の三騎士」ではMP220000、「光の超機甲神」ではMP250000。
- 本来は兄ルナガンダムの専用機だが、後述の諸事情でネオガンダムが操縦する。
- 所有武器は赤燐光剣(ロットフルーレ)と盾のレイディフェンサー、フェニックスランサー(スーパーオーキス搭乗時)
- 元祖SD No.0008。
- 機甲神アルテイヤー〔月〕
- エルガイヤーと対になる、カードダス20周年プレミアムコンプリートボックスにて新たに書き起こされた7体目の機甲神。
- 元々ネオガンダムが操縦する機甲神だったが、月から脱出する際に損傷したため、ネオを助けるためにルナガンダムが乗り換えて、スダドアカワールドに降下している。大破した機体はネオジオン族によってルナと共に回収され、後にカオスガイヤー建造のために利用された。
- 所有武器はサテライトキャノン。
- 影機甲神カオスガイヤー(OVA版ガイヤー)
- エルガイヤーと対になる闇の機甲神。「6」の機甲神に該当するのかどうか曖昧な設定であった為、色々と謎の多い機甲神だった。操縦者はルナガンダム。
- 後にネオガンダムの専属機甲神だったアルテイヤー(大破)をデラーズが利用し、ガゼルバイヤーを試作機として造られた機体だと判明する。MP220000。
- 所有武器は暗黒魔剣(ダークネスフルーレ)と盾のカオスディフェンサー。
- 元祖SD No.0016。
「6」の機甲神
ダバード王国とその周辺国家に隠されていた自立稼動型の機甲神。「6」というのは記憶を失ったネオが覚えていた数字からきている。なお、この「6」の中にはエルガイヤーもしくはカオスガイヤーを含めた総数となっている為、「6」の機甲神と分類されているのは5体のみ。セレネス王族の思念に反応しその支配下に入る為、王族不在時には普段は何らかの形にカモフラージュしており、敵対者に対して防衛行動をとる。
- 黄火の機甲神マーキュリアス(ラー)〔火星〕
- 火のゴーレムとしてアバロン山の火口にいた火の[3]機甲神。火のゴーレム時にはMP45000で、「六体の機甲神」ではMP120000、「運命の三騎士」ではMP100000、「光の超機甲神」ではMP110000となる。
- 所有武器は灼熱炎剣(カロルフルーレ)。
- 元祖SD No.0020(ジュピタリアスとセット)。
- 漫画:アクアリウス(水のゴーレム)と敵対していた。
- 青水の機甲神アクアリウス(シン)〔水星〕
- 水のゴーレムとしてアバロン山の湖にいた水の機甲神。水のゴーレム時にはMP45000で、「六体の機甲神」ではMP120000、「運命の三騎士」ではMP100000、「光の超機甲神」ではMP120000になっていた。
- 所有武器は青水流剣(ブルーフフルーレ)。
- 元祖SD No.0021(オルフェリスとセット)。
- 漫画:マーキュリアス(火のゴーレム)と敵対していた。
- 緑樹の機甲神ジュピタリアス(タイタン)〔木星〕
- どこかにいた樹木の機甲神。機甲神の中で唯一デラーズ軍に発見・鹵獲され死機兵エビルシャドウとして操られていた。MP120000。
- 所有武器は緑樹魔剣(ベルデフルーレ)。
- 元祖SD No.0020(マーキュリアスとセット)。
- 白晶の機甲神オルフェリス(ウラヌス)〔金星〕
- フレメン村の守護神像として崇められていた水晶の機甲神。MP100000~110000。
- 所有武器は白晶透剣(ハルトフルーレ)。
- 元祖SD No.0021(アクアリウスとセット)。
- 黒地の機甲神ギガンティス(スフィンクス)〔天王星か海王星〕
- 孤島に封印されていた大地の機甲神。MPは120000~150000。
- 所有武器は黒石岩槍(シュヴァルツジャヴェロ)と盾のコルプス・ディフェンサー。
- 元祖SD No.0022。
真の機甲神
全ての機甲神が合体した姿。後の展開で、本来合体する筈だった機甲神の一体が大破した為に登場したのは不完全態であったことが判明する。
- 超機甲神ガンジェネシス(ファイナルVer)
- カードダス20周年プレミアムコンプリートボックスにて判明した、全ての機甲神が合体した超機甲神の本来の姿。背中部分にアルテイヤーが合体することで機動力が上昇している。月からの脱出にてアルテイヤーは大破の上、カオスガイヤー建造に利用された為本編未登場となる。
- MP2000000。
- 超機甲神ガンジェネシス(ゴッドマーズ)〔月か太陽か地球〕
- エルガイヤーを中心に、「6」の機甲神が合体した姿。
- 武器は6体の武器を合体させたジェネシスブレード。
- MP1200000~1800000。
- 闇機甲神ガンジェノサイダー(OVA版ゴッドマーズ)〔土星か冥王星か地球〕
- カオスガイヤーを中心に、「6」の機甲神が合体した姿。
- 武器は6体の武器を合体させたジェノサイドブレード。
- MP1100000。
ダバード王国
- 機兵グランレックス
- シーブックの製作した、ガンレックスに似た外見を持つ機兵。バーサル騎士ガンダムGP01がガンレックスの代わりに搭乗していた。ガンレックスを模倣しただけのことはあり能力は高いが、それでもネオジオン族の機兵軍団に対抗するにはやや力不足。MPは130000と、かつての邪機兵と同程度の実力を誇る。
- 機兵バーロンディアス(リック・ディアス)
- ダバード史上初の飛行能力を有す機兵。シーブックがネオジオン族に対抗するために製作した。MPは30000で、機兵としての能力は低めだが、初の飛行能力を持つ機体としてネオジオン族の降下機兵軍団相手に善戦した。
- 対空機兵ディジェアム(ディジェ/ジャイアントロボ)
- 竜巻騎士ウィンディゼータが駆る機兵。製作者はシーブック。空から攻めてくるネオジオン族に対抗するために造られたが、やはり多勢に無勢であるため、結果的に劣勢に立たされた。MPは75000で、単体としては降下機兵ド・ラージェよりも能力が高い。
- 機兵ギーガーネモ(ネモ)
- フレメン地方にまで侵出してきたネオジオン族に対抗するためにフレメン族が急遽開発した機体。MPは78000で、急ごしらえとはいえその能力はかなり高い。フレメンジムが操主。
- 格闘機兵スタンリープ(スタンダード)
- 対格闘戦専用に作られた機兵。格闘戦を基に設計されているため、武器は一切装備していない。何体か試作されたが、そのうちの1体の操主が騎士ジュドー。MPは38000。
- 砲台機兵ムーバータンク(ガンタンクII)
- 強力な砲台を搭載した機兵軍団。キャタピラで移動するため、機兵というよりもむしろ戦車に近い性質を持つ。MPは35000で、操主はジムR。
- 真聖機兵ガンレックスα
- ルーンカロッゾとの戦いで消滅したガンレックスが、最終決戦において精霊ルードラゴンの力により再臨した姿。MPは700000を誇る。操主はバーサル騎士ゼフィランサス。携帯アプリで展開されたRPGでは、スーパーオーキスと合体することが明かされた。現在のところ書籍等では描かれていないため、ゲームオリジナルである可能性が高い。
- 装甲戦車ニューオーキス/スーパーオーキス(ガンダムGP03デンドロビウム[1]/コスモクラッシャー/ペガス(飛行形態))
- 運命の三騎士の力によって覚醒したオーキスの真の姿。全自動となりデンドロとビウムは02・03を乗せる。搭乗者の能力を5倍にまで引き上げる。
- スーパーオーキス時は機兵を1体乗せて飛行することが可能で、エルガイヤー搭乗時にはコンテナ左右に設置されたランスを連結したフェニックスランスを使用する。
- 元祖SD No.0019(商品名は「機甲戦車スーパーオーキス」)。
デラーズ王国
- 天空魔城ゲルニカ
- 国土なき王国デラーズの本拠地。ロナ派ネオジオン族の残党を率いてダバード王国に進軍した。
- 侵攻要塞グランザム(グランザム[1])
- ネオジオン族の陸戦用戦艦。MPは7000で、内部に多くの兵士や戦士たちが潜んでおり、陸上部隊の指揮官である騎士マシュマーの指揮の下、進軍を開始した。
- 降下機兵ド・ラージェ(ドラッツェ)
- 天空魔城ゲルニカから降下してきた降下部隊の機兵。MP70000で、対空機兵ディジェアムともほぼ互角なうえ、ゲルニカから何体も降下してくるため、空に対する備えに乏しいダバード軍にとってかなりの脅威となる。
- 飛行機兵ストンプ・アジール(α・アジール)
- 降下機兵ド・ラージェとともに降下してきた巨大機兵。巨体ながら、ただ降下するだけではなく飛行する能力も備えた機体で、MPは140000を誇り、単体でもグランレックス以上の能力を持つ。
- 天空船ペールギュント(ペールギュント)
- ネオジオン族の飛空戦艦。先に降下したド・ラージェやストンプ・アジールを後方援護するために出撃した。無数のウィングズサを降下させて攻めてくる。MPは10000で、機兵よりは攻撃能力は劣るがいくつもの砲門がある。
- 特攻機兵ゲ・マーク(ゲーマルク)
- ネオジオン族の特別攻撃隊。MPは35000で、主な役割は捨て身で敵の陣地に飛び込むことである。
- 死機兵エビルシャドウ
- 詳細はジュピタリアスの項目を参照。MPは100000~100000+α。
- 機兵ガゼルバイヤー
- 前回の戦いでの敗北を基に、騎士マシュマーが部下たちに対エルガイヤー戦用に機甲神を模して作らせた、カオスガイヤーの試作機。ゲルニカより発進しエルガイヤーを迎え撃つが、その性能を超えることはできなかった。MPは200000で、操主はマシュマー他2名。
- 機兵ガゾウムスラッシャー(ガ・ゾウム)
- 天空魔城より出撃した新たな機兵部隊。独特な形の武器で相手を切り裂く戦法を得意としている。やはり何体も同種がおり、連携プレイも抜群。操主はマラサイ。MPは65000。
- 双機兵ガズアルガズエルバルディ(ガズアル・ガズエル)
- 2体同時に開発された機兵のため、双機兵と呼ばれる。常に2体一組で攻撃するため、コンビネーション能力はかなり高い。MPは80000。操主も双子のガルバルディα・β。
- 空戦機ブラウブロ(ブラウ・ブロ)
- ネオジオン族の空戦機。編隊を組み空から攻撃する。MPは130000。その攻撃目標はジークジオンであり、既にこの段階ではユニオン族もネオジオン族もなく、全ての存在を滅ぼそうとするジークジオンを共通の敵として団結して闘っていた。
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